海外旅行用のスーツケース、レンタルでも充分?業者はどんなポイントを注意して選んだらいい?
海外旅行用の大きなスーツケース、初海外で浮かれて購入を決めてしまう人も多いはずです。
勿論その後も海外に出るなら、1つあれば大変にお役立ちです。
しかしそういった予定がない場合このスーツケース、小さなものと違って普段は使いようもないし、場所ふさぎにもなってしまいます。
それはあまりにもったいないので、ここはレンタルも考慮に入れてみませんか。
目次
海外旅行も近い国なら問題はないけど
同じ海外旅行でも、近場なら大して荷物の問題もありません。
3拍4日程度の旅行なら、機内持ち込みサイズのスーツケースで充分用は足ります。
このサイズのスーツケースなら、国内旅行にも使えますし、災害用の荷物入れとしても使用ができます。
サイズによっては、普段の買い物や仕事用にも使えないことはありません。
このサイズのスーツケースは実際、家に1つあると結構便利に使いまわしが出来ます。
正直なところ、1つ購入しておくのがおすすめです。
1週間位は滞在したいちょっと長めの旅行の場合
しかし遠距離の海外旅行の場合、よほど旅慣れている人でない限りどうしても、それなりのサイズのスーツケースを使用しなくては、荷物が入りきれません。
なので大きなサイズのスーツケースが必要になります。
特に観光目的で行く場合、ちょっといいレストランでの食事を予定していれば、そのためのドレスやスーツ加えてそれに合わせた靴も必要になります。
パッケージツアーだとこれは、必ずと言っていいほど1回は予定に入っているものですから、これらを入れるスペースが必要になります。
個人旅行で行く場合にも、特にいいホテルを予約していた場合など、それなりの服装が求められます。
でも観光は楽な服装でないと、履き慣れた靴でないと辛い、とやっていれば荷物が増えて当然です。
かくて、大サイズのスーツケースが必要になってくるわけです。
仕事や趣味で年に1回は海外に出るなら
仕事の出張やもしくは趣味で、年に1回ちょっと長めに海外に行く人の場合、この大きなスーツケースは必需品になります。
特にリタイアして後、海外旅行を楽しみたいという人には、あって当然の旅行用品です。
海外主張の多い人も同じことですね。
しかし、例えば大学の卒業旅行などでの海外行きだと、その後何時長期の旅行に行けるか不明です。
まだ就職したばかりの新人が、そう長い休暇を取れるかと言うと、ちょっと難しいですよね。
結果、せっかく購入したスーツケースがクローゼットの肥やし、邪魔物になってしまう可能性もあるのです。
リタイア後の趣味として海外旅行と思った人も、それまでに海外に行ったことのなかった人の場合、初めて試してみたらこれはちょっと、ということもあります。
特に加齢とともに、時差の問題は大きく影響してくることになります。
1回行ってみてあまりのきつさに、もう行きたくないと言う気持ちになることも無いとは言えません。
これは純然たる体力の問題でもありますので、見逃せないところです。
レンタルスーツケースはそういった場合にお役立ち
初回の海外旅行が上手く行けば、その後も行きたいという意欲が湧いてきます。
そのためのお試しとして初回を考えた場合、スーツケースはレンタルでも充分と言うか、レンタルにして様子を見るのもおすすめです。
もし最初の海外旅行で、これはちょっとあまり行けるものではないなと思っても、レンタルのスーツケースなら返せばそれっきりです。
家の中での粗大ごみと化す心配もありません。
お金の問題にしても、いいスーツケースを購入するよりずっと安く済みますから、節約にもなります。
運良く、これからは海外旅行にできるだけ行くぞという気持ちになったら、自分だけのお気に入りのスーツケースを購入するといいですね。
ちなみに筆者の場合、最初の海外旅行が2週間の個人旅行というかなり無謀なことをやりました。
結構トラブルも有りましたが、それを加味しても充分に楽しめましたし、それで海外旅行に取り憑かれてしまいました。
それなりに良いブランドのスーツケースを買ったのですが、その後1年に1回は海外にそのスーツケースを持って出たので、元はしっかり取れました。
壊れるまで使用しましたから、本当に使い倒したことになります。
でもこれはかなり運良く使用できた例です。
誰でもこうとは言えません。
実際知人の場合、初海外旅行で凝りてしまってその後。
日本を出なくなった人もいるのです。
レンタルスーツケースの業者はどう選んだらいい?
まあ筆者の若い頃には、まだレンタルのスーツケースというのは、メジャーではありませんでした。
しかし今では多くの業者が、レンタルのスーツケースを提供してくれています。
選ぶのにちょっと苦労してしまいますね。
料金は勿論大事です
出来るだけお財布に優しいというのは、こういった業者を選ぶ時の最大の基本です。
しっかりとここは見極めたいものです。
しかし正直なところ、それほど大きな料金の違いというのはありません。
どの業者の料金も多少の差はあれど、大体は同じです。
ただ扱っているスーツケース自体の問題も、しっかり把握しておきたいですね。
スーツケースの素材もしっかりと
値段が安いからと即申し込んだら、到着したスーツケースの自重が重かった、などということがないようにスーツケースの素材にも注意してください。
いい素材のものはイコール自重も軽いのです。
おすすめは、ポリカーボネイトという素材が試用されているスーツケースです。
軽くて丈夫なので、この素材のスーツケースを提供してくれる業者を選んでください。
その上で料金の差も、検討するのがよろしいですね。
TSAロックの有無もチェック
いま海外旅行のスーツケースには、TSAロックというものがついています。
これはテロ防止のために、空港でスーツケースの検査をすることがあるので、その時に空港職員が持っている鍵で開けられるようにしたロックです。
これがついていないと、普通の鍵の場合壊されて調べられることがあるので、要注意です。
レンタルしたスーツケースにこれがついているかも、チェックしたいところですね。
どの国の空港もかなりテロに神経質になっていますので、こちらもそのための荷物への対策は必至です。
破損金があるかどうかもチェックしたい
破損金というのは、あまり聞かない言葉かもしれません。
これ要は、旅行中にレンタルしたスーツケースに傷がついたり壊れたりした場合、修理代金をレンタルした人が支払うかどうか、という意味です。
意外と見落としがちですが、これもしっかりとチェックするのがおすすめです。
海外の空港の荷物の取り扱いは、日本の空港の比ではありません。
何しろポイポイ荷物を投げるのは当たり前、落っことすのも当たり前という感じです。
壊れても仕方ない、傷がつくのは知ったこっちゃない当然このと、と言った風であるように見えるのは、こちらの目のせいではありません。
そんな傷も破損金として請求されたら、せっかくの楽しい海外旅行の最後に、それこそ気持ちに傷がついてしまいます。
ここもしっかりと確認してから借りれば、最後の最後に楽しさ半減ということにならずにすみます。
まとめ
誰が使ったかわからないスーツケースで旅行するのはちょっと、という人もいるはずです。
しかししっかりとした業者なら、返還後のスーツケースの手入れもきちんとしているので、その辺り問題はありません。
消毒もされて来ますし、安心して使用ができます。
またこういったスーツケースの場合、使用前に届いてその後宅急便で送り返せば終わりですので、本当に面倒がなく済みます。
最初の海外旅行の場合、レンタルの利用も考慮に入れてみてください。