子供にはどんなものを選べば良い？子供用スーツケースの上手な選び方を教えて！
小さな子供さんの中には、大人と同じようにキャリーバーやキャスターがついたスーツケースを欲しがる子もいることでしょう。
子供用スーツケースは種類が豊富なので、中にはどれを選んで良いのか迷ってしまう保護者の方がいるかもしれませんが、子供用スーツケースは年齢に合わせて選んであげることが大切です。
ここでは、子供用スーツケースの上手な選び方をご紹介したいと思います。
子供用スーツケースは年齢に合わせて選ぶのがポイント
子供用スーツケースは大きさや搭載されている機能に大きな違いがあります。
大人用スーツケースと比較すると子供用スーツケースは実用性よりもデザイン性が高く、子供さんが旅行中に楽しい気分で過ごせるものが多いかもしれません。
また、子供用スーツケースは子供さんでも無理なく使える作りとなっているので、たとえ小さいサイズであったとしても大人用スーツケースを選んでしまうと子供さんがうまく使いこなせないことがあります。
それぞれの年齢に最適なスーツケースの特徴をあらかじめ知っておくと、子供さんのスーツケース選びに迷うことが少なくなります。
小学生以下の子供さんのスーツケースの選び方
面白いデザインのスーツケースを選ぶ
小学生以下の子供さんは夏休みの家族旅行やお正月やお盆の帰省など、家族と一緒に様々な旅行を体験します。
夏休みなど家族一緒に旅行する時期は人で混雑する空港や駅などを利用することから、旅行の途中で何かと待ち時間が多くなることもあるでしょう。
中には待ち時間の間にぐずり始める子もいるので、保護者の方は子供さんが退屈しないような工夫をしてあげることが大切です。
子供用スーツケースの中には、動物やおもちゃの車をモチーフにした面白いデザインのものがあるので、待ち時間の間も子供さんが退屈せずに済みます。
面白いデザインのスーツケースは収納力がさほど高くありませんが、子供さんが旅行中を楽しい気分で過ごすためのサポートをしてくれます。
軽い素材でできたスーツケースを選ぶ
子供さんは大人ほど筋力が発達していないので、重い素材のスーツケースは手や腕が疲れてしまう場合があります。
プラスチック素材やナイロン素材でできたスーツケースなら、子供さんの力でも無理なく持ち運ぶことができるでしょう。
大人と同じようなキャリーバーやキャスターがついたスーツケースを欲しがる子供さんでも、子供用スーツケースなら子供さんが持ち運びしやすい工夫が施されていることが多いので安心です。
小さいサイズで無理なく運べるスーツケースを選ぶ
子供さんは身長が低いので、キャリーバーやキャスターがついたスーツケースは小さなサイズのものを選ぶことが大切です。
子供用の小さなサイズでも、大人用スーツケースの作りをうまく再現しているおもちゃのスーツケースがあります。
子供用のおもちゃのスーツケースなら子供さんの身長などを考慮して作られているので、商品タグに記載されている使用可能な身長のデータなどを見て選ぶと良いでしょう。
柔らかい素材でできたスーツケースを選ぶ
小さな子供さんに大人が持つようなスーツケースを持たせることを心配に思う保護者の方もいることでしょう。
それでも、子供さんがどうしてもキャリーバーやキャスターがついたスーツケースを欲しがる場合には、柔らかい素材でできたスーツケースがおすすめです。
キャリーバーやキャスターはソフトなプラスチック素材、本体の部分はナイロン素材など、柔らかい素材でできたスーツケースを選ぶと良いでしょう。
その上で、保護者の方が子供さんが安全に使えるように気を配るようにすれば、子供さんと一緒に快適に旅行を楽しめるでしょう。
小学校低学年の子供さんのスーツケースの選び方
好きなキャラクターのスーツケースを選ぶ
小学校低学年の子供さんは、まだまだ保護者の方が目が離せない時期ですが自立心が芽生えてくる年頃なので、家族で旅行に出掛ける時でも旅行に必要な持ち物などを自分で持ち運びたいという子もいます。
必要な荷物のすべてを子供さんのスーツケースに収納するためには、ある程度機能性の高さを重視する必要があるのでおもちゃのようなスーツケースは向きません。
そんな時、必要な荷物がきちんと収納できる子供さんの大好きなキャラクターデザインのスーツケースなら、機能性とデザイン性の両方を備えているので子供さんが楽しい気分で快適に荷物を持ち運べるでしょう。
キャリーバーを調節できるスーツケースを選ぶ
小学生低学年の子供さんは成長のペースが早い時期なので、気づかないうちに身長が伸びていることがあります。
スーツケースを選ぶ時には、キャリーバーの部分が細かく調節できるものの方が子供さんが荷物を持ち運びやすいでしょう。
キャリーバーの調節ができないものは、長すぎるキャリーバーを引きながら道を移動することになり危険なので保護者の方が注意しながらスーツケースを選んであげることが大切です。
安全性が高い作りになっているスーツケースを選ぶ
子供用スーツケースを選ぶ時はキャリーバー・キャスター・バッグの開き口の留め金など、各パーツがしっかりとした作りになっているか確認することが大切です。
これらのパーツがぐらぐらしている状態だと、お子様が安定的に荷物を持ち運ぶことができません。
安全性の高い作りになっているスーツケースなら、大切な荷物をお子様自身の手でスムーズに持ち運ぶことができるでしょう。
目立つデザインのスーツケースを選ぶ
多くの人で混雑している空港などでは、待ち時間が多いことから子供さんの中には近くにある売店などが気になってソワソワしてしまう子もいることでしょう。
別のことに気を取られて、お子様が大切なスーツケースを何処かに置きっぱなしにしてしまうことがあるかもしれません。
そんな時、目立つデザインのスーツケースなら、保護者の方も見つけやすいでしょう。
また、目立つデザインのスーツケースは盗難防止対策にも役立つのでおすすめです。
小学校高学年の子供さんのスーツケースの選び方
丈夫でしっかりした作りのスーツケースを選ぶ
小学校高学年の子供さんは家族旅行だけではなく、修学旅行に出掛ける時期なので旅行に必要な荷物を自分で管理する必要があります。
ある程度の期間、親元を離れて団体行動をとることになるので必要な荷物を無理なく収納できる丈夫なスーツケースがおすすめです。
丈夫でしっかりした作りのスーツケースなら、旅行の最中に重い荷物を快適に持ち運ぶことができるでしょう。
ただし、学校によってはキャスターがついたスーツケースを認めていないところもあるので、注意事項をよく確認することが大切です。
静音性キャスター付きのスーツケースを選ぶ
小学校高学年の子供さんは、行動範囲も広くなり活発に行動する時期なので軽やかに持ち運べるスーツケースがおすすめです。
中にはスーツケースを持ったまま走り回ろうとする子供さんがいるかもしれませんが、キャスター音が大きいスーツケースは周囲の迷惑になることがあります。
そんな時、静音性のあるキャスターがついたスーツケースなら荷物を持って歩いている時に、周囲に響き渡るキャスター音を抑えることができるのでおすすめです。
セキュリティ対策がとれるスーツケースを選ぶ
子供さんが学校行事を通して修学旅行などに出掛ける際、旅行カバンとしてキャスターが付いたスーツケースを選ぶ場合にはセキュリティ対策がとれる鍵付きのものがおすすめです。
大切な荷物の管理がしやすい上に、スーツケースを万が一何処かに置き忘れてしまった場合でも鍵をかけておくことで盗難防止対策をとることができるでしょう。
鍵付きのスーツケースを選ぶ際には、鍵の紛失の心配がないダイヤルロック式のものがおすすめです。
自分で番号を設定できるので鍵を持ち歩く必要がなく安心です。
長く使えるシンプルなデザインのスーツケースを選ぶ
小学年高学年の時期から中学生の時期は、家族旅行だけではなく学校行事を通して旅行に出掛けることが多いので、その都度スーツケースが必要となる可能性があります。
この時期は、スーツケースの好みが大幅に変わることが少ない時期なので、長く使えるシンプルなデザインのスーツケースがおすすめです。
飽きがこないデザインのスーツケースならひとつのものを長く愛用できるので、旅行に掛かる余分な費用を抑えることができます。
まとめ
旅行をより快適なものにするためにも、デザイン性と機能性を見た上で保護者の方が子供さんの年齢に合ったスーツケースを選んであげることが大切です。
現在は、大人用に限らず子供用のスーツケースも種類が豊富なので、必要な条件を箇条書きにしておいて、条件にぴったりのスーツケースを購入するとより良いものを選びやすくなるでしょう。