年末の大掃除高圧洗浄機で楽々済ませたい!その前にチェックしておきたいこと!
大掃除の時期になると、もっと簡単に手軽に掃除ができる道具がないだろうかと思うのは、誰でも同じことです。
しかし特に普段サボっていた部分を徹底的に掃除したいと言うのは、取りも直さず面倒な部分の掃除をするということに他なりません。
面倒で力も必要で時間も掛かりそうな場所は、意外と家の内外にあるものです。
そんな場所の掃除に役立ってくれるのが、高圧洗浄機です。
高圧洗浄機って種類がある?
大きく分ければ、家庭用の高圧洗浄機と業務用のものになります。
業務用のほうが勿論、水圧も高く能力が大きいのは言うまでもありません。
しかし家庭用でもその能力は、ピンからキリまでありますので、使う人の目的によって選ぶのが正しい方法です。
強すぎる水圧では、築年数の古い家だと傷がついてしまうこともあります。
また自家用車の洗車をメインに使用するなら、細かい部分の洗浄もできなくてはなりません。
そのあたりの目的をはっきりさせてから、どう言った能力のものを使用するか決めてください。
加えて、色々な機能がついていても使いこなせなければ意味がありません。
機能満載のものを、ちょっとお財布に苦しい値段で購入しても、結局使えないということもあります。
賢く選んで、賢く使用してくださいね。
大掃除に使用するならどの程度のものが適宜
大掃除専用で使う場合、一戸建てなら外壁や塀に窓、場合によっては屋根までの掃除を想定しての使用になります。
この場合だと、家の外部メインになるので、そこそこ水圧の高いものを選ぶほうがよろしいですね。
ただし、網戸も一括でやってしまいたいという場合は、網戸の劣化の問題も忘れないようにしてください。
網戸は外してから窓ガラスの掃除をするか、網戸も洗浄機でやってしまいたい場合は水圧の調節を忘れないように心がけてください。
綺麗にするはずが何かを壊してしまうことになった、では笑い話にもなりません。
結構この網戸の失敗は多く見られますので、ご注意くださいね。
また集合住宅の場合だと、ベランダとそれに面した窓の掃除ということになります。
下の階に迷惑がかからないように、あまり強い水圧での洗浄は遠慮するのが吉です。
水しぶきだけでなく、水漏れという問題も出ないとは限りません。
その辺りも注意の上、高圧洗浄機を選んでください。
総合的に見て、中程度の強さの家庭用高圧洗浄機が、最もおすすめになります。
他に使う機会がないなら
大掃除のために高圧洗浄機を購入しようと思った場合、レンタルという手もあります。
普段からまめに掃除する家庭や、自家用車のためにすでに洗浄機を所有している人の場合はともかく、大掃除だけのための購入というのももったいないですね。
安い洗浄機は家庭用のものなら、1万円くらいでも手に入ります。
しかし大掃除以外の364日を、納戸にしまったままで放置というのはもったいないというか、無駄と言っても過言ではありません。
ここは割り切って、レンタルの洗浄機を使用することも視野に入れてみてください。
レンタルのものなら納戸の場所ふさぎにもなりませんし、メンテされたものを届けてくれますから直ぐに使用が可能です。
お試し代わりにもなりますので、初洗浄機使用の人にはおすすめなのが、このレンタルです。
大掃除で気をつけよう周囲への気遣い
大掃除の時期はどの家も競って掃除していますので、多少の水しぶきなどはお互い様、というのが普通です。
しかしやはりそこでも多少の気遣いがあれば、ご近所問題などに発展することもありませんので、気配りを忘れないようにしてから開始するのがベストです。
家の外壁や窓の掃除の場合お隣さんにひと言
家の外壁や窓を掃除する場合、どうしても水しぶきが飛び散ります。
これが、ある程度庭などの余分なスペースが有る場合はまだしも、塀が間近にあってその向こうはすぐにお隣の外壁、などという場合は問題も起きてきます。
まずは洗浄機を使用する前に、その旨報告しておくのがおすすめです。
綺麗に汚れを落とそうと思えば、ある程度の水圧は必要不可欠です。
水圧が上がれば水しぶきも多くなります。
狭い場所の場合どうしても、隣家の外壁にも水が飛び散るのは避けられません。
掃除前にひと言、挨拶を入れておくのは礼儀ですし、後々問題も起きません。
家の外壁や窓の掃除の時自宅の築年数も考慮に
同じく外壁などの洗浄機での掃除で、気にしておきたいのが壁や窓の劣化です。
網戸は外せばいいとしても、外壁や窓には直接圧がかかります。
それで汚れを落とすのですから、水圧はどうしても必要です。
しかしこの水圧で、外壁の塗装が剥がれた、窓にヒビが入ったなどということもあります。
掃除したらば壊れてしまったということのないように、まずは外壁のチェックも忘れないようにしてください。
外壁塗装にヒビが見えたら、そこは要注意ということです。
水圧をかけすぎないように、優しく洗ってあげてください。
厄介なのは窓です。
近頃の窓はそうそう簡単に割れたりしませんが、ちょっと昔のものだと経年劣化も加わって、結構もろくなっていたりします。
築年数で見当がつきますので、場合によっては普通の窓掃除に切り替えてください。
家の外塀の掃除の場合
生け垣などでなく普通の塀で囲ってある場合、これも普段は中々掃除もできず、でも土埃などでの汚れが気になるものです。
1年に1回でも、掃除したいなと思う部分ですね。
ここの掃除は勿論、通行人や車に注意しつつ行ってください。
車の場合は、掃除中の人自身も事故に注意が必要です。
掃除に夢中になっていて車の音が聞こえず、走ってきた車に巻き込まれた、などということのないようにしたいですね。
特にこれは、家の前の道路がカーブしているお宅の場合、充分に注意が必要です。
これとは逆に、通行している人には掃除している人が迷惑をかけることがあります。
勿論水しぶきです。
寒い時期に、見知らぬ人にいきなり水をかけてしまった、などということのないようにご注意ください。
通行人や車の通行には、常に注意を払うことが必要です。
ベランダの掃除の場合
ベランダ掃除は、一戸建ての場合も集合住宅の場合も、何より水漏れに注意しなくてはなりません。
一戸建ての1階にあるテラスはまあ大丈夫ですが、2階にあるベランダは水はけの問題がきちんとしているかの確認を、まずしておくのが必要です。
水はけがきちんとしていない場合、ベランダで使用した洗浄機の水は、直接下に落ちることになります。
ベランダに面した窓の掃除の水も加えると、かなりの量です。
しかも汚れた水が落ちてくるのですから、後始末が大変ですね。
集合住宅の場合は、ベランダには水はけ用の排水口が設置されています。
しかしこれも、普段は殆ど使われていないので、詰まっている可能性も無いとは言えません。
その場合、下の階のベランダに水が落ちていく事になります。
こうなった場合、下手をすれば賠償責任問題にも発展してしまいます。
特に集合住宅で、2階以上の部屋のベランダ掃除を洗浄機で行う場合、排水口がきちんと機能しているかの確認が必要です。
掃除前に少し水を流して、ちゃんと流れるかを確認するのがおすすめです。
またその時にも、下の階の住人に報告しておいて、漏れていないかもチェックしてもらうとベストです。
まとめ
冬の寒い時期の掃除は、出来れば水は直接使いたくないものです。
高圧洗浄機なら、ブラシや雑巾を使って掃除するよりも手早く、しかも濡れることも少なく掃除ができます。
そんな便利な高圧洗浄機ですが、便利な半面注意しておくべきことも結構あるのです。
目的は勿論、使う前に問題がないかどうかもしっかりとチェックして、気持ちの良い掃除をしてください。