普段使い用のサコッシュ選びで注意することは?5つのチェックポイント
サコッシュはコンパクトなバッグであり、かつては自転車ロードレースで活躍するアイテムでした。
それが今では幅広い用途で使われるようになり、 普段使いのバッグとしても重宝されています。
ただし、普段使い用に購入するなら、選び方には注意してください。
さまざまな用途で使われるサコッシュには、多くの種類があるので、普段使いで役立つポイントを押さえておかないと、失敗することがあります。
では、そのチェックポイントについて、詳しく説明していきましょう。
入れたい荷物に合ったサイズ
普段使いのためのサコッシュなら、荷物がしっかり収納できる点は、必ず確かめておきたいポイントです。
せっかく買っても、持ち歩く予定のアイテムがうまく入らなかったりすると、がっかりしてしまいます。
普段使いのために選んだはずが、不便であまり使わないバッグになる可能性もあるのです。
そうした失敗を避けるためには、サイズをチェックしてください。
必要な荷物がすんなり入るサイズであれば、普段使いには最適です。
縦と横の長さをチェック
サイズを確認するときは、縦と横がどれくらいあるか、よく見ておいてください。
入れたい荷物のサイズを考えて、引っかからない長さを選ぶことが大切です。
縦や横の長さが足りないと、入れたかった荷物を諦めなければいけないこともあるので、適当に決めたりせず、慎重にチェックしていきましょう。
少し大きめも
普段使いにもいろいろな使い方がありますが、A4サイズのノートを入れて、外へ勉強しに行くようなときは、少し大きめのサコッシュを探してください。
A4のアイテムとなると、本当にコンパクトな製品では、うまく入れることができません。
しっかり収納するためには、横幅が30cm以上あることに注目して選びましょう。
それくらいの大きさがあれば、A4サイズでもスムーズに出し入れすることができます。
マチがあるサコッシュ
厚みのある大きめの荷物を入れるたいときは、通常の薄いタイプだと、少し不便に感じてしまうものです。
そんなときは、底のマチをチェックしてみましょう。
サコッシュは「薄いショルダーバッグ」というイメージが強いため、厚さを見落としてしまうことも多いですが、中にはマチつきの製品もあります。
それなら、少しくらい厚みのある荷物でも、問題なく収納することができるのです。
普段使いをするなら、普段どんな荷物を入れるのかよく考え、なるべく使いやすいものを選ぶようにしてください。
整理しやすいポケット
普段使いのサコッシュなら、中の荷物が取り出しやすいことも重要なポイントになります。
中がゴチャゴチャしていると、すんなり取り出すことができません。
そのようなバッグが普段使い用では、いろいろと困ることが多くなります。
荷物を詰めるときは、きちんと整理して入れることが大切なのです。
この点に注目するなら、ポケットの数に注目してください。
ポケットの数が少ないと、小物を分けることが難しくなってしまうため、うまく整理できません。
きれいに分けて整理整頓しておくなら、ポケットは少し多めの方が役立つものです。
整理しやすいものを選び、普段使いに適したバッグにしていきましょう。
膨らまない
きちんと整理してあるサコッシュは、より持ち歩きやすくなります。
上手に荷物を詰めることで、不自然な膨らみを抑えることができるのです。
適当に入れていると、荷物が固まったようになってしまい、本来の薄い形状を崩すことがあります。
それでは、携帯していても邪魔に感じることが多く、普段使いには不便なものです。
余計なストレスを防ぐためには、きれいに整理できるポケットをしっかりチェックしておきましょう。
多すぎないものを
ポケットが多いと整理には役立ちますが、多すぎると、つい入れすぎてしまうことがあります。
いくら整理していても、荷物の量が多すぎると、厚みを軽減することができません。
失敗を避けるなら、必要以上に多いものは避けてください。
普段使いでよく入れるものを考えながら、ちょうどよい数のポケットがあるものを見つけましょう。
ショルダーストラップの便利な機能
サコッシュのショルダーストラップには、普段使いで便利な機能を備えたものがあります。
使いやすいものを選ぶなら、そこも忘れずにチェックしておきましょう。
持ち運びに役立つ機能があれば、買い物や散歩などで快適に使うことができます。
長さを調整できる
ショルダーの長さを調整できるものは、体に密着させて揺れを抑えたいときに便利です。
長いショルダーで腰のあたりにぶら下げていると、体から離れた位置でブラブラ揺れることになるため、邪魔に感じてしまうことがあります。
普段使いで自転車に乗るようなときは、そうした長いショルダーは不便なことも多いのです。
しかし、長さを調整できるものなら、デメリットを解消できます。
揺れを抑えて安定させたいときは、ショルダーを短く調整し、体にぐっと引き寄せてください。
それなら、無駄にブラブラ動くことはなく、自転車で移動するときも気になりません。
ゆったり散歩したいときなどは、逆に長くしてゆるい状態で使うこともできます。
状況に合わせて長さを変え、常に使いやすい状態で持ち歩きましょう。
取り外せる
ショルダーがカラビナ式になっているものは、簡単に取り外すことができます。
この機能があると、使い方の幅をさらに広げることができます。
ショルダーがない状態のサコッシュは、バッグインバッグやクラッチバッグとしても活躍してくれるのです。
通常は普段使いで持ち歩き、他のバッグを使いたいときは、バッグインバッグにして中身の整理をすることができます。
また、気分によってサコッシュとクラッチバッグを使い分けることもできます。
便利な機能を見逃さず、より自由に使っていきましょう。
蒸れにくい素材
普段使いのサコッシュなら、蒸れによるストレスがないタイプを選びたいものです。
頻繁に使うバッグに不快感があるようだと、ストレスがじわじわ蓄積されてしまうことも多いのです。
それを防ぐためには、素材をチェックしてください。
サコッシュにはいろいろな素材が使われており、中には通気性に優れたものもあります。
蒸れにくいものを選び、いつでも気持ちよく持ち歩けるようにしておきましょう。
メッシュは通気性抜群
通気性のよい素材で最もおすすめなのは、やはりメッシュです。
メッシュ素材のサコッシュは、とても風通しがよくなっています。
そのため、湿気や熱がこもりにくく、持ち歩くときの不快感をしっかり防いでくれるのです。
通気性重視で選ぶなら、見落とさないように注意してください。
暑い季節も快適に
通気性のよい製品は蒸れることが少ないため、夏のように気温と湿度が高い時期は助かるものです。
蒸し暑い中で通気性の悪いバッグを使っていると、余計に蒸し暑くなってしまい、イライラすることがあります。
他の季節ならともかく、そんな状態では、普段使いのアイテムとして利用できません。
なるべくストレスを感じないものを選び、快適に携帯できるようにしましょう。
雨に強い防水機能
サコッシュを普段使いするときは、雨にも気をつけておきたいものです。
外を歩いているときに急に雨が降ったりすると、荷物を濡らしてしまうことがあります。
それを防ぐためには、防水機能をチェックしておいてください。
防水性の高いサコッシュは、水に濡れても中まで染みこまないため、大事な荷物を守ることができます。
登山や旅行ではより重要なポイントになってきますが、日常でも雨の被害を受ける可能性はあるので、油断してはいけません。
もしものときに備えて、水をしっかりガードできる製品を選んでおきましょう。
まとめ
サコッシュはさまざまな場面で使われるようになりましたが、適当な選び方をしていると、あまり便利に感じないことがあります。
サイズやポケットの数が自分の使い方に合っていないと、困ることが多くなるのです。
普段使いのためのサコッシュを選ぶときも、選び方には十分注意してください。
ここで紹介したようなポイントをしっかりチェックして、デメリットのない使いやすい製品を見つけましょう。
参考URL・参考文献・根拠など
https://climber-navi.com/sacoche/
https://blog.marswee.com/entry/sacoche-osusume
https://my-best.com/6004
https://mens.tasclap.jp/a2104