場所をとるから困る!いらなくなったスーツケースはどう処分したら良い?
旅行の必需品として活用度が高いスーツケースは、快適に使用するためにも定期的に買い替えることが大切です。
その理由は、破損したものをそのまま使用していると、思わぬトラブルの原因になることがあるからです。
捨てるにしてもスーツケースは大きい物なので、いらなくなった場合どのように処分したら良いのでしょうか。
ここでは、スーツケースの上手な処分方法をご紹介したいと思います。
スーツケースを買い替える時の目安とは
スーツケースは消耗品のひとつなので、定期的に買い替えることで安定的に使用するための対策がとれます。
使用頻度にもよりますが、一般的に故障などの大きな原因がない場合でも10年に一度を目安に買い換えておくことで快適に使用できます。
破損した場合にはすぐに買い替えることが大切ですが、そのほかにはどのような理由でスーツケースを買い替えれば良いのでしょうか。
側面が割れて荷物を安全に持ち運べない
機内持ち込みできないサイズのスーツケースは空港に預けることになりますが、海外など空港の規模によっては荷物を丁寧に扱ってもらえないこともあります。
荷物を取り扱う際に万が一スーツケースの側面が割れるなどして破損した場合、そのスーツケースは安全に使用することができません。
破損した時点で、修理が不可能な場合には買い替えることをおすすめします。
全体的に歪みが生じて蓋をしっかり閉められない
スーツケースを使用する際に容量を考えずに無理に荷物を詰め込もうとすると、蓋の部分などに歪みが生じることがあります。
頻繁に無理な使い方をすることによって、全体的に歪みが生じて蓋をしっかり閉めることができなくなった場合、大切な荷物を安全に持ち運ぶためにもスーツケースは買い換えたほうが良いでしょう。
蓋がすぐに開いてしまうスーツケースは、空港に荷物を預けた際に蓋が開いて荷物の中身が散乱する可能性があるので注意が必要です。
スーツケースの鍵がかからなくなった時
樹脂タイプのスーツケースには鍵がついていることが多いですが、ダイヤル式のものは鍵がスーツケースに内蔵されていて万が一故障してしまった場合、鍵がかからなくなってしまうことがあります。
錠前タイプのものであれば錠前を買い替えることで済む場合がありますが、ダイヤル式の鍵が故障してしまった場合、修理が不可能な時にはスーツケースを買い替える必要があります。
壊れた鍵をそのまま使用するのは安全性が損なわれるので、きちんと買い替えるようにしましょう。
いらなくなったスーツケースはどうしたら良いか
いらなくなったスーツケースを室内にそのまま置いていると邪魔になってしまいます。
クローゼットに収納する場合でもスペースをとってしまうので、早めに処分したほうが良いでしょう。
いらなくなったスーツケースはいくつかの方法で処分することができますが、スーツケースの状態によって処分方法を選択することが大切です。
破損したものは粗大ゴミとして捨てる
側面が割れたり取っ手が壊れて取れてしまうなど、スーツケースが破損して使うことができなくなってしまった場合には粗大ゴミとして捨てることをおすすめします。
粗大ゴミのシールを購入の上、自治体に粗大ゴミの回収の連絡を入れたら決められた日時に決められた場所に捨てるようにしましょう。
また、布製のものなど素材によっては、分解して部分ごとに燃えるゴミと燃えないゴミに仕分けして通常のゴミとして出すという方法もあります。
新しく破損していないものは売る
スーツケースを使用していると、途中でデザインに飽きてしまい新しいものを購入したくなることがあります。
新しく破損していないものであれば、捨ててしまうのではなくリサイクルショップに売るというのも方法のひとつです。
フリマアプリなどを通して自分で売るなどの方法もありますが、サイズが大きなものは発送の際の手間が掛かる場合があります。
数回しか使用していないものは知り合いに譲る
スーツケースは旅行に必要な荷物の量によって選択する必要があります。
長期旅行のために大きなサイズのスーツケースを購入する方がいるかもしれませんが、ほんの数回使用しただけでまったく使わなくなった場合、思い切って知り合いに譲るという方法があります。
頻繁に旅行に行く方であれば、そのまま使用し続けたほうが良いですが、使用しないスーツケースは室内のスペースを取られてしまいます。
いらなくなったスーツケースを上手に活用する方法
破損が酷いものは捨てるしかありませんが、長期間使用してきたスーツケースを買い替えるタイミングというだけで壊れてもいないのに捨ててしまうのはもったいないと考える方もいるようです。
そんな時、様々な方法でスーツケースを上手に活用することで無駄を省くことができます。
いらなくなったスーツケースを上手に活用する方法を見ていくことにしましょう。
スーツケースを収納ボックスとして上手に活用する
スーツケースの中には、アンティーク調のデザインでお部屋に置いているだけでお洒落に見えるものがあります。
そんなお洒落なスーツケースなら、使わなくなった際に収納ボックスとして活用することをおすすめします。
衣類などを収納することで見せる収納ボックスとして使用することができるでしょう。
ユニークなデザインならインテリアの一部に活用する
スーツケースの中には、お寿司や洗濯機などの不思議な絵柄がプリントされていたり、形がユニークなものなど面白いデザインのものが豊富にあります。
ユニークなデザインのスーツケースなら、お部屋のインテリアの一部として活用することができるのでそのまま捨てずに活用すると良いでしょう。
リサイクル店やフリマアプリを使ってお小遣いを稼ぐ
いらなくなったスーツケースが目立つ傷もなく故障もない場合には、リサイクル店やフリマアプリで売ることでゴミとして出すよりも有益な処分の仕方ができます。
うまく売れればちょっとしたお小遣いを稼ぐことができるので、新しいスーツケースを購入する時の費用に充てることができます。
いらなくなったスーツケースを取り扱う時の注意点
いらなくなったスーツケースは、様々な方法で処分したり再利用することができます。
人によってスーツケースがいらなくなる理由に違いがありますが、使用しなくなったスーツケースを取り扱う時にはいくつかの注意点があるのです。
破損したスーツケースを無理に使用しない
破損したスーツケースにガムテープを巻くなどして、そのまま使用する方がいます。
ガムテープを使った応急処置は一時的なものなので、使用し続けるうちに同じ箇所の破損が進行することもあります。
破損したスーツケースをそのまま使用すると、荷物を安定的に持ち運べないので注意が必要です。
人に譲る場合はキャスターを交換しておく
使用回数が少なく綺麗な状態のスーツケースなら、売るか人に譲ることでうまく処分することができます。
しかし、数回の使用でもキャスターが擦り減ってしまうこともあるので、人に譲る場合にはキャスターをきちんと交換しておくことで譲り受けたお相手が快適にスーツケースを使用することができます。
まとめ
いらなくなったスーツケースをそのままお部屋に保管していると場所をとってしまう上にお部屋の雰囲気を悪くしてしまうことがあります。
使わなくなったスーツケースの処分方法として捨てる・売る・譲るなどの方法がありますが、まずはスーツケースの状態をよく確認して、最適な処分方法を選択しましょう。
最適な処分方法であれば、迷いなく新しいスーツケースを購入することができるでしょう。