DAPを英語学習に活用する5つのメリットと選び方のコツ
DAPは音楽を聴くだけでなく様々な映像や音声のデータを活用することができます。
英語学習したいという人にとっても魅力があるので、どんなメリットがあるのか、メリットを活かせる選び方はどうしたら良いかを理解しておきましょう。
英語学習に活用するメリット
英語学習の音源としてDAPを活用するのは意味があるのかと疑問に思う人もいるでしょう。
しかし、DAPの特徴に基づいて考えるとメリットもたくさんあります。
代表的なメリットを5つ紹介するので魅力が大きいかどうかを考えてみましょう。
微妙な音の違いを聴き分けやすい
英語学習において大きな課題の一つが音やアクセントを身につけることです。
特に音声データを使用するメリットは、この単語はどう発音するのか、このセンテンスはどういうアクセントを付けて喋るものなのかということを実践的に理解できることです。
そのため、できるだけ音を正確に聴き取れる音源を使った方がより大きな成長を遂げられる可能性があり高まります。
DAPは高い音質を持っているのが特徴で、母音や子音の微妙な違いも鮮明期に聴き取れるものがたくさんあります。
色々なファイル形式に対応している
DAPはメディアファイルの再生に特化しているデバイスなので、対応している音源ファイル形式も多岐にわたっています。
よく用いられているmp3形式だけではなく、FLAC、AAC、WAVなどの形式にも対応しているのが一般的です。
音声データをダウンロードしてDAPの内部ストレージに格納して再生することもできますが、microSDを使ったり、インターネットを使ってストリーミング再生を視聴したり、スマホやパソコンからBluetoothで転送しながら聴いたりすることもできます。
英語学習に使える音声データは多岐にわたっていますが、そのどれにも対応できるという点で魅力が大きいのがDAPです。
再生速度の調節で工夫して学べる
DAPには再生速度の調節機能が付いている場合がほとんどです。
英語学習では再生速度を調節できると工夫して学ぶこともができます。
聴き取りにくいところをスロー再生して聴いてみたり、発音がわかりにくいところを少し遅めにしてみたりするとわかりやすくなるでしょう。
また、耳が英語に慣れてきたら少し早めのスピードで再生することにより、早口の人にも対応できる能力が身についていきます。
速いスピードでも聴けるようになると英語学習の時間もかなり短縮できるのもメリットです。
連続再生時間が長くて長時間の勉強ができる
DAPは最大48時間以上も連続再生できる機種が多いのもメリットです。
映像もあるデータでも24時間以上連続再生できる機種があり、充電せずとも長時間の勉強ができます。
外出先で勉強したいという場合には特に大きなポイントで、充電を忘れてしまってもしばらくは毎日数時間勉強していても問題ありません。
英語学習は継続が大切なので長時間使えるのがおすすめです。
プレイリストを使うとリピート練習をしやすい
プレイリストを作って自由に編集できるのもDAPの魅力です。
英語学習でもオンラインレッスンでダウンロードしたファイルと、CDで手に入れたファイルを合わせてオリジナルのプレイリストを作るといった形で有効活用できます。
特に英語学習ではリピート練習をするのが記憶に定着させる上で欠かせないことなので、何度も同じ音源を聴けるようにプレイリストを複数作って保存しておけるのは便利です。
DAPを英語学習に活用するときの選び方
DAPを英語学習に活用するときにはどの機種を選んだら良いのでしょうか。
メリットに基づいて考えて、自分なりに魅力が大きいDAPを選ぶのが大切なのは確かです。
その考え方のポイントを説明するので、選び方を決めるときの参考にして下さい。
使いやすい機能が揃っていること
DAPを英語学習で使う場合には機能にまず注意しましょう。
DAPの機種による大きな違いは機能がどれだけ充実しているかだからです。
英語学習に必要とされるような音質は大抵の機種が持っているので、いかに自分なりの工夫をしやすい機能があるかを考えて選ぶのが大切です。
例えば、再生速度を調整するときにも1倍、1.5倍、2倍という形になっているものもあれば、もっと細かくなっているものもあります。
登録できるプレイリスト数も機種によって違い、インターネットやBluetoothへの対応の有無も異なっています。
必要な機能をリストアップして、全てを満たしている機種を選定しましょう。
英語の学び方に応じたスペックがあること
スペックについても英語学習の仕方によってかなり必要性に違いがあります。
特に重要なのは内部ストレージとmicroSDの容量で、多数の音源を使用するときには切実な問題になります。
また、持ち歩いて英語学習をする場合にはバッテリーの容量と物理的な耐久性も考慮しておくと良いでしょう。
持ち歩く場合には重量やサイズも重要な点なので、自分なりに邪魔にならない範囲がどの程度かを考えてから機種選定を始める必要があります。
使う音源が多い場合にはファイル形式に対応しているかも一つずつ確認しておくのが無難です。
まとめ
DAPは英語学習の効果を上げられる可能性を秘めているツールです。
音質が鮮明なのではっきりと音を聴き分けることができ、再生についても速度を調整したりプレイリストを作成したりできるメリットがあります。
どのように学びたいかをよく考えて必要な機能やスペックが揃っているDAPを手に入れてみましょう。