何にでも使える万能バッグのバックパック、代表的なサイズは?その使用法は?
以前はカジュアルもしくは登山用旅行用として使われていたバックパックですが、今やビジネスにもおしゃれにも使用されるようになりました。
考えてみると小学生のランドセルも、広義の意味でのバックパックかもしれませんね。
そういった意味では、日本人には子供の頃からおなじみの荷物用バッグであることは間違いありません。
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あれはどの程度のサイズのものだったのかと
筆者が子供の頃の遠足は、それこそ遠足でした。
遠くまで足で歩く、という読んで時の通りの遠足だったのです。
ですので自然、毎年遠足の時に使用するリュックが、家に1つありました。
すでに記憶があまりないのですが、多分布でできた本当にリュックという感じのものだったと思います。
当時ナイロンはまだ、良いものが出ていませんでしたので、帆布のような厚い布地がバッグには使用されていたのです。
勿論子供用でしたから、それほど高価なものではなかったでしょうが、小学校1年から6年まで年に2回位使っていたのですから、それなりに丈夫には出来ていたようです。
子供用のリュックですから、それほど大きなものではありませんでした。
中身も、レインコートとお弁当にタオルやちり紙などでしたから、決して重くもなかったはずですね。
それでも子供で、しかもそれなりの距離を歩かされましたから、背中の荷物も重く感じたものです。
ちなみに水筒は、別に方から斜めに提げていました。
にしてもあのリュック、どの程度の容量だったのか今でも時に疑問に思っています。
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バックパックの容量は実に豊富
さて今になってみると、バックパックの種類も豊富になり、実用品からおしゃれにビジネス用と、様々な製品が市場にあふれています。
色も、お好みで選べるほどに豊富です。
デザインも、これ本当にバックパック、というようなおしゃれなものも出ています。
そして勿論、その用途に合わせるようにサイズも大変に豊富に出ていますね。
逆にあまりに種類も容量も用途別も多すぎて、どれを選べば良いのか迷ってしまうことも無いではありません。
大は小を兼ねると言うから、まあ大きめのものをという人もいれば、大きすぎると格好悪いと言う人もいます。
お好みで選ぶのが一番なのですが、それでも用途に合わせて代表的なサイズというものがあります。
それらを簡単にご紹介しておきましょう。
番外ですが実はおしゃれ用ならハンドバッグサイズから
一番小さなサイズというのも、実はおしゃれ用途のバックパックが販売されるようになって、どんどん小さくなっていることは事実です。
実際、普通のショルダーバッグサイズのものでも、背中に背負ってバックパックスタイルで使用できるようになっています。
また2Wayや3Wayのバッグで、簡単にバックパックスタイルに変身してくれるものもあります。
まあしかしこのタイプのものは、実用品としての使用もできますが、それでもちょっと論外に置いておきたいと思います。
何しろ今では、何も入ってはいないのではと思えるようなサイズのバックパックと言うかバッグを、背中に背負っている人もいますよね。
あくまで実用品荷物を入れるという用途でのサイズを比較
荷物を運ぶという目的で使用するバックパック、という前提でのサイズの比較を見てみましょう。
10リットルのものはかなり小さめです
おしゃれ用途にも使えるサイズです。
実際このサイズのものはデザインも色や柄も、おしゃれなものが豊富に用意されています。
かと言って10リットル入るので、実際に荷物を運ぶのにも充分に使用ができるサイズです。
ちょっとした買い物とか、街中に出かける時に使用するには最も向いているサイズですね。
またこのサイズ、海外や国内旅行の時にメインバッグ以外に用意しておくと、現地での観光の時にストレス無く使えるので便利です。
あまりに大きなバックパックを背負っての観光は、ちょっと遠慮したいですよね。
20リットルサイズのものは普段使いに適しています
20リットルのサイズのものは、街中で最も多く見かけるタイプのサイズです。
買い物にも通学にも、このサイズなら充分に対応ができます。
ノートが充分に入るサイズですし、小型のパソコンやタブレットなら収納が可能です。
販売店での取り扱いも多いので、自分に合ったタイプのものを選ぶことが簡単にできます。
筆者の愛用のバックパックもこのサイズです。
この上のサイズのほうが余裕があるかもとは思ったのですが、物が入りすぎて重くなるのが問題で、20リットルにしています。
実際このサイズなら、ぎりぎり詰め込んでも、それほどひどく重いものを入れない限り、背負うのに苦労することも無くて済みます。
電車の荷物棚に上げる時にも苦労せずに済みますね。
また旅行の時も、1泊くらいなら充分にメインバッグとして使用できます。
長期旅行の時には、機内持ち込み用のサブバッグとして、もしものときのための1泊分の着替えなど入れておくのにおすすめのサイズです。
荷物が多くなったら30リットルも普段使いの候補に
30リットルになると、かなりの荷物が入るようになります。
ちなみに旅行の場合、このサイズのバックパックだけで長期旅行してしまう猛者もいます。
普段使用する場合でも、荷物が多くなったらこのサイズにするのがおすすめです。
またノートパソコンなどもこのサイズなら、充分に入りますね。
何よりもサイズ的に、20リットルのものよりも重い荷物を運ぶのが前提になりますので、本体自体も丈夫に出来ているものが多いのです。
海外に行く時にもこのサイズなら、まず機内持ち込みを断られることがありません。
機内持ち込みサイズは時々刻々変わりますが、まあ30リットルなら対応ができるのがありがたいところです。
数泊の登山でよく使われるのが40リットルサイズ
このサイズになると、もういかにも登山に行くところですとか、バックパッカーですと言った感が出てきます。
なのでサイズだけでなく機能も向上しているものが多いですね。
ポケットの数も増えてきていますし、素材は丈夫になっています。
ヒップハーネスがついているものも出てきますので、重量があっても肩だけに負担が行かないように設計されています。
ちょっと長めの海外旅行にも、このサイズがあればまず旅慣れた人なら充分にパッキングできます。
ただ40リットルの場合、機内持ち込みサイズに適応できるかが、時に問題になってきます。
特にLCCを使用しての旅行の場合、ボーダーラインになっていることが多いので、予め航空会社に問い合わせておくのがおすすめです。
40リットルと謳ってあっても、外側のサイズの問題が出てきます。
またLCCの場合規定重量にも注意を払っておいてください。
登山専用バックパッカー御用達のサイズが50リットル以上
バックパックも50リットルを超えてくると、これは街中では見かけなくなってきます。
駅などで、これから登山と言う雰囲気の人達が背負っていたり、空港や観光地でいかにもバックパッカーという人たちが背負っているのが、このサイズです。
大きさ的には、首の上の方から腰のあたりまでになりますので、かなり大きなサイズです。
力のない人の場合、残念ながら荷物を詰めたら持ち上がらないということも無いではない、そんなサイズですね。
このサイズならそれこそ何でも入りますが、まあ街中では使う機会のないサイズと思ってください。
海外旅行に使用する場合、50リットル位までなら航空会社によっては機内持ち込みできるところもありますが、出来ないを前提にしておくと慌てずに済みます。
まとめ
街中で普通に見かけるバックパックですが、よく見てみればサイズもずいぶんと豊富です。
また勿論、使用している人の身体の大きさで、大きなバックパックが小さく見えたりもするので面白いですね。
普通のバッグと違って背中にある荷物なので、そういった錯覚も起きるわけです。
それは別にしても、バックパックを選ぶ時に使用目的に沿ったサイズを選ぶことも大事です。
最も使用目的に沿った、そして重くなりすぎないようなバッグを選んでいってください。