バックパッカーの必需品は？ 海外旅行でバックパックに入れておきたいもの5選
海外を旅するバックパッカーは、必要な荷物をきちんと詰め込み、何が起こっても大丈夫なように準備しているものです。
そのため、これからバックパックを背負って旅行する予定がある人は、持ち物についてしっかり考えておくようにしましょう。
では、海外旅行に持って行くべきものや、あると役に立つものを紹介していきます。
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パスポート、ビザ
パスポートやビザといった入国に必要なものは、海外旅行に行くなら、絶対に忘れてはいけない基本的な持ち物になります。
特に、パスポートはとても重要です。
パスポートは、出入国のときだけでなく、ホテルのチェックインでも提示する場面があり、身分証明のためには、なくてはならないものです。
ビザは、渡航先の国が発行する入国許可省なので、その国の入国条件をよく確認して、必要な場合は必ず用意しておきましょう。
有効期限に注意
パスポートにしてもビザにしても、ずっと使い続けることはできません。
どちらにも有効期限があるので、よく確かめておくようにしましょう。
例えば、日本のパスポートは、残存有効期限によっては入れない国が出てきます。
それでは、いくら携帯していても意味がありません。
ビザの場合は、滞在中に期限が切れるだけなら問題ありませんが、次に入国するときは、確実に取得し直しておく必要があります。
また、滞在期間を過ぎてもその国にとどまっていると、不法滞在になってしまいます。
このように、期限はとても重要なポイントなので、しっかりチェックしておきましょう。
余白が必要な場合も
パスポートの場合は、余白がどれくらいあるかも確認しておいてください。
場合によっては、見開き1ページ分の余白がないために、入国できないということもあるのです。
そのため、余白をまったく確認せずに使い続けるのはよくありません。
少なくなっていたら、きちんと増補できるように、ときどき確認しておくようにしましょう。
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お金
海外を旅行するのであれば、お金も絶対に必要です。
あまりお金をかけないことが多いバックパッカーといえど、一文無しではどうにもなりません。
なにしろ、タダで何かを買ったり、宿に泊まったりはできないのです。
なるべく出費を抑えるとしても、ある程度の金額は必ず使うことになるので、忘れずに用意しておくようにしましょう。
両替
海外旅行でお金を使うためには、あらかじめドルやユーロに両替しておくことをおすすめします。
というのも、日本円を普通に取り扱ってくれる海外の金融機関は、あまりないからです。
意外なほど少ないので、「なんとかなるだろう」と油断していると、困ることになってしまいます。
スムーズにお金を使うためにも、事前の準備をしっかり行うようにしましょう。
なるべく少なめに
旅行にはお金が必要とはいえ、バックパッカーは、盗難や紛失にも注意しなければなりません。
思わぬトラブルでなくなってしまったときのことを考えれば、あまり大金を持ち歩くのは避けたいものです。
たとえ盗まれたり紛失したりしても、元から少なくしておけば、それほど大きなダメージを負うことはありません。
そのため、お金を持つなら、なるべく必要最低限の金額にしておきましょう。
どうしても必要な分を省くわけにはいきませんが、余裕がありすぎるとよくないので、現金はできるだけ抑えてください。
その代わり、クレジットカードをうまく活用することをおすすめします。
クレジットカードは身分を保証するためにも役立つので、持っておくと何かと便利です。
薬
海外旅行では、体調を崩して薬が必要になることもあるので、バックパックにはきちんと入れておくようにしましょう。
旅先で風邪をひいてしまったり、お腹を下したりしたときは、何も薬がないと困ってしまいます。
普段なら薬で抑えられる症状でも、まったく持っていない場合は、医師の手を借りなければならないこともあるのです。
しかし、海外で保険証が使えないと、高額な医療費を払うことになってしまいます。
そのような事態を避けるためには、風邪薬や下痢止めなど、必要になりそうなものをしっかり揃えておいてください。
現地で市販薬を購入する方法もありますが、基本的には飲み慣れたものの方が望ましいので、なるべく日本のものを使ってください。
多めに持つ
何か持病があり、普段から薬を手放せないという人は、医師に相談して多めに処方してもらいましょう。
そうした重要な薬が足りなくなると大変です。
長い旅行でも、きちんと伝えておけば、たっぷり2～3ヶ月分は出してくれます。
また、英語の診断書を頼んでおくのもおすすめです。
英語で書かれた診断書があれば、旅先で具合が悪くなったとしても、すぐに的確な処置を受けることができるのです。
ガイドブック
バックパッカー初心者だと、ガイドブックを軽視してしまう人もいますが、それはよくない考え方です。
自分のカンや口コミなどを頼りに旅行するというのは、一見すると自由気ままで楽しそうですが、本当に重要な情報を見落としてしまう可能性があります。
例えば、詐欺被害が多い地域があるなら、その情報はきちんとガイドブックに記載されているものです。
しかし、それを読まずに行動したりすると、危険を回避できません。
何も知らない無防備な状態で危険地帯に足を踏み入れ、たちまち騙されてしまうのです。
そのような失敗をしないためにも、ガイドブックは必ず持つようにしましょう。
必要な情報をしっかり確認することができれば、安全に旅をすることができます。
楽しみも増える
ガイドブックを持って読みながら旅をしていると、その国で有名な美味しいお店などを見逃すことがなくなります。
危険を回避するための情報だけでなく、旅を楽しむための情報もたくさん載っているので、しっかり読み込んでおけば、より旅を満喫できるのです。
また、ガイドブックの空きページに、出会った人からメッセージを書いてもらうのもおすすめです。
あとからそのページを見ると、旅の思い出が次々によみがえり、とても楽しい時間を過ごすことができます。
鍵
ワイヤーロックや南京錠といった鍵を持っておくことは、防犯のための重要なポイントになります。
海外旅行では、鍵が必要になる場面が多いので、しっかり揃えておくようにしましょう。
例えば、駅でチケットを買いたいときは、重い荷物を下ろしたくなることもありますが、その辺に放置するのは避けたいものです。
そんなときにワイヤーロックがあると、柱などに荷物をがっちり繋ぐことができるため、安心して買い物をすることができます。
また、ホテルのロッカーや部屋の扉など、勝手に開けられたら困るところは、南京錠によるロックが役立ちます。
安心して旅を楽しむためにも、忘れずに購入しておいてください。
安物は避ける
鍵を購入するといっても、100円ショップで買えるようなものは、使ってもあまり役に立ちません。
安すぎるものは、値段相応の品質であることも多いため、すぐに外されてしまうのです。
そのため、鍵には少しお金をかけておきましょう。
なるべく費用を抑えたい場合でも、せめて100円ショップでの購入は避けてください。
まとめ
バックパックを背負って海外を旅するなら、荷物を適当に選んだりしてはいけません。
本当に必要なものを見落としていたりすると、あとから困ることになってしまうのです。
そのようなトラブルを回避し、旅行を存分に楽しむためには、ここで紹介したものを確実に揃えておきましょう。
どれも必ず使うものなので、準備をするときは、念入りにチェックすることをおすすめします。