旅行用のスーツケースはどう選ぶ? 使用方法で選ぶかスーツケースのタイプで選ぶか?

スーツケース

旅行というのは楽しいものです。

それがたとえ仕事のための出張でも、知らない場所に出かけるのは、何となく心が浮き立つものです。

なのでその旅行に持っていくためのスーツケース選びにも、力がはいるのは当然です。

一体どのようなスーツケースが、この旅行の目的に合うのかと悩む人も決して少なくはありませんね。

旅行のためスーツケースを新調しようかと考える人に、ちょっとしたヒントを差し上げてみます。



私が絶対おすすめするスーツケースランキングはこちら




何泊の旅行をどんな時期にするかでまずは大きさ

国内旅行ならそれほど長期滞在ということは、まずありません。

仕事でスーツの着替えが必要などという場合、少々着るものが増えることになりますが、基本的には小型のスーツケースとかキャリーバッグで十分です。

しかし海外となれば自然、旅行期間も長くなり荷物の量も増えていきます。

特に、行き先では手にはいらないような、でも当人にとって必需品があれば持っていくしか無く、それもあって荷物は増えていくものです。

また季節によってということも勿論ありますね。

暑い時期や南方の国に行く場合は薄手の服で済みますので、枚数は必要ですがかさばりません。

ちょっと面倒かもしれませんが、毎日洗濯すれば着回しが出来ます。

しかし寒い時期や寒い国に行く場合、いくら少なくしようとしても、着る物自体のかさが張ります。

どうしても荷物も大きくなってしまうのです。

サイズを決めるのに、このあたりをまずしっかりと把握しておいてください。

必要以上に大きな荷物を背負っていくのは、結局邪魔になるだけですので注意が必要です。

ただ帰国時にお土産などが増えることを計算に入れるなら、必要なサイズより少しだけ大きめのものがおすすめですね。



私が絶対おすすめするスーツケースランキングはこちら




セキュリティの観点からすると素材は

海外旅行の場合皆さんが神経質になるのが、セキュリティに関してです。

なので自然、スーツケースの素材はしっかりしたハードな素材のものを選ぶことが多いはずです。

でもこれ、実はソフトな軽い素材のものでもあまり問題はないのです。

日本に来ている海外からの旅行者の荷物を確認してみると、意外と適当なと言っては何ですが、ビニールのような素材のスーツケースを持っている人が多いのです。

軽いし安いので、これで充分と彼らは言うのです。

正直なところ、欧米の飛行場で荷物の受取をしている時に、硬くていい素材のスーツケースの持ち主は、殆どが日本人です。

逆を言うと、その手のスーツケースの持ち主は日本人だと認識されるということです。

キャラクター物のスーツケースも、まあ日本人の証拠と見られてしまいます。

そして今でも、金持ち日本人の伝説は海外では生きているのです。

いいスーツケースの使用で、逆に盗む価値があるとみられることもあるというのを、心に留めておいてください。

安物の、もしくは安物に見える素材のスーツケースだと、盗み価値のある者は入っていなさそうだ、と思われることも無いとはいえないのです。

色はどんなものがいい

どんな色でも好みによってです。

色に関しては、特に注意事項はありません。

飛行機を使用した旅行の際に、バゲージクレームで自分のスーツケースがすぐに見て取れるなら、後はお好みの色でということです。

ただ実際に見ていると、黒やグレーなどの落ち着いた色合いのものは、かなり多く使われています。

しかもスーツケースというのは形的にもあまり違いはありません。

派手な色合いのものなら見つけやすいですし、他の人のものと間違える危険性も減りますが、悪目立ちすると言う場合もあります。

特に仕事での出張などでは、迎えの人への印象も重視しなくてはなりません。

スーツケースはあまり派手にせずに、派手なベルトを巻いて目立ちやすいようにしておくか、持ち手にこれも派手なスカーフとかを巻いておくのが便利です。

目立ちすぎないけど、でも目立ってほしいというのが本音ですので、工夫か必要ですね。

遊びやレジャーの場合はいっそ派手な色のスーツケースで、しっかり目立つのもまた楽しくしかも間違いなく受け取れるので、面倒もありませんね。

キャリーバッグにするか普通のスーツケースにするか

近頃では普通のスーツケースを探すのに、専門店に行く必要が出てきてしまいました。

キャリーバッグなら量販店でも、またファンシーショップなどでも簡単に手に入るのが、現状です。

キャリーバッグのメリット・デメリット

お買い物から旅行まで、幅広く便利に使用できるのがキャリーバッグです。

キャスターがついているので、重い荷物でも楽々移動ができるのが最大の魅力です。

力のない人でも移動に問題がありません。

非常にメリットの多いキャリーバッグですが、デメリットも結構あるのです。

キャリーバーとキャスターのぶん、どうしても自重が増えてしまいます。

なので、段差を乗り越えるのに持ち上げる必要が出た時、いささか辛いのは事実です。

またいくら自分にひきつけて歩いていても、他人にもしくはどこかにぶつける危険性が非常に大きいのです。

他人にぶつけて転ばせて結果、賠償問題などということもありました。

使用方法をきちんと守ることが必要です。

特に海外などでは、そう言った事故による賠償問題は下手をすると裁判沙汰にもなることがあります。

そのあたり充分に気をつけて、安全使用してください。

スーツケースのメリット・デメリット

手で握って持って移動するタイプの普通のスーツケースです。

段差があってもなくても移動には関係ないですし、自重に関しても余計は付属品がないので軽めです。

ただ力のあまりない人の場合、移動は辛いことになります。

腕も疲れますし、身体の歪みも呼んでしまいます。

また片手がふさがりますので、何かあった際の腕での緊急回避が取りにくいのです。

例えば躓いて転んだ場合、手が空いていれば手をつくことが出来ますので、顔を地面に打ってしまったりの危険性は軽減されます。

しかし手が塞がっていると、それが出来ずに怪我をすることもあるわけです。

とは言え実はこの普通のスーツケース、一人旅には意外とお役立ちなのです。

トイレなどに行く時に、キャリーバッグだと個室に引きずり込むのが難しいことがあります。

しかしスーツケースなら、持ち上げて持ち込めるのでその点面倒がありません。

複数で旅をするならそういった時、外で誰かに荷物番してもらえますが、一人だとそうも行きません。

そういう時にはスーツケースは、手がかからずに持ち込めるのです。

おすすめスーツケースのスタイルは

一例として、こんな方法でのスーツケースやキャリーバッグの使用法を、上げておきます。

キャリーバッグの場合

旅行の日程などに合わせて、ほぼジャストフィットのサイズのものを用意します。

それに加えて、キャリーバーにセットできる折りたたみバッグの用意をしておきます。

旅行の後の土産物などは、この折りたたみバッグを使用することにすれば、キャリーバッグ自体は小さめで済むので、自重もその分軽く済みます。

ナイロンの軽いボストンバッグタイプのもので、折りたたみができてキャリーバーにセットできるバッグがおすすめです。

1枚荷物の隅に入れておいて、必要になったらセットして使用してください。

スーツケースの場合

荷物で手が塞がるのが辛い場合、他の手にガーメントバッグなど保つ場合は、いっそ折りたたみキャスターを利用するのがおすすめです。

折りたたみのキャスターなら、使わない時はコンパクトに畳めますので、持ち運びも楽です。

飛行機の場合、手荷物で持ち込むことも出来ますし、預けてしまうことも出来ます。

比較的安価で購入できるので、1つあると便利なものです。

段ボール箱など運ぶのにも適していますので、帰路にお土産を箱に入れてキャスターで持ち帰るのも、便利な使用法です。

まとめ

大は小を兼ねるといいますが、スーツケースの場合あまりに大きなものを短期間の旅行で使用するのは、単に邪魔なだけに終わってしまうこともあります。

また、好みの色合いで買ったものの、仕事に使用するにはいささか派手だった、と言うこともないではありません。

スーツケースやキャリーバッグは便利なものですが、毎日使うものではありません。

意外とクローゼットの肥やしになりがちなものです。

そうならないように、旅行前の購入時に少しだけ注意しておくのがおすすめです。







スーツケース