一回観たんじゃ分からない?難解ファンタジー映画
ファンタジーってとても人気のジャンル。
でも題名とか聞いたことあって見てみたら、アレ?思ってた感じと少し違う?!そんな難解な物語をファンタジーで魅せてくれる様な映画をランキングしてみました。
メルヘンだと侮るなかれ、一回観ただけでは理解できない!奇妙だったり、暗かったり、王道とはいかないファンタジー映画を紹介します。
第1位:「DR,パルナサスの鏡」

俳優ヒース・レジャーがこの映画の撮影中に亡くなったため、その後をジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コロン・ファレルが引き継いだことがとても”話題”になりました。
衣装や映像はまるで美術の教科書から抜き出したような美しく、奇妙なファンタジーなのですが、話はとても分かりにくい!!見た目や、キャッチーな”話題”性に惹かれて観ると、混乱間違いなし。
人間性や内面の汚さ・愚かさ、残念さが垣間見ることが出来ますが、でもそれすらも綺麗な映像によって良くわからない。
始終映画全体的にかもし出ている虚無感、どんな気持ちで見ていいか戸惑っているうちに終わってしまします。
熱を出したときに見る怖い夢のような、派手だけど派手でないような、分かるんだけど分からないそんな世界観です。
見終わった後、決してさっぱりすっきりするような物語ではないと思いますが、そうして一連の感情その物が、この映画の楽しみ方でもいいような気がします。
第2位:「パンズ・ラビリンス」

こちらも、暗いファンタジーとしては有名かもしてないですが、おすすめです。
アカデミー賞など数々の賞を受賞した作品です、ポスターや予告からしてすでに暗いイメージが伝わって来ます。
少女が主人公だし、ダークファンタジーといっても・・・なんて気持ちで見てはいけないです。
舞台は内戦後のスペイン、生々しい映像と、奇妙なファンタジーの世界が交互に進められます。
正直、私は2回くらいに分けて見ました。
グロイのがダメな人は見れないかもしてないです。
現実世界はとにかくウってなるシーンもあります。
ファンタジーの世界では、奇妙な様相の人?クリチャーが現れますが、こちらも怖いですよ~、見事に奇妙さと不可解が可視化されているとしか言いようがありません。
ラストも、なんとも言えない終わり。
ダークファンタジーとしてはむしろ王道なのでしょうか。
見る人の年齢や立場で、捉えた方が幾重にも変わるような、やるせないそんなファンタジー映画です。
第3位:「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」
まとめ
いかがでしたか?予告編とは必ずしも信用できなかったりしますよね、思っていたよりも暗い背景があったんだと衝撃はあるものの、どの映画も素晴らしいです。
いろんな感情を持って、考えながら楽しめるのも映画のいいところですよね。
年齢や生活によっても、感じ方は変わるので、時間を経て時々見返してみてはいかがでしょうか?