若い人の初海外旅行、スーツケースはどう選んだらいい?
若い時期は体力も気力も充分にあります。
勿論好奇心も旺盛で、冒険心も余るほどあるはずです。
ですから早いうちに海外経験をするという人も、珍しくなくなってきました。
でも多くの若い人たちが初の海外というのは、長期の大学の休暇とか卒業旅行の時がやはり多いはずです。
そんな時に持っていくスーツケース、選び方のコツとかちょっと考えてみませんか。
初の海外旅行は試行錯誤の後に
バックパッカーと呼ばれる人たちのように、バックパックひとつで世界を巡るというのも、大変に魅力的なことです。
しかし旅慣れないうちは、やはり普通にスーツケースとサブバッグで出かけるのが、最も安心できる旅の荷物の組み合わせになります。
今はスーツケースといえばキャリーバッグという世の中になりましたので、空港などで見てみると若い人が真新しいキャリーバッグを引いている姿を、よく見かけます。
肩にはショルダーバッグかもしくは、キャリーバーにキャリーオンバッグを装着して、意気揚々と空港ロビーを闊歩していますね。
期待に峰膨らませてという姿が、本当に目にも楽しいものです。
でもそこにたどり着くまでには、あれこれと試行錯誤したに違いありません。
行き先旅程、出発日に帰国時、相手国の情報集めやセキュリティに関しての注意、何かあった時の対応方法も調べたはずです。
また勿論、何を持っていくか、どの程度着るものを用意すべきか、靴とかは履いているものだけで良いのかなど、考えることは山積みですね。
それを乗り越えて空港に到着したわけですが、最も大きな問題である、スーツケースの調達も事前準備に入っていたはずです。
スーツケースは旅の友
スーツケースは何と言っても、旅に出るのは不可欠なバッグの1つでもあります。
勿論しっかりとしたスーツケースでなくても、バックパックでもかなりの長期旅行は出来ますが、セキュリティの綿なども考慮するとこれが一番ですね。
TSAロックの付いた海外旅行用のスーツケースが、旅の定番になって久しくなります。
旅行に必要な衣服も小物も、仕分けするのも面倒なく出来ますし、もしスーツが必要なシーンがあっても、皺を作ること無く収納できるものもあります。
持ち運びも、キャリーバッグなら取り回しは楽ですし、折りたたみのカートを使用すれば普通のスーツケースでも、運ぶのに苦労しません。
大変に便利な旅行用のスーツケースですし、やはり最初の海外となれば新調したいと考えても、当然のことですね。
購入しなくても済む方法もありますが
でも実は、海外の旅費だけで精一杯、とてもスーツケースを購入するところまで資金が調達できない、という若い人もいます。
こういった場合、手持ちの大きなバックパックやボストンバッグで出かけるのも、勿論出来ないことはありません。
外国の人の場合、スーツケース以外のバッグを使用して旅行に出る、というのは珍しくありません。
リタイアしている人でも、大きなボストンバッグを抱えての旅行と言う姿を、よく見かけます。
日本人は割と定番のスーツケースにこだわってしまうのですが、こういった方法もありですね。
また誰かに借りるという選択肢もあります。
大体一家に1つはスーツケースが置いてあるものです。
親のスーツケースを借りるとか、親しい友人に借りることも可能です。
ただまあこの場合、お土産の心遣いとか、傷つけた時の保障とかありますので、親に借りる以外はしないほうがよろしいですね。
スーツケースの購入時に若い人に気をつけておいてほしい事
さて何とか資金もあるし、ここは自分専用のスーツケースを購入しようとした場合、ちょっとした注意をしてみませんか。
サイズは無難なものを選ぼう
学生さんや卒業旅行の場合、まあそれほど長期の旅行にはならないのが普通です。
長くて1週間と言ったところですか。
この1週間というのが結構曲者で、専門店やネットショップで見てみると、かなり大型のスーツケースになってしまいます。
しかしこの大型のもの、その後の使用が見込まれるかどうかが、いささか疑問です。
なのでちょっと小ぶりの、数泊出来る程度のものにするのが、おすすめですね。
サブバッグと合わせれば充分に容量は確保できますし、荷物を上手く収められれば小さいスーツケースのほうが移動も楽です。
またその後使用するかどうかわからないのですから、無難なサイズのものにしておくと、場所も取らずに収納ができますね。
キャラクターの付いたものを選びたい時は
やはりみんなと楽しく旅行に出るのだから、スーツケースも楽しいものにしたい、と考える事もあります。
キャラクターのついたものとか、ちょっと派手な色合いのものですね。
しかしこういった派手なスーツケースは、それこそその後出番がなくなる可能性が大です。
何が何でもそういうスーツケースで出かけたいという場合、レンタルを考慮に入れてみてください。
正直な話、そういったスーツケースを使用できる年代というのは、限られているのです。
シンプルなものを選んでおこう
ちょっとつまらないなと思っても、シンプルなデザインと色合いの物を選ぶのがおすすめです。
というのも、社会人になって会社の出張など出かけることがあった場合、使えるのはそういう品だからです。
シンプルなものは転用できますが、派手なものはさすがに仕事用には使えません。
両方購入しておいて、使い分けるという方法もありますが、収納場所に困るのがスーツケースです。
2つのスーツケースを余裕で収納できる場所がない場合、シンプルなものにしておくのがおすすめです。
シンプルなスーツケースを、剥がすことの出来るシールやベルト類などで、自分流にアレンジしてみると楽しいものです。
ある意味世界で一つだけのスーツケースになりますから、こちらのほうが目立つこと請け合いです。
何よりもその後も使用ができるものを選ぼう
初の海外で浮かれてということもありますが、何よりも気をつけて欲しいのはその後も使用できるスーツケースを選ぶことです。
毎年何回も旅行に行く人の場合劣化も激しいですし、また社会人になって出張の多い部署だった場合も、劣化は激しくなります。
しかしそういった場合でも、良い品物を購入しておけば10年は楽勝で使用ができるものです。
よほど、キャスター部分に負荷がかからなければ、そうそう使えなくなるということはありません。
またよほど運が悪くなければ、本体の破損ということもめったにありません。
筆者が愛用していたビニール製のちゃちなスーツケース、年に1回は最低太平洋を渡っていましたが、5年以上保ってくれました。
本当に思っているよりも丈夫なのがスーツケースというバッグです。
つまり、その後も使用ができるだろうデザインと色合いのものを購入しておけば、社会人になっての旅行も出張もそれ1つでまかなえるのですね。
本当に収納場所をとるのがスーツケースです。
では捨てようかリサイクルしようかと思った時にも、いささか手間のかかるのがスーツケースです。
最初の海外旅行用に購入したスーツケースはその後もしっかりと使用したいものですね。
そのためにも、未来のことも考えての購入をおすすめしたいところです。
まとめ
派手で明るい色合いの、しかもキャラクターの絵が描かれたスーツケースを、若い人が持ち歩いているのを見るのは、結構微笑ましいものです。
若い時でないと、正直これはなかなか出来ないことでもあります。
しかしスーツケースはできれば家には複数は置きたくないものですね。
場所も取りますし、不経済にもなります。
シンプルなスーツケースにちょっと工夫して、オリジナルのスーツケースにして使用という事も考えてみてください。
シールとかを剥がせば、シンプルなものに戻りますから、使い回しがとても良くなること請け合いです。