旅行に必須のスーツケース、これって一生もの?それとも消耗品?

スーツケース

旅行に出かけるならこれは必須のバッグとまで言えるのが、スーツケースです。

バックパック1つで出かける人はともかく、普通の旅行者の場合はまず、スーツケースを使用しますね。

観光旅行に出張にと大活躍のスーツケースですが、ではこれ選ぶ時にどんな選び方をしていますか。

一生の相棒として選ぶか、それとも消耗品として考えるか、これは思案のしどころです。



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その昔はトランクと呼ばれる荷物が主流

昔のまだ旅行用の荷物がトランクだった頃、この巨大な荷物を運ぶには、荷物運びの専門家ポーターなどの手が必要でした。

何故こんな大きな荷物になったのかといえば、第一に旅行期間の長さですね。

今と違って客船が旅行の移動のメイン手段であった時は、その移動だけでかなりの時間数と言うより、日数を消費したものです。

そのかわりと言っては何ですが、旅行の期間自体つまり滞在日数自体も、今とは比べ物にならないくらいのゆったりさでした。

1年かけて、というのも珍しくなかったのです。

荷物が大きいのは当然のことですね。

またこの当時旅行は、今とは比べ物にならないほどの贅沢でありましたし、また一般庶民は生まれた地域から出ることは稀だったのです。

自然、旅行が出来るのは特権階級か金持ち、ということになりますね。

荷物の中身も贅沢に、しかも多くなるのは当たり前のことでした。

女性なら、朝のモーニングドレス、その後のアフタヌーンドレス、晩餐用の着替えと、今では考えられないような衣装の数が必要だったのです。



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段々と旅行も一般的になってしかも飛行機が

飛行機が普及してしかも、旅行することも特権階級だけのものではなくなってくると、扱いやすい旅行荷物が必要とされてきます。

スーツケースが登場すると、あっという間にこれが普及します。

大きすぎないので自分でも運ぶことが出来、見た目もぐっとスマートです。

飛行機という移動手段のおかげで、旅行日数も格段にというより、移動にかかる時間が激減しました。

これなら巨大なトランクは、必要なくなるわけです。

かくてその後、旅行用の荷物といえばスーツケース、というのが当たり前になってきたわけです。

トランクは結構一生ものだったようで

トランクというカバン、見かけだけでなく大変に丈夫にできていましたので、ほとんど一生使えるだけの頑丈さがありました。

何しろ国から国へと巡る、何ヶ月もの旅行に付き合ってくれるのですから、丈夫でなくては意味をなしません。

時にはタンス代わりの役目も果たしてくれるこのトランク、当時の金持ち階級はずいぶん便利に使いこなしていたようです。

年季の入ったトランクは、ある意味それだけの旅行経験を周囲に知らせてくれます。

つまりそれだけの金銭的時間敵余裕がある人間だと、周囲に納得させてくれるものでもあったはずです。

大事に手入れしつつ使ったという人は、この時代少なくなかったでしょうね。

ではスーツケースはどうなのか

さてでは、現在の旅行かばんの代表であるスーツケースの場合は、どう考えるべきでしょうか。

一生使えるものとして考えるか、それとも消耗品として考えるか、これは迷うところですね。

特に最初の購入の場合、そこですでに選択肢を突きつけられたようなものです。

一生ものと思って選ぶかそれとも、どうせ買い替えは必要になると考えて選ぶか、そこから購入の選択は始まっています。

サイズや素材も大事ですが、このどの程度の長きに渡っての使用が目的なのかも、選択の1つに入れておくのがおすすめです。

スーツケースは消耗品と思ったほうが

スーツケースは使い切ったら新しいものを、と考える場合です。

流行の問題もその使い勝手も

普通の手持ちのスーツケースに、ある時キャスターが付きました。

これによって移動は、体験に楽になりました。

結果、それまで使用していたスーツケースは不便になり、お蔵入りした人もいるはずです。

そしてまた時は流れ、キャスターだけでなくキャリーバーも付いたキャリーバッグが登場します。

ここでもまた、使用者にとって同じこと、使い勝手の良い方に流れる、ということが起きました。

この手のスーツケースの進化とも言える流行も計算に入れた場合、この先ももっと使い勝手の良い新しい流行が生まれるかもしれません。

となった場合、今購入するものはまあ消耗品でいいかと考えるのも、またありですね。

どうしたって劣化しますし修理だって

今風のキャリーバッグスタイルのスーツケースの場合、昔のシンプルなスーツケースと違ってキャスターなどの付属品が付いています。

つまり、それのどれかに故障が起きた場合、使用が困難になるということです。

昔のスーツケースなら、鍵が壊れたらベルトで縛ってとか、持ち手が壊れたら抱え込んで移動、などというワイルドなことも出来ました。

しかし現在のタイプだと、旅行先でなにかあった時素人ではどうにもならないことが多いのです。

またやっと持ち帰って修理と思ったら、新しいものを購入したほうが安い、ということもないではありません。

それを考えた場合、消耗品で早い遅いはともかく、何時かは壊れるものと思っておくのが賢明です。

プライベートの旅行の多い人は消耗品と考えて

ビジネスでの旅行はともかく、プライベートでの旅行の多い人の場合、もうこれはスーツケースが消耗品と考えて選ぶのがおすすめです。

飛行機に乗せる時のあの手荒い扱いは特に、1年に何度も旅行しているとスーツケースは壊れて当たり前、と言った境地にも達します。

またこの先旅行が多くなるかどうかわからない、という人の場合も消耗品として選んだほうがよろしいですね。

と言うよりこのタイプの場合は、レンタルをまず使用するほうがおすすめです。

一生もので付き合っていきたいスーツケース

着ているものだけでなく、持っている小物や荷物のたぐいもまた、その人の品質を表します。

良いのもをしっかりと選べば一生付き合える

一過性で使うのではなく、繰り返し手入れしつつ使用できる品は、やはり品質はぐっと良いものになります。

それを使用している当人の株も、上がるのは確実です。

流行にも左右されず、自分のお気に入りのスーツケースで旅をする、特にビジネスでの旅行ならば相手にアピールも出来るというわけです。

ブランド物でなくても良いものはいくらでもあります。

そういった隠れた名品を探すのもまた、こういう品を選ぶ人の楽しみの1つですね。

繰り返し修理が効く出来るということ

何か故障とか問題があった時に、それに対応ができるメーカーというのは、信頼性の面でも問題がありません。

そういったしっかりしたスーツケースなら、手入れをしつつ一生付き合っていける相棒になります。

たとえ少々傷がついても、そういった品の場合見る人が見れば価値は充分にわかるはずです。

何よりも、そのスーツケースに対してプライドが持てるのが強みです。

目上の人とのお付き合いが多い場合は

特に仕事上、目上の人との付き合いが多い場合、スーツケース1つでもそこはしっかりと見られていることを忘れないでください。

つまり、できるだけ良い品一生ものの品で勝負することが、大事ですね。

そういった仕事上での付き合いが多い人や、プライベートの旅行でもいいホテルや高級リゾートに行くという人は、一生使えるようなスーツケースを選んでください。

特に本革製のスーツケースだったりすれば、使用者の価値も上がるというものです。

まとめ

一生の相棒にするか、それとも故障が起きたらすぐに買い替えの効く消耗品と見るか、これは結構大きな命題です。

最初にどう言った旅行が自分に多いのかを、まず見極めたいものですね。

まあ正直、最初だから右も左も分からないという人は、レンタルでスタートするのも悪くありません。

自分の旅行スタイルが決定して、さてと思った時、スーツケースを一生の相棒にするか消耗品と見るかを、再考してみませんか。







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