種類が多過ぎて迷ってしまう!キャリーバッグの鍵の選び方を教えて!
様々な種類の旅行カバンがありますが、中でもキャリーバッグの人気は高く毎年多くのバッグが販売されています。
キャリーバッグは素材やデザインなどの種類が豊富で選ぶ際に迷ってしまいますが、セキュリティの面でどのような鍵がついているのか確認することも大切です。
ここでは、キャリーバッグの鍵の選び方についてご紹介したいと思います。
キャリーバッグにどうして鍵が必要なの?
日常で使う一般的なハンドバッグに鍵がついていることはあまりないのですが、多くのキャリーバッグには鍵がついています。
一般的なハンドバッグとキャリーバッグの大きな違いは、常に自分で持って移動できるかどうかです。
キャリーバッグにはキャリーバーとキャスターがついていることで、旅行に必要なたくさんの荷物を楽に持ち運ぶことができますが、大きさによっては機内に持ち込めなかったり一時的にホテルやレストランなどに預けたりすることもあるでしょう。
また、空港などで細かな手続きをしている最中にキャリーバッグから目を離してしまうこともあります。
そんな時、鍵がついていれば盗難に合う可能性を最小限に抑えることができるので安心です。
鍵がついていることのメリット
旅行中のセキュリティ対策がとれる
国内や海外など旅行中は、どんなことが起こるのか予測ができないこともあります。
キャリーバッグに鍵がついていない場合誰でも簡単にバッグを開けることができるので、ちょっとした隙を狙って中の荷物の一部が盗まれてしまう可能性があります。
盗難などの被害を最小限に留める対策をとるためにも、鍵がついているキャリーバッグを選んでおくと良いでしょう。
室内で大切なものを一時的に保管しておける
旅行中にシェアハウスを利用される方がいるかもしれません。
気心が知れた方とシェアハウスを利用する場合もあれば、見知らぬ方と共に時間を過ごすこともあるでしょう。
お互いに気持ち良く旅先での時間を過ごしたい場合には、それぞれ自分の荷物の管理をきちんとしておく必要があります。
貴重品などは自分で持ち歩くか宿泊先のセーフティボックスを利用するなどの方法がありますが、パソコンやタブレットなど、やや大きいサイズのものは常に持ち歩くことができません。
このような場合、室内で大切なものを鍵付きのキャリーバッグの中に一時的に保管することができます。
机の上やベッドの上にそのまま置いておくよりも、ある程度のセキュリティ対策をとることができます。
荷物の中身が飛び出すことを防ぐ対策がとれる
キャリーバッグは大きさによっては空港に預けることになります。
空港にはたくさんの荷物が預けられるため、国や状況によってはキャリーバッグのひとつひとつが丁寧に扱われない場合もあります。
万が一バッグに衝撃が加わった場合、鍵がついていない場合に荷物の中身が飛び出してしまうことがあるかもしれません。
そんな時、キャリーバッグに鍵をかけておくことで荷物が飛び出すことを防ぐ対策をとることができます。
鍵がついていることのデメリット
バッグを手早く開閉することができない
キャリーバッグに鍵がついていることで様々なメリットがある反面、鍵の種類によってはバッグを手早く開閉することができない場合があります。
キャリーバッグに収納している物を旅の途中で取り出そうする時、いちいち鍵を開けてからとなると手間がかかってしまうことがあります。
頻繁に取り出す必要がある物は、できるだけ自分が常に持ち歩くハンドバッグに入れておくと良いでしょう。
鍵を失くした時に荷物が取り出せない
キャリーバッグの鍵は家や車の鍵と比較すると小さな物が多いので、失くさないようにきちんと管理する必要があります。
万が一鍵を失くしてしまった場合、旅行先で必要な荷物を取り出せないので不便な思いをしてしまうかもしれません。
スペアキーを別に持つようにするなど事前に対策をとっておくと良いでしょう。
鍵が故障した時に荷物が取り出せない
旅行中にキャリーバッグに衝撃が加わった場合、鍵が故障してしまうことがあります。
鍵が壊れたと思い込んでいるだけで開け方を間違っている可能性もあるので、落ち着いて正しい開け方を試みるようにしましょう。
それでも、鍵を指しても回すことができない、もしくは番号を合わせても開錠できない場合には、鍵が故障している可能性があります。
どうしてもバッグが開かない時は、速やかにメーカーに問い合わせるなどして慌てずに対処するようにしましょう。
キャリーバッグの鍵の種類を教えて!
シリンダーキー
シリンダーキーは、キャリーバッグについている鍵穴に鍵を差し込んで回して開錠するタイプの鍵です。
幅広い種類のキャリーバッグに搭載されている鍵のひとつで、鍵をかけた状態のバッグを手早く開けることができる便利さがあります。
しかし、鍵を失くさないように気を配る必要があります。
ダイヤルロックキー
ダイヤルロックキーは、キャリーバッグについているダイヤルの番号を好きな数字に設定して使うことができます。
多くのキャリーバッグに搭載されている鍵のひとつですが、鍵が必要ないことから面倒な鍵の管理に悩まされずに済みます。
しかし、生年月日や旅行に出掛ける日時など推測可能な数字を設定してしまうと、第三者に開錠されてしまう恐れがあります。
設定する番号には細心の注意を払う必要があるでしょう。
南京錠
南京錠は、ファスナー付きのキャリーバッグに採用されることが多い鍵です。
南京錠でも鍵を指し込んで開錠するタイプと、ダイヤルの番号を合わせて開錠するタイプがあります。
南京錠の鍵を開けた後、ファスナーの部分に掛けている南京錠を外すなどの手間がかかるので、キャリーバッグを手軽に開閉したい場合には不向きかもしれません。
マグネットキー
マグネットキーは、鍵穴がなく鍵を窪みに合わせて回すことで開錠するような仕組みとなっています。
開錠する手順は通常の鍵と変わりはありませんが、独自の鍵を採用していることからピッキングされにくいという特徴を持ちます。
セキュリティ対策を強化した上で、キャリーバッグの開閉のしやすさを求めている場合におすすめです。
カードキー
カードキーは、キャリーケースについているカードの差込口にカードを入れるだけで簡単に鍵をかけることができます。
また、カードを差し込むだけで簡単に開錠できるのでキャリーバッグの開閉がとても簡単です。
カードタイプなら財布の中のカードポケットに入れておけるので、鍵を失くす心配を軽減することができます。
スマートに鍵の管理ができるのでおすすめです。
キャリーバッグの鍵を選ぶ時のポイント
自分にとって鍵が開けやすいものを選ぶ
キャリーバッグの鍵は自分にとって使いやすいものを選ぶことが大切です。
開錠しにくい鍵や開け方にコツがいるものは、時間にゆとりがない旅先では使いにくい場合があります。
使いやすい鍵がついたキャリーバッグなら、セキュリティ対策をとりつつバッグを手軽に開閉することができるでしょう。
鍵を失くさずに済むものを選ぶ
旅行先でキャリーバッグの鍵を失くすことが不安な方であれば、鍵不要の番号を設定するダイヤル式の鍵がおすすめです。
また、開錠の際に鍵は必要ですが、管理しやすい形状をしているカードキーが付いたキャリーバッグも良いでしょう。
信頼性の高いメーカーの鍵を選ぶ
鍵は精密な構造をしているので、丈夫で少しの衝撃では壊れないものを選ぶことが大切です。
信頼性の高いメーカーの鍵がついたキャリーバッグなら、旅行中も安心して使うことができるでしょう。
まとめ
キャリーバッグを選ぶ時はデザインや容量だけを基準にするのではなく、セキュリティ対策がとれるものを選ぶことが大切です。
鍵がついていることのメリットとデメリットはありますが、使いやすい鍵がついたキャリーバッグを選ぶことで、使いにくさなどの面をクリアすることができるでしょう。
自分にとって最適な鍵がついたキャリーバッグがあれば、旅行中を快適に過ごすことができます。