女性が使用するビジネスバッグ、ファッション性も欲しいしどう選ぶ?どう使う?
ビジネスバッグと聞くとイメージ的に、出来るビジネスマンの必携品と言った感じがします。
しかし今や、ビジネスは男性だけの物ではありません。
有能なビジネスウーマンたちの活躍する場でもあるのです。
と言う事は、レディース向けのビジネスバッグも勿論多く販売されているはずですね。
がしかし、どうも世間的にあまり見かけない気もしないではありません。
ファッション性にも問題無く使えて、しかもきちんと仕事の訳にも立ってくれるバッグは手に入るものでしょうか。
女性用のビジネスバッグって?
ビジネスバッグと言われて思いつくのは、かっちりしたナイロン製のカバンやアタッシュケース、もしくは革製のカバンでは無いでしょうか。
実際その手のビジネスバッグは、デザインや機能性は変化しているものの、長年にわたって男性諸氏の通勤や営業に大きく貢献してきました。
女性が持っても勿論、見た目機能的で素敵なことは言うまでもありません。
特にパンツルックの女性がこのタイプのバッグを下げて闊歩していると、何ともスマートなビジネスウーマンと言った雰囲気が素敵なものです。
しかし普通のスーツ、スカートタイプの衣服だと、ちょっと硬すぎる感じもします。
出来ればファッション性も兼ねて、ビジネスバッグを持ちたいと言う女性も多いでしょう。
女性が持つバッグとして、しかも仕事用の書類やタブレットなども入るバッグの代表は、サイズ的にもトートバッグもしくは大きめのショルダーバッグになります。
こういった形のバッグなら、ファッション性も満たすことが出来ます。
トートバッグやショルダーバッグと言うと、ファッション性重視の買い物のお供やデート用の感じがしますが、充分にビジネスバッグとしても活躍してくれます。
とは言え、男性の良くもっているナイロン製のかっちりしたショルダータイプのビジネスバッグの機能性は、ちょっと期待できないかもしれません。
逆を言えば、きっちりしたサイズと形に縛られていないので、自分に合ったオリジナル性の高いバッグを選ぶことが出来るのも事実です。
その辺も踏まえて、選ぶ時や使用時にちょっとした注意と用意をしておきましょう。
使用目的をはっきりとさせましょう
1日の内殆どが、オフィス外での仕事になると言う、仕事関係の全てを持ち歩く方の場合は全部が入るバッグが必要になります。
しかし、1日の内で何かの目的があって外出がそこそこ、と言う方の場合はそこまでの持ち歩きはしなくて済みます。
外出目的にあった書類やタブレットを持っていけば済みます。
またスマホの検索などで充分に情報が得られるなら、タブレットやパソコンは持ち歩かなくて済みます。
書類関係だけで済むこともあるわけです。
こういった目的によって、バッグのサイズや機能も変化してくるわけです。
大は小を兼ねると言いますが、大きなバッグに少しの荷物を入れて中身はがら空き、と言うのは見た目にもよくありません。
逆に、小ぶりのバッグにギュウギュウに荷物を詰めているのも、出来る女のイメージから遠ざかってしまいます。
目的に合ったサイズをまず、選ぶことが大事です。
とは言え、A4サイズの書類を曲げずに入れられるサイズは、最低線の条件になりますね。
バッグの素材を見極めましょう
男性の使用するビジネスバッグは、ナイロン製が今は主流でその他にも、革製やアルミ製などがあります。
どれも形が崩れないように、しっかりと作られているのが特徴です。
しかし女性の場合、そう言うかっちりしたバッグでなく、ある程度のファッション性もあるバッグだと大体が柔らかめのナイロン製かビニール製になります。
女性用ショルダーかトートバッグだと、後は素材としては皮ですが重さの問題もありあまり普及はしていないようです。
昨今では撥水加工が非常に高性能になりましたので、どのバッグでも雨でも安心になりました。
とは言え、ナイロン製よりビニール製もしくはフェイクレザーの方が水には強いと言う事になります。
撥水加工も永久ではありませんので、出先での雨などが心配な場合はナイロン製の物よりビニール製の方がおすすめになります。
ただ素材の高級感からすると、ビニール製はいささか欠けるところがあります。
ブランド物などで高級感を演出することも、視野に入れるといいでしょう。
蓋が締まるものを選びましょう
普通のトートバッグやショルダーバッグの場合、ファッション性の高いものは蓋が締まらないタイプが多く見られます。
仕事で使用する場合は、蓋が締まるものを選ぶことが必要です。
急な雨などの対応は勿論、防犯面でもバッグの口が閉められるかどうかはチェックポイントです。
ファスナーのついたものを選ぶと、防犯面でもそこそこ安心ですのでおすすめしたいです。
またせっかくファスナーが付いていても閉めずに開けっ放し、と言う方を結構見かけます。
男性の場合バッグのファスナーを開けたままと言う方はあまりいないのですが、女性だと何故かかなり見受けられます。
移動中の電車などで何があるか解りませんので、しっかりと蓋は閉めておきましょう。
自重にも気をつけて選びましょう
男性女性関わらず、長時間重い荷物を持ち続けるのは苦痛に他なりません。
良く電車内で、足元にビジネスバッグを置いてスマホで何やらやっているビジネスマンを見かけますが、見ていて危ない感じがしますね。
いくら足で挟んでいても、危険であることは否めません。
それもやはり、重さと手をふさぐのが問題なせいでしょう。
女性の場合、ショルダータイプを使用すれば手がふさがることはありませんが、片方の肩に重さが延々とかかります。
これは身体をゆがめて、片方だけの肩こりや頭痛などの元にもなります。
それらを軽減するためにも、バッグの自重のチェックはしっかりしておきましょう。
デザインが良くても、重いバッグは結局使われずに終わることがあります。
書類にパソコンを加えると、あっという間に数キロの重さになってしまいます。
夏場はそれに飲み物など加わりますから、かなりの重量になるわけです。
素材はいいものにしたいですが、自重の事も忘れずにおいてください。
使用するにあたってちょっと気遣いを
トートバッグやショルダーバッグをビジネス用のバッグとして使用する際は、そのままでなくちょっと工夫をしておきましょう。
書類の折れ曲がりに注意
所謂ビジネスバッグの場合、機能性も高い上に形崩れがしないように作られていますので、書類を入れるスペースがきちんと作られています。
しかし普通のショルダーバッグなどの場合、形はかっちりしているとは言えません。
また内部の小分けなどもされていませんので、特に紙の書類に関しては注意が必要になります。
クリアケースや書類用のケースを使用して、書類の折れ曲がりを防ぐようにしてから、バッグに収納しましょう。
勿論ビジネスウーマンの皆さんは、書類をむき出しで持ち歩いたりはしないでしょう。
封筒などに必ず入れて持ち歩いたり、もしくは相手から受け取ったりするでしょう。
しかしバッグに入れる時にはそれでは不充分です。
クリアケースなどの助けを借りて、大切な書類を守りましょう。
バッグinバッグを利用しましょう
残念ながら、普通のビジネスバッグのように小分けのスペースが完備されていないトートバッグなどの場合、小物収納を別口で使用することが必要です。
ポーチなどでも用が足りることもありますが、幾つものポーチが入っていると今度はどのポーチに何が入っているか、慌てて探し回ることになってしまいます。
これはちょっと、取引先などに履見せたくない姿ですね。
なので、近頃かなり種類も増えて便利に利用出来る、バッグinバッグをおすすめしたいです。
仕事に使用するペン等の文房具や小物を、これに全て収納してしまいます。
こうしておけば小物が行方不明になることも無いですし、バッグを変えた時にも忘れ物無く必要な小物が移動できます。
バッグinバッグと言うと、大きめのハンドバッグに使うと言うイメージがありますが、文房具などの小物収納にも役立ってくれますので利用したいですね。
出来れば大事なスマホなどもここに入れておけば、落としたり無くしたりの危険が減って便利です。
緩衝材代わりのケースを利用しましょう
仕事用のパソコンやタブレットを持ち歩く際、この手のバッグだと収納スペースが作られていないのが普通です。
なので、緩衝材の入ったパソコンケースなどを用意しておきましょう。
それほど高価なものでは無くても充分です。
コツはと言うと、パソコンの入っている側を常に自分の身体に面しておくことです。
こうすれば、あまり周囲からの衝撃は受けないで済みます。
とは言えケースに入れることは、怠らないでください。
まとめ
ビジネスバッグと言うと特殊なバッグの感じがしますが、女性の場合工夫すればトートバッグや大きめのショルダーバッグでも充分に役に立ってくれます。
サイズ的にも大きいので、他にハンドバッグを持ち歩くこともしないで済みますので、手がふさがらずに便利に使用が出来ます。
しかし再三申し上げたいのは、自分の貴重品も会社の貴重品も入っているバッグですので、しっかりと蓋つきの物を選んで、しっかりと閉めて持ち歩いて欲しいと言う事です。
ファッションに仕事に、上手く利用して行ってください。