同じものを指しているように聞こえるけど…バックパックとリュックって何が違うの?

バックパック・リュックサック

背負って持ち運ぶタイプのカバンをなんと呼んでいるでしょうか?

バックパックでしょうか?

それともリュックと呼んでいるでしょうか?

現代では、そういうカバンのことをバックパックと呼ぶこともありますし、リュックと呼ぶこともありますよね。

でも実際、バックパックとリュックは何が違うのでしょうか?

ここではその違いについてみていきます。



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バックパックもリュックも実は違いはない

背負って持つタイプのカバンを、英語で呼ぶとバックパックになります。

そしてそれをドイツ語で呼ぶとリュックサックになる。

つまり、バックパックとリュックには、言語の違いしかないことになります。

だから、どちらの呼び方で読んでも別段問題ありません。

バックパックと呼んでも間違いではないですし、リュックと呼んでも間違いではないんです。

馴染みのある方で呼べば問題ありません。



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バックパックと呼ばれることが多い

では、現状ではリュックと呼ばれることとバックパックと呼ばれること、どちらの方が多いのでしょうか?

もちろん今でもリュックと呼ばれることはありますが、最近ではほとんどの場合でバックパックと呼ばれます。

それはやはり、その方が新しい響きに聞こえるから。

人は、新しい響きに聞こえるものが好きです。

たとえば、見た目や性能が全く変わらないとしても、iPhoneがアップルから全く違う名称で発売されたら、それに飛びつく人がすごくたくさんいるでしょう。

それくらい、新しい響きが人に与える影響というのは大きいのです。

だから、最近ではそれをバックパックと呼ぶことが増えていきます。

周りと合わせるのが無難

周りでそれをバックパックと呼ぶことが増えているのですから、こちらとしてもバックパックと呼ぶのが無難です。

そこをあえて強気にリュックと呼び続けていても、特にメリットはありません。

リュックという名称は昔から使われていることもありますから、ちょっと古臭く聞こえてしまうこともあります。

別に自分が間違えているわけではなくても、古臭い言葉を使う人だと思われたらちょっと損です。

あえてリュックという名称を使い続けるメリットは何もないんです。

だから、バックパックと呼ぶことをおすすめします。

もちろんリュックという名称にこだわりがあれば話は別ですが。

使い分けられることもある

本来の意味としては、バックパックとリュックには違いは全くありません。

ドイツ語か英語かしか違いはないのですが、なぜかそれが使い分けられることもあります。

たとえば、大きめのものをバックパックと呼んで、小さめのものをリュックと呼ぶことがあるんです。

確かに、同じものを指す名称が二つもあるなんて、普通思いません。

だから、それらの言葉には違いがあるのだと思ってしまうのは当然。

そういう、違いがあるのだという思い込みから、サイズ感による名称の使い分けが生まれていきました。

なので、それに合わせてあげるというのもありです。

デイパックという呼び方もある

リュック、バックパックには他に、デイパックという呼び方もあります。

これも基本的にはバックパックやリュックを指す、同じ意味の言葉ですが、その名前からもわかるように、こちらは明確にサイズ感を指定しています。

デイパックは、1日分のものが入るくらいのサイズ感のリュック、バックパックになるんです。

だから、あまり大きめのリュック、バックパックに対してデイパックという言葉を使っていたら、指摘される可能性もあります。

ただデイパックの使い方は難しいところもあります。

小さめのものをリュックと呼ぶ傾向があるのですから、リュックとデイパックの分かれ目があいまいになるんです。

どっちもサイズ感が小さいのですから、どっちで呼ぶか迷うこともあるんです。

ただ正確にはデイパックはリュックの中の一つなので、リュックと呼んでおけば間違いはありません。

だから、無理してデイパックという言葉を使おうとしないことが一番おすすめです。

どっちで探した方が見つかりやすいのか

リュック、バックパックのように、同じものに対しての名称がたくさんあるときに一番困るのは、それを探すときです。

もちろんそれを呼ぶ時にも困りますが、どっちで読んでも間違いではないんですから、それで困ってもあまり問題はありません。

でも、探す時には話は別です。

特にネットで探すとき。

これが店舗で探すのであれば、あまり問題はありません。

「リュックありますか?」と聞いても、「バックパックありますか?」と聞いても、基本的には同じものを案内されていきます。

しかし、ネット検索の場合には、バックパックでは出てこないものもありますし、リュックでは出てこないものもあります。

だからすごく厄介なのです。

特に、オークションサイトなどの場合にそれは顕著になります。

ショッピングサイトの場合には、リュックもバックパックもひとくくりにされていて、カテゴリ検索から探すことができます。

でも、オークションサイトの場合には分母がすごく多いですから、カテゴリから探していたのでは、お目当てのものは見つけることができません。

だから基本的には検索で探していくはずです。

しかし検索で探すとなると、リュックバックパック問題に出くわすのです。

リュックの方がヒット数は多くなる

では、実際、リュックとバックパックでは、どちらの呼び方で探していくのが良いのでしょうか?

もちろんそれは、使用するサイトによって違ってくる可能性はあります。

ただ、現状日本では最大のオークションサイトといえるヤフーオークションで検索したところ、リュックのヒット数は、バックパックのヒット数の倍近くの数になりました。

つまり、バックパックではなくリュックとして出品している人が多いということになります。

だから、リュックで探していった方が、お目当てのものは見つかる可能性はあるということです。

何を見つけたいのかにもよる

ただそれはやっぱり、何を見つけたいのかにもよります。

たとえば安くリュック、バックパックを買いたいというだけならば、リュックの方が良いです。

数が多い方が安いものも見つかりやすいですから。

でも、ちょっとおしゃれなものを探していきたいのであれば、バックパックで探した方が良いです。

もちろんおしゃれな人もリュックと呼ぶことはありますが、先述のように、最近ではバックパックと呼ぶことが多くなってきているわけですから、ファッションに関心のある人の多くは、バックパックと呼んでいます。

そしてファッションが好きな人は当然それも知っています。

リュックとして出品するよりも、バックパックとして出品した方が、。自分がそれを見せたいと思う人たちにより届くようになることが想像できているんです。

だったらやっぱりバックパックとして出品するのは当然になります。

だから、おしゃれなものを探していきたいのであれば、バックパックから探した方が早いこともあります。

もちろん分母が多い分、リュックで探していったっておしゃれなものがあることはありますが。

まとめ

リュックとバックパックには、英語とドイツ語という違いしかないというのが本来の違いです。

でも今では微妙に使い分けられていることもあるので、それに合わせて使用していくのが一番おすすめです。

言葉の意味なんて、時代時代で変わっていくのが当然です。

だからもしかしたら、いずれリュックとバックパックも、完全に区別されるときがくるかもしれませんね。