普通のキャリーバッグは嫌! レザー素材のキャリーバッグはアリ? ナシ?
キャリーバッグには、色々な素材があります。
軽くて丈夫な素材もあれば、内容物が多少パンパンになっても大丈夫なようなソフトな素材もあります。
中には、レザー素材のキャリーバッグもあるのです。
では、そんなレザー素材のキャリーバッグを使うのはアリなのでしょうか?
それともナシでしょうか?
以下ではそんなことを見ていきます。
レザー素材はおしゃれには見える
まずレザー素材のキャリーバッグにはどんなメリットがあるのかという事を見ていきましょう。
レザー素材のキャリーバッグの一番のメリットは、おしゃれに見えるという事でしょう。
もちろん他の素材のキャリーバッグが必ずダサく見えるというわけではありません。
でも、レザー素材という素材感はすごくファッション性が高いですから、特別なデザインがなくともそれだけでおしゃれに見えるというところがあります。
だから、おしゃれに見せたい人にはおすすめできると言えるでしょう。
ただし派手でもある
ただレザーのキャリーバッグは、オシャレではあるものの、やや派手な印象は与えます。
だから、たとえば仕事で使う分にはあまり合わない可能性も高いです。
スーツなどもある程度の自由が許されていて、多少派手なものを着れるというのであれば、ある程度派手なレザーのキャリーバッグを使っていても特に何も言われないでしょう。
でも、スーツもダークカラーしかダメで、ストライプ以外の柄もだめ、ストライプも目立たないものしかダメというような、服装に厳しいところでは、それは間違いなく浮いてしまいます。
だから、そういうところでの仕事で使うキャリーバッグをさがしているのであれば、レザー素材のキャリーバッグは避けた方が良いでしょう。
ごくごく一般的な素材のキャリーバッグを使っていってください。
その分私服では使いやすい
ある程度派手にみえて、かつファッション性が高いのですから、逆に私服とあわせるのであれば使いやすいでしょう。
もし他の素材のキャリーバッグを私服とあわせたら、ちょっと浮いてしまう可能性もあります。
いかんせんビジネス感が強い印象を与えるものもありますから、そういうものをあわせたら間違いなく浮いてしまうでしょう。
なので、何にキャリーバッグを使うかによって、レザー素材のキャリーバッグがアリかなしかは変わってくると言えます。
プライベートなら多いにアリで、むしろおすすめとなりますが、仕事の場合はなしなことが多いです。
レザー素材は雨に弱い
レザー素材のキャリーバッグには、一つ大きな弱点があります。
それが、雨に弱いという事です。
レザーの靴やレザーのバッグなど、レザー素材で出来ているものは雨に弱いという特徴があります。
雨に触れていくと、そのせいでレザーがカピカピになってしまう可能性もありますし、そうならなくても、シミができてしまう可能性があります。
だから、あまり雨の日には積極的には使えないでしょう。
キャリーは悪天候でも使わないとならないことも多い
でも、キャリーバッグは、雨の日デモ使わないとならないことがあるのではないでしょうか?
なぜならキャリーバッグを使うような移動を伴うイベントというのは、日時を変更することが難しいからです。
キャリーバッグを使うような移動をするということは、それは間違いなく泊まりなのでしょう。
泊まりということは、泊まるところを予約してあるわけですから、行かざるをえません。
また、泊まるところに行く為の交通手配も済ませてあることが多いでしょう。
それが飛行機であるにしても電車であるにしても、移動の為の手段を手配しているのですから、やはりそれには乗らないとなりません。
体調不良などのやむを得ない事情があるのであれば、変更するのも仕方ないかもしれませんが、レザー素材のキャリーバッグが雨に弱いからなんていう理由では、周りの人は確実に納得しないでしょう。
もしこれが1人で行く移動なのであれば問題はありませんが、大体の場合で一人ではないでしょうから、雨でも使うしかなくなるのです。
でもレザー素材は雨に弱いです。
だから、そんな雨に弱いというレザー素材のキャリーバッグの特徴は、大きなデメリットだと言えるでしょう。
防水スプレーなどの対抗策もある
ただ、雨の日には確実に使えないかというと、そうでもありません。
なぜならレザー素材には、レザー用の防水スプレーやクリームなどの対抗策があるからです。
そういうものを使えば、もしかしたら大きなダメージは防げるかもしれません。
ただそれは確実に防げるというわけではありません。
だから、リスクは常にあります。
なので、雨の日でも安心して使いたいのであれば、そういう雨に強い素材の物を選んだ方が良いでしょう。
レザーは傷や汚れが付きやすい
レザー素材のキャリーバッグにはまだ弱点があります。
それが、傷や汚れが付きヤすいという事です。
レザー素材というのは、ちょっと強く爪で押したりするだけで傷が残ります。
それくらいに傷に弱いですし、ちょっと何かするとすぐに黒ずんだりします。
だから、汚れにも弱いと言えるでしょう。
キャリーバッグには見た目のキレイさを求めるという人には、レザー素材はおすすめできません。
それも味と言える
ただ、レザー素材のキャリーバッグを使っている人の多くは、そうした傷や汚れを味と考えているでしょう。
長年使っているようにみえて、逆におしゃれにみえてきたりするのです。
だから、傷や汚れをそういう味だと考えることが出来る人にとっては、こうしたレザー素材の傷や汚れが付きやすいという特徴は、むしろメリットと言えるでしょう。
考え方次第で、ものの受けとりかた次第の問題になります。
レザーのキャリーバッグは手入れが大変
キャリーバッグは、一般的な素材の物であれば、購入してからはそのまま放っておくだけで問題ありません。
でもレザーのキャリーバッグの場合は、残念ながらそうはいきません。
というのも、レザーのキャリーバッグの場合は、購入後も基本的には継続的なお手入れが必要なのです。
たとえば時にはクリームを塗って乾燥を防いであげないと、それによってひび割れが起こる可能性もありますし、高温多湿の場所にずっと置いておいたらカビが生えてしまう可能性もありますから、時には外に出して風を通さないとならなかったりします。
だから、そういう手間が面倒な人には、レザー素材のキャリーバッグは向かないでしょう。
それが楽しめればアリ
でも中にはそうした手間をかけることが楽しいと感じる人もいるでしょう。
レザー製品は手間をかけて手入れをしてあげると、使用年月とともに色が変化していったりもします。
だから、手間をかけることが嫌ではない人であれば、いずれ今よりももっとかっこいい状態になったレザーのキャリーバッグを使えるようになる可能性もあります。
育てる楽しさは、他の素材のキャリーバッグにはまずないことなので、手入れが必要だということも、逆に考えようによってはメリットだと言えなくもないのです。
まとめ
レザーのキャリーバッグは、ルックスが抜群だったり、育てられたり、味が出やすいというメリットがありますが、それが逆にデメリットになったりすることもあるので、アリな人となしな人がいるというのが結論になります。
自分には合っているとおもったら、レザーのキャリーバッグを使ってみるのもアリでしょう。
周りと差がつくことは間違いありません。