スチーム洗浄機を使う際に注意するのはどんなことがある?

スチーム洗浄機は、掃除を楽にしてくれるすごく便利な道具であることは間違いありません。
しかし、そんなスチーム洗浄機であっても、何も考えずに使用していくと、失敗につながってしまうことがあるんです。
だから、使用する際には気をつけて使用しないといけません。
でも、どこに気をつければいいかわからない方もいるでしょう。
そこでここでは、そんなスチーム洗浄機を使う際の注意点についてみていきます。
ガラスが割れてしまうことがある
最初に注意点として挙げられるのは、スチーム洗浄機でガラスを掃除する際の注意点になります。
基本的には、スチーム洗浄機でガラスを掃除したとしても、別にガラスにダメージは与えられません。
しかし、ある特定の条件の時、ガラスが割れてしまうことが出てくるんです。
そのある特定の条件の時というのが、ガラスが冷やされているときです。
窓などのガラスは、外の気温の影響をしっかりと受けるものです。
だからたとえば、冬場にはそれはすごく冷えている状態になります。
そんなところに高温のスチーム洗浄機をあてていったらどうでしょうか?
すごく冷えているものが一気に温められてしまうことになります。
すごく冷えているものが一気に温められてしまうと、それによってガラスは割れてしまうことがあるんです。
だから、冬場にガラスをスチーム洗浄機で掃除しようと思った際には気をつけないとなりません。
幾つかの対処法
では、冬場にガラスをスチーム洗浄機で掃除する際には、どうしたら良いのでしょうか?
一番確実なのは、寒い日を避けるということでしょう。
寒い日になればなるほど、ガラスの温度も下がっていきます。
結果、割れてしまう可能性が高くなる。
だからそれを避けて、なるべく暖かい日にするようにするんです。
あるいは、日中のなるべく太陽があたっているタイミングでするのがおすすめです。
それであれば多少温められていますから。
さらに、なるべくガラスから離してスチーム洗浄機をあてるというのも効果的です。
少し話すだけでだいぶ温度は下がりますから。
このように、ガラス側の温度を上げるだけではなく、スチーム洗浄機からあてられる方の温度を下げるというやり方もあるのです。
フローリングがはがれてしまうこともある
基本的にはスチーム洗浄機は、フローリングにしても全く問題はありません。
たしかに高温のものが噴射されるわけですが、スチーム洗浄機くらいの温度であれば、フローリングは特に悪い影響は与えられません。
しかし、それでもまれに、フローリングがはがれてしまうことがあるんです。
というのも、やはりフローリングにもいろいろなものがありますよね。
たとえばちょっと何かを落としただけですぐにへこんでしまったり、軽く割れてしまったりするもの。
高いところから重たいものを落としたのであれば仕方ないですが、椅子からスマホを落としたくらいで割れてしまうものもあるくらいです。
あるいは、年季が入っていてはがれやすくなっているものもあります。
ちょっと何かを引きずったりしたらはがれてしまうような。
そんな、はがれやすくなっているものや、あまり状態のよくないフローリングにスチーム洗浄機をあてていったら、そのせいで剥げてしまうこともあるんです。
だから、フローリングにスチーム洗浄機を使う前に、まずはいったんフローリングの状態を確認するのがおすすめです。
離して使うことが対策に
では、もし多少フローリングの状態が良くない人が、フローリングに対してスチーム洗浄機を使いたいと思ったら、どうすればいいんでしょうか?
フローリングの状態があまりよくない人がフローリングに対してスチーム洗浄機を使いたいと思ったら、やはりガラス同様に、なるべく離して使うようにするのがおすすめです。
なるべく離して使うようにすることで、その分だけ多少汚れは落としづらくはなることもあります。
温度が下がるわけですから。
でも、それでも使わないよりは十分に効果を発揮しますし、うまくバランスを取りながらやっていきたいところです。
火傷の注意もある
スチーム洗浄機は、熱いものが出てくる掃除器具になります。
熱いものが出てくるということは、その熱いものや、その噴射口にうっかり触れてしまったりして、火傷する可能性も0ではないということになるのです。
だから、スチーム洗浄機を使用する際には、火傷にも注意をしないとなりません。
軽い火傷では済まないことも
噴射口に触れるくらいであれば、軽い火傷です済むでしょうが、たとえばうっかり、噴射口に手を置いたまま噴射してしまったりしたら、100度近い温度のものを手に浴びることになります。
それは確実に大きな火傷になります。
掃除を簡単にしてくれるのは嬉しいことですが、スチーム洗浄機を使うことには、こうしたリスクも伴うのです。
もちろんこうしたリスクは、決して高いわけではありません。
気を付けてさえいれば防げるものになりますから。
でも、ふとした時に気を抜いてしまったりすることもあるものです。
そうならないように、しっかりと注意して使うようにしてください。
感電のリスクもある
もう一つ、スチーム洗浄機を使う際に注意しておきたいことがあります。
それが、感電の注意です。
スチーム洗浄機は、お風呂場などの水気があるところで使うことも多いですよね。
そうした水気があるところでスチーム洗浄機を使っていくと、感電してしまう可能性が出てきます。
感電してしまったら、今度は火傷どころではすみません。
最悪の場合には命の危険になることも出てきてしまいます。
だから、水気のあるところで使う際には、より細心の注意を払って使用していかないとなりません。
感電を防ぐための方法
ただ、注意をするとはいっても、どう注意をすればいいかわからないという方もいるでしょう。
実際感電を防ぐためには、どのように注意をしていけばいいのでしょうか?
そのためのポイントはいくつかあります。
たとえば、スチーム洗浄機に触れる際には、必ず手を拭いてから触れるようにするということ。
手が濡れていたりすると、その濡れた手がコンセントに触れてしまい、それで感電することが出てきます。
そして実際お風呂場でのスチーム洗浄機の取り扱い中には、手が濡れていることも多々あるでしょう。
だから、お風呂場でそれを使用する際には、タオルをもっていって、手が濡れないようにするのが良いです。
また、水気をしっかりと払ってから使用するというのもおすすめです。
お風呂に水気が残っている状態で作業をすればするほどに、感電するリスクは高くなります。
でもお風呂は、しっかりと換気扇を回しておけば、次の日の夜くらいにはしっかりと水気はなくなっていることが多いです。
だから、そのタイミングでスチーム洗浄機を使用するようにすればいいのです。
水気が残っている状態で使用してしても、一度タオル等で水気をふき取らないと効果があまり出なくなりますから、二度手間になります。
なので、できればタイミングをしっかりとみてから使用していく方がおすすめです。
効率的にも危険性的にもその方が吉。
まとめ
簡単ですごく掃除の効率が上がるスチーム洗浄機ですが、このようにリスクがないわけではありません。
もっとも注意をすれば良いものではありますが、何も考えずに使用していくと、思わぬトラブルになったりすることもあるので、しっかりと注意をするようにしてください。
そして問題なくスチーム洗浄機を使用していけるようにしていきましょう。