原作も知りたくなる邦画ベスト3

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今回は私が原作の内容を知っており、その上で観た邦画の中で選んでいます。


映画の原作を知っていて、映画化されて観てみるとがっかりすることって多いですよね。


やはり原作には敵いませんよね。


そこで、逆に原作を知らずに観た方が、原作も知りたくなるだろう邦画を僭越ながらご紹介させていただきます。





第1位:「ピンポン」

ピンポン

松本大洋の漫画「ピンポン」の実写です。


曽利文彦監督、宮藤官九郎脚本、窪塚洋介主演です。


卓球のスポ根となっています。


選んだ理由としては私は松本大洋さんの漫画が好きで、その中でもピンポンが好きなんです。


キャストがとても合っていたと思います。


特に主演の窪塚洋介さん演じる主人公の「ペコ」はハマり役であったと思います。


全く違和感なく作品に入ることができた事がかなり大きなポイントでした。


ノーカット版で観ることをおすすめいたします。


残念なのは登場人物たちが抱える思い、苦悩が少しわかりづらいかもしれません。


特に脇役の登場人物たちの心情の表現が薄い感じがしてしまいました。


3時間ほどの中で表現するには無理がありますよね。


これはしょうがない気がします。


各登場人物の気持ちを汲み取りながら観るとより楽しめるかと思います。


原作である漫画はもちろんすばらしいです。


癖があるかもしれませんが読む価値あります。


またアニメ版もとてもよいです。


最近アニメ化されました。


アニメではより深く登場人物たちの気持ちが描かれているため、感情移入もしやすいです。


私もアニメを観た上で、改めて実写版を観た時の印象がだいぶ変わりました。


この作品を観終わったあと、卓球がものすごくかっこよく見えてしまい、
卓球をやりたくなってしまうこと間違いありません。


特にカットマンとか。






第2位:「永遠の0」

永遠の0 DVD通常版

百田尚樹さんの小説「永遠の0」が原作の映画です。


主演は岡田准一。


かなりざっくり、簡単に話の内容を書くと、
零式艦上戦闘機、通称「零戦」のパイロットであった祖父の事を、孫が調べていくという話で進んでいきます。


この作品を選んだ理由は原作でも泣け、実写版を観ても泣けてしまったことです。


単に私が泣き虫なだけかもしれませんが。


「永遠の0」という作品が話題になる前に読みましたが、私は失敗しました。


私は通勤電車の中でこの作品を読んでしまったのです。


そのおかげで涙を我慢するのが大変であり、また思いっきり泣くことができず、
読む場所を誤ったことでとても後悔した作品です。


映画化されることが決まり、主人公の宮部役に誰が演じるのかが気になりました。


岡田准一さんが演じることがわかったときはとても合っていると感じ観てみたいと思いました。


まさに私のイメージどおりです。


内容を知っていたので泣かないだろうと思っていたのですが、不覚にも泣いてしまいました。


原作は長編ですが、長さを感じさせないほど入り込めますのですらすら読めてしまいます。


声を大にして伝えたい事は、「思いっきり泣ける場所」で読んでいただきたいです。


第3位:「容疑者Xの献身」

容疑者Xの献身

東野圭吾さんの小説「容疑者Xの献身」が原作となっています。


主演は福山雅治。


この作品を選んだ理由は、やはり原作とまた違うよさがあったからです。


主演の福山雅治さんというより、ラストの堤真一さんの演技がよかったんです。


第一印象ではあまりいい印象を持っていませんでした。


堤真一さんが「石神」を演じるということが、
私のイメージと大分ずれていたからかもしれません。


ですが、終わってみればなんのその、さすがです。


そして、松雪泰子さんがまたきれいなんですよねこれが。



少しネタバレになってしまうかもしれませんが、ここまで人を愛することができたなら幸せだなと思ってしまいました。


私は東野圭吾さんの作品の中で初めて読んだのがこの「容疑者Xの献身」でした。


なので、かなり衝撃を受けたことを覚えています。


これはガリレオシリーズになるのですが知らなくても読めます。


過去のガリレオシリーズもとても面白いのでこれを機に読んでみるのもいいかと思います。


まとめ

3作品をご紹介させていただきました。


原作を良さを守りつつ、映画の良さを表現するのって本当に難しいんだと思います。


私なんかが順位付けしていいものではないと思っています。


ぜひ原作もチャレンジしてみて、再度映画を観てもらえるとまた違う楽しみかたができると思います。


少し時間がかかるかもしれませんがまた違う印象を与えてくれます。







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