雨の日でも普段と同じにバックパックを使いたい、でもこれが濡れるんですよね
雨の日はただでさえ憂鬱なものです。
でもどうしても出かけなくてはいけないこともあるのは、これは仕方のないことです。
しかし荷物があるとなると、さあその荷物はできるだけ濡らしたくないものですね。
バックパックもまた、後ろに背負うという特徴からどうしても濡れやすい荷物の1つです。
では雨の日にバックパックをできるだけ濡らさないように使用する方法、何か無いでしょうか。
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どんな荷物でも雨の日は濡れるもの
ショルダーバッグでもトートバッグでも、女性のハンドバッグでもどんな荷物も雨の日には濡れて当然です。
なので皆さん、出来るだけ身体に引きつけて置いたりと、工夫をこらしたりしているはずですよね。
ビニールでくるむなどの対処を、している人も見かけますが、これおしゃれした女性にはちょっとと思ってしまったりもするはずです。
見た目を取るか、濡れないことを第一にするか、究極の選択かもしれません。
しかし脇に引き寄せられるバッグのたぐいなら、雨に当たっているかどうかはしっかりと目に入るものです。
なので、屋根の下に入ったらすぐにタオルで拭くとかの手当が、しやすいのです。
電車乗った途端にバッグからタオルを出して、荷物を拭いている人は結構いるものです。
特に革製だったりしたら、大急ぎのケアが必要なのは言うまでもありません。
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バックパックは自分の目には届かないので
ではバックパックの場合はどうでしょう。
背負っている限り、当人の目は届きません。
どの程度濡れているかも、わからないものです。
電車に乗る時に、マナーとして前側に移動させたり手に下げたりした時、初めて濡れていることに気づくということもあります。
実際バックパックの場合、傘のちょうど際に位置することが多いのです。
つまり、雨に当たらないで済むことがあっても、傘から流れるしずくにちょうど当たる位置にあるというわけです。
このしずくで、かなり濡れるのは言うまでもありません。
ポンチョでも、バックパックを背負った後で着ていれば、この問題は解決しますが、正直な所見た目はあまり良くないのも事実です。
自転車で移動の時には、これは非常に有効な手段ですが、普通に通勤の時にはちょっとためらってしまうのは無理ありません。
バックパックをできるだけ濡らさないようにするには
バックパックを完全に濡らさずに背負うということは、まあ不可能に近いです。
しかし中身を濡らさないようにする工夫は、勿論出来ます。
撥水性防水加工の優れた品を選ぶ
近頃のバックパックの防水加工については、かなり優れたものが多いです。
特にブランド物で実用品の場合、非常に良い加工がされていると言っていいでしょう。
登山に使用するバックパックもですが、街歩き用のバックパックにも、防水加工は施されています。
まずはこの防水加工について、購入前に充分に調べておきたいですね。
バックパック自体が濡れてしまっても、要は中身が無事ならそれで問題がないということです。
レインカバーザックカバーをかぶせる
レインカバーとかザックカバー、バックパックカバーと呼ばれる製品です。
バックパックを完全にくるんでしまうカバーなので、普通の雨ならまずバックパック自体が濡れずに済むのがありがたいところです。
これもまた、防水加工のしてあるナイロン製のものがほとんどですので、そこを踏まえた上で選択してください。
防水加工が優れていればそれだけ、中のバックパックが濡れないということですね。
屋根の下に入った時に剥がして、ビニール袋にでも入れてしまえば、後はどこかで乾燥させれば済むので面倒もありません。
種類も多いので、自分のバックパックにちょうどいいサイズのものも、選びやすいです。
もっと安上がりで何とか出来るものは
まああこれは、非常手段とも言える方法です。
長期に渡って使用はできませんので、逆に安上がりにはならないかもしれませんね。
1つは大きなビニール袋、ゴミの袋などでバックパックをくるんでしまう方法です。
非常に見た目は良くないので、それこそ非常用の手段になります。
しかし何しろビニールなので、雨よけとしては大変に優れているのです。
急なゲリラ豪雨などの時には、これは役立ってくれます。
もう1つは、これは安上がりなバックカバーになる、100均などで売っている自転車の荷物カバーの応用です。
大き目の、後ろカゴのものがいいかもしれません。
これが普段使いのサイズ、20リットルから30リットルくらいのバックパックに、ちょうどいい大きさなのです。
ただ残念ながら、完全な雨よけにはならないことも、留意しておいてください。
まあ出来ればバックパックのレインカバーの購入をおすすめしたい
一応筆者も、これら全部試してみました。
結果として、やはりレインカバーが最も使い勝手がいいと結論しています。
レインカバーを選ぶ時のチェックポイントを、いくつかご紹介しますね。
もともと登山用などに使われているものならば
数多い種類のあるレインカバーですが、特に登山用に作られたものは防水加工が優秀です。
使い勝手がいいので、これはおすすめです。
何しろ変わりやすい山の天気です。
朝は晴れていたのに、昼前に急に天気が崩れるなどということも、決して珍しくありません。
そんな時に使用される雨よけですので、防水加工はしっかりと出来ています。
物によっては、カバーから中にはいってしまった雨水を外に出す穴がついているものも、あるのです。
実際、よく出来ていたとしても豪雨の場合、どうしても中に水が入ってくることがあります。
それを外に逃がすための機能も、備えているというすぐれものです。
ただまあ問題としては、登山用ということでサイズが大きいのですね。
街歩き用や仕事の荷物を入れるのに使用しているバックパックだと、サイズが合わないこともあります。
各メーカーへの問い合わせも、してみてください。
街歩き目的や通勤通学なら
長きに渡って使っていきたいなら、登山用のものがおすすめなのですが、そこまでしないでも普段使いなら充分なものはあります。
単に街歩き目的や通勤に使用するなら、長時間雨の中の移動というのはあまりないと思われます。
なのでとりあえず、バックパックのサイズに合わせた普通に売られているレインカバーを使用すれば、まず問題ありません。
普段使いのものの場合、大体20リットルから30リットルの容量のものが使用されています。
このサイズのレインカバーはかなり豊富に販売されていますので、防水性や撥水性をよく吟味して選んでください。
またサイズを必ず合わせることを、忘れないようにしたいものですね。
サイズが合っていないとせっかくのレインカバーも、真価は発揮できません。
出来るだけ軽いものがおすすめ
バックパック用のレインカバーも、素材によって多少の自重の違いも出てきます。
勿論大きなサイズのもののほうが、多少とはいえ重いのは事実です。
ここにも注目して、ただでさえ荷物の多くなる雨の日、重さまで増えないように注意しておきたいですね。
とは言っても大体、100グラム前後の重さのものが主流ですので、めちゃくちゃ重くならないのが救いですね。
まあ100グラムと200グラムだと、それなりの差は出てきますので、あまり力に余裕のない人は、一応ここもチェックを入れておきたいものです。
まとめ
雨の日のバックパックは、知らない間に濡れていたというのが普通ですが、これが悔しいのも事実です。
電車に乗って背中から下ろして初めて気がついて、中身を見てみたら見事に濡れていた、などということはありませんか。
転ばぬ先の杖、レインカバーなど使用して雨からバックパックとその大事な中身を守ってください。
先手必勝とも言います。
ちょっとした1枚で、濡れたバックパックと中身に泣くことから、卒業してしまいませんか。