便利だけど買うのを迷う！スーツケースを買わずに快適に旅行を楽しむ方法
キャスター付きのスーツケースは、旅行に必要なたくさんの荷物を手軽に持ち運べて便利ですが、旅行に必要な荷物の分量によってサイズを考えて購入する必要があります。
国内旅行や海外旅行など旅行期間によって荷物の量が違うので、その都度スーツケースを買うのを迷う方がいますが、どんな対策をとれば良いのでしょうか。
ここでは、スーツケースを買わずに快適に旅行を楽しむ方法をご紹介したいと思います。
スーツケースを買うことのメリット
旅行に必要な荷物を簡単に持ち運べる
スーツケースの最大のメリットは旅行に必要な荷物を簡単に持ち運べることです。
重たい荷物を手に持ったり肩から下げて移動すると疲労しやすく、旅先での行動の邪魔になってしまいます。
その点、スーツケースがあればたくさんの荷物もコンパクトにまとめて楽に持ち運べる上に、旅先に必要なものをすべて持っていくことができます。
外部の衝撃から大切な荷物を守る対策がとれる
布製やナイロン製の旅行カバンは、外部の衝撃に弱く中の荷物を守ることができません。
しかし、スーツケースの中には耐衝撃性に優れた素材で作られており、精密機械などを衝撃から守る構造のものがあるので、一眼レフのカメラやノートパソコンなどを旅先に持っていきたい方でも安心です。
仕事柄、旅先に大切な仕事道具を持っていく方であれば独自の構造で荷物を守る働きが期待できるスーツケースがおすすめです。
盗難から大切な荷物を守る対策がとれる
布製やナイロン製の旅行カバンは、錠前などの鍵をつけていても刃物を使うと中の荷物を簡単に取り出せてしまうのでセキュリティの面で不安です。
その点、硬い素材で作られたスーツケースで鍵付きのものなら大切な荷物を盗難から守る対策がとれます。
より安全性を高めるためには、ファスナータイプではなくフレームタイプのスーツケースがおすすめです。
突然の雨から大切な荷物を守る対策がとれる
布製やナイロン製の旅行カバンの中には撥水加工が施されているものもありますが、大雨や長時間の雨の中では中の荷物が濡れてしまう可能性があります。
その点、樹脂製やアルミ製のスーツケースは雨を弾くので、突然の雨から大切な荷物を守る対策がとれます。
樹脂タイプのスーツケースを選ぶ時、ファスナータイプのものは開閉口から雨が染み込んでくることがあるので、雨から荷物をしっかり守りたい場合にはフレームタイプがおすすめです。
スーツケースを買うことのデメリット
通常のバッグと比較すると購入の際に費用がかかる
通常のバッグと比較するとスーツケースは値段が高いので購入する際に費用がかかります。
また、素材やサイズ、デザインによって値段に大きな差があるので気に入ったデザインのものを購入しようとして値段を見てびっくりする方がいるかもしれません。
毎日の中で使用するバッグなら少々値段が高くても使用頻度が高いので元を取ることができますが、旅行の時だけ使用するスーツケースは値段が高いと購入しにくい場合があります。
キャスター付きのものは移動中に音が気になる
キャスター付きスーツケースは、重たい荷物を手軽に持ち運べるところがメリットのひとつですが、移動中にキャスター音が鳴り響くことを気にする方がいます。
旅行先の静かな場所ではキャスター音がより目立ってしまうので、周囲に気を使うことで旅の楽しさに集中できなくなる場合があります。
サイズによって移動の妨げになる
スーツケースは旅行期間に合わせて様々なサイズの中から適切なサイズを選べますが、海外旅行の時などに使用する大きなスーツケースは移動の妨げになることがあります。
現地で電車やバスを利用する時など、車内が多くの人で込み合っていると大きなスーツケースを持ち込みにくいのでスムーズに移動することができません。
限られた時間を有効に使いたい旅先で、あまりにも大きなスーツケースは行動や移動の妨げになります。
使わない時に室内で場所をとる
旅行中は便利で役立つスーツケースもサイズによってはクローゼットに収納しきれない場合があります。
日常でほとんど使わないスーツケースに自宅のスペースを取られてしまうと、不便さを感じるだけではなくインテリアの邪魔になってしまうことがあります。
スーツケースを買わずに快適に旅行を楽しむ方法
必要なサイズのスーツケースをレンタルする
スーツケースは旅行期間に合わせて、必要な量の荷物が入るジャストサイズのものを選ぶことが大切です。
国内旅行や海外旅行など様々なタイプの旅を楽しむ方の場合、旅行期間に合わせてその都度スーツケースを購入していたのでは費用もかかりますし、たくさんのスーツケースに自宅が占領されてしまいます。
旅行にでかける時にスーツケースが必要な場合には、その都度必要な大きさのスーツケースをレンタルすると良いでしょう。
知り合いの方のお古のスーツケースを借りる
大きなスーツケースは購入するよりレンタルするのが1番ですが、長期間の旅行に出かける場合はレンタル料が気になるなど落ち着いてスーツケースを使うことができません。
このような場合には、知り合いの方に使わなくなったスーツケースを借りると良いでしょう。
新品のスーツケースではなく、知り合いの方が古くて捨てるかどうか迷っているようなスーツケースであれば使用中に気を使わずに済みます。
通常のバッグひとつで旅に出かける
現在は多くのホテルや旅館などで必要なものをすべて貸し出すサービスを提供しています。
通常のバッグひとつで旅にでかけたとしても、宿泊先で必要なものを借りれば良いので多くの荷物を持っていく必要はありません。
着替えを持っていかなくても、宿泊先に設置されているコインランドリーを利用することで、いつでも清潔な状態に保つことができます。
洗濯後に乾燥機を使えば、衣類を干して乾かす時間を短縮できるので便利です。
必要なものは現地で調達する
短期間の旅行ならバッグひとつで身軽に出かけることができても、長期間の旅行はそうはいかないと思う方がいるかもしれません。
しかし、日用品はホテルや旅館で借りて、必要なものは現地で購入すれば旅先で物がないことに困ることはありません。
また、旅先で調達したものは段ボールに詰めて自宅に郵送すれば、重たい荷物を自分で持ち帰る必要もないので身軽に旅を楽しむことができます。
荷物を持っていかないという選択で自由が広がる
移動中の景色を楽しんだり、現地で広範囲に様々な場所を見て歩くことが旅の醍醐味です。
旅に必要な荷物をすべて持っていけば安心かもしれませんが、たくさんの荷物を持ち運ぶことに振り回されて旅先で行動しづらかったり、荷物が気になって目の前の景色に集中できないなど、せっかくの貴重な時間が台無しになってしまいます。
スーツケースを使用する場合は、現地に着いたらロッカーやホテルに預けるなどして、できるだけ身軽になっておくことが大切です。
荷物に行動が制限されてしまうことを考えた場合、荷物を持っていかないという選択によって旅先で自由度が高まる場合があります。
まとめ
スーツケースは便利さと不便さを併せ持っています。
旅行の際にどうしても持っていきたい物がある場合には、便利な機能を備えたスーツケースを持っていくことをおすすめしますが、最小限の荷物で済む方であればスーツケースを持っていかない選択をするのもひとつの方法です。
旅行中は旅人として身軽に行動することで新しい発見を楽しむことに集中できます。