アトマイザーは定期的に洗浄しよう!電子タバコ(ベイプ)の手入れの仕方とは?
電子タバコも、長く使用すると劣化していきます。
そして、大事に使用しないと寿命は短くなります。
そのため、定期的に手入れをする必要があります。
しかし、どのように手入れをしたら良いのか、分からない方もいることでしょう。
それでは、電子タバコの手入れの仕方を説明していくので、分からない方はぜひ参考にしてみてください。
電子タバコ(ベイプ)の手入れで気を付けること
電子タバコを手入れする際、注意することがあります。
まずは、バッテリーに水を付けないことになります。
ほとんどの電子タバコは防水機能がついていなく、水に弱くなっています。
しかし、アトマイザーは水につけても問題ありません。
そして、バッテリーとアトマイザーの接続部分に水やリキッドなどの液体がついていると、電気がショートする恐れがあるので注意しましょう。
そのため、洗浄したら、完全に乾いてからバッテリーとアトマイザーを接続したほうが良いでしょう。
組み立てる際の締め加減には注意すること
バッテリーに水をつけないこと以外にも注意することがあり、手入れした後の組み立て方にも注意が必要になります。
アトマイザーやコイルユニットやバッテリーなどを組み立てる時は、強く締めすぎないようにしましょう。
強く締めすぎると、ネジのギザギザの部分が潰れたり変形したりして、回せなくなったりします。
そのことにより、外れなくなることもあるので注意しましょう。
また、熱湯消毒や煮沸消毒をすると、一時的に金属が変形するため、その状態で接続すると壊れる可能性があります。
したがって、熱による消毒をした場合は、完全に熱が取れてから組み立てると良いでしょう。
このように、熱による変形はガラス製でも起こるため、金属だけでなくガラス製のものにも注意する必要があります。
アトマイザーの洗浄の頻度について
電子タバコはこまめに手入れをして、大事に使用することによって長く使用することができます。
特にアトマイザーは、リキッドを電圧によって気化し、煙を発生させる部分になるので、長く使用しているとリキッドによる汚れが付いてしまいます。
しかし、そのことを気にせずに使用していると、アトマイザーを傷め続けることになります。
そのため、こまめに洗浄することが良いのですが、面倒に感じてしまうため、こまめに洗浄することは難しいといえます。
面倒な方はこまめにしなくても良いので、煙の量や風味に変化があった時に洗浄すると良いでしょう。
リキッドに使用されているVGは、特に菌が増えやすく劣化しやすいので、長期間洗浄しないで放っておくと、アトマイザーの寿命を短くしてしまいます水洗いや煮沸による簡単な洗浄は一週間ごとに、アルコール(エタノール)などを使用した洗浄は、2、3週間ごとに行いましょう。
そのようにアトマイザーを綺麗にすることにより、正常に煙が発生し、風味を美味しく味わうことができます。
水洗いや煮沸による洗浄について
水洗いや煮沸での洗浄は、簡単手軽におこなうことができるため、時間がある時こまめに行うと良いでしょう。
その頻度の目安は一週間ごとになります。
また、前回使用していたリキッドの風味が混ざらないように、リキッドの種類を変える時は洗浄すると良いでしょう。
基本どの洗浄の仕方も難しくなく、この洗浄方法は特に簡単なので心配いりません。
洗浄の仕方ですが、まずはアトマイザーとバッテリーを外し、アトマイザーに使用されている部品を外していきます。
そして、容器などの入れ物にアトマイザーの部品を入れます。
そこに熱すぎないお湯を入れて洗っていきます。
綺麗になったら、最後に煮沸消毒し、完全に乾かしてから組み立てます。
このようにとても簡単なため、初心者でも手軽に行うことができます。
水やお湯での洗浄のポイント
電子タバコは主に、バッテリーとアトマイザーとドリップチップで構成されています。
そのため、洗浄を行う前にそれらを外す必要があります。
そして、アトマイザーを洗浄するので、アトマイザーを分解しましょう。
アトマイザーのコイルユニットには錆びやすい部分があるため、洗浄して乾かした後は、電子タバコを使用して熱を加え、水分を蒸発させましょう。
そのように錆びやすい部分があるため、そのことを考慮し、行うと良いでしょう。
そのため、もし錆びても自己責任となるので、注意しましょう。
水よりもお湯のほうが汚れが取れやすいので、ぬるめのお湯を使うことをおすすめします。
そして、アトマイザーの部品などには、リキッドにより雑菌が多くいるので、煮沸消毒をしっかりと行うと良いです。
一通り洗浄が終わったら、ティッシュや綿棒などを使用して、しっかりと乾かすことが大切になります。
アルコール(エタノール)での洗浄について
アルコール(エタノール)での洗浄は汚れがよく落ちるため、汚れが酷い時に行いましょう。
エタノールでの洗浄も難しくはありません。
まずは、お湯で洗浄する時と同じく、アトマイザーとバッテリーとドリップチップを外し、アトマイザーを分解します。
その後、エタノールに漬けて、壊れないように1、2分ほど振ります。
これで洗浄終了となり、後は完全に乾かしてから組み立てましょう。
そして、お湯やアルコール(エタノール)以外にも、超音波洗浄機を使用する方法があります。
そのため、超音波洗浄機を持っている方は試してみるといいかもしれません。
また、超音波洗浄機にアルコールを使用すると、洗浄効果が高まるという方がいます。
しかし、卓上タイプの超音波洗浄機に濃度の高いアルコールを使用すると危ないので、事故を防止するためにも止めた方が良いでしょう。
電子タバコのコイルの交換について
電子タバコのリキッドは、なくなっても補給するこができ、バッテリーは切れても充電すれば使用することができます。
しかし、コイルは消耗品になり交換する必要があります。
コイルにはウィックがついており、ウィックに染みこんだリキッドを熱によって蒸発させて煙を発生させます。
そのため、使用しているうちに、コイルについているウィックなどが劣化していきます。
そして、劣化すると電子タバコの味が美味しく感じなくなったり、煙の量が減ったりしてしまいます。
つまり、「味がおかしい」や「煙の量が減ったな~」と感じた時は、コイルユニットの交換時期になります。
コイル交換の目安について
コイルユニットの交換時期は、電子タバコの使い方が影響してきます。
煙の多い電子タバコを頻繁に使用する方は、一週間程で交換が必要になる場合があります。
それに対して、粘度の低いリキッドを使用していたり、使用回数が少ない場合は一ヶ月ほど持つ場合もあります。
このように、使い方や電子タバコの電圧によって寿命は変わってきます。
交換の目安としては、煙の量が少なくなる・味が焦げたような感じになる・リキッドの色が変わる、などになります。
その他にも、ウィックが焦げてしまった時や、別の種類のリキッドに変える時などにコイルユニットを変えると、美味しく電子タバコを味わうことができます。
まとめ
以上、説明してきたことが電子タバコ(ベイプ)の主な手入れの仕方になります。
一つの電子タバコを長く使用したい場合は、手入れをしっかり行い使用しましょう。
また、リキッドを入れてすぐに使用すると、コイルがダメになってしまうことがあります。
これは、ウィックが十分にリキッドを吸収していない状態で熱を加えることなるので、ウィックが焦げてしまいます。
そのため、初めて使用する場合は、リキッドを入れてから10分くらい待つと良いでしょう。