ニコチンはないのに？ 電子タバコに依存する理由と対策方法
電子タバコには、紙のタバコとは違いニコチンは含まれていません。
ニコチンが含まれていないということは、基本的には電子タバコには依存性はないということになります。
しかし、中には電子タバコに依存してしまっている方もいます。
ではなぜそういう方は電子タバコに依存してしまっているのでしょう？
ここではその理由と対策方法についてみていきます。
紙のタバコに依存していたから
電子タバコに依存してしまう理由の一つとして、もともと紙のタバコに依存していたからということがあげられます。
もともと紙のタバコに依存していると、それの代替として吸い始めた電子タバコにもそのまま依存してしまうことがあるのです。
紙のタバコには、高い依存性があります。
ニコチンが含まれていますから、その依存性からは流れることはできません。
そして、そんな紙のタバコへの依存に気がつき、これ以上それに依存する前になんとかしたいと思うから、紙のタバコから電子タバコに変えたという方と多いでしょう。
そうして紙のタバコへの依存がある状態で電子タバコに変えていくと、紙のタバコへの依存がそのまま電子タバコに移ってしまうことがあるのです。
これは、別に電子タバコだからそうなるというわけではありません。
電子タバコでなく、たとえば禁煙のためのガムなどであっても、紙のタバコへの依存がある状態でそれを吸い始めたら、依存してしまう可能性は高いと言えるでしょう。
要するに、紙のタバコへの依存があると、その依存がそっくりそのまま何か違うことへの依存となるのは、よくあることだと言えるのです。
次第に薄れていくものではある
ただこうして依存してしまっている場合、それは次第に薄れていくものではあります。
最初はそうして依存性が転移する形で依存していきますが、電子タバコにそもそも依存性はありません。
そもそもそこには依存性はないわけなのですから、それを使い続けていくうちに、自然とその依存も解消されていくことが多いです。
なので、こういう理由で依存している場合は、特に気にしなくてもいいと言えるでしょう。
所作自体に依存してしまうことがある
電子タバコ自体には、依存性はありません。
しかし、その電子タバコを吸うという所作自体に依存してしまうことはあります。
電子タバコは、口の中にたくさんの煙を入れてそれを吐き出すものになります。
そうして口の中にたくさんの煙を入れて吐き出すという流れが好きになってしまうことがあるのです。
癖のようなもの
それは言うなれば、癖のようなものだと言えるでしょう。
たとえば指を鳴らす癖がある方はたくさんいることでしょう。
あれは別に指を鳴らすという行為に依存性があるわけではありません。
そうではなく、指を鳴らすということをやりすぎて、自然とそれが癖になってしまっているだけなのです。
でも癖になっているから、それをしないでいると気持ち悪く感じてしまうことがあります。
電子タバコへの依存も、そうして起こってることが珍しくないです。
たくさん吸わなければそうならない
基本的には、たくさんの量の電子タバコを吸おうとしなければ、なかなかそうはならないと言えるでしょう。
どんどん連続で吸っていくと、次第にその所作が自分に染み込んでしまいます。
だからそれが癖になり、しないと気持ち悪くなっていってしまうこともあります。
それを防ぐためには、電子タバコは、あまり量を吸わないようにするしかないでしょう。
徐々に量を減らすといい
もしもうこういう依存の仕方で電子タバコに依存してしまっているという場合には、徐々に電子タバコの量を減らしていくのがベストです。
その所作に依存している場合、いきなりその所作を止めようとしてもやはり気持ち悪さを感じるものです。
でも、できる限りしないようにして、徐々にその回数を減らしていけば、いつしか自然と依存性は解消されているものでしょう。
徐々に量を減らすこと自体は、あまり抵抗なくできるでしょう。
高い依存性があるわけではありませんから。
強いストレスを感じているから
電子タバコに依存してしまう理由として、強いストレスを感じているからということもあるでしょう。
強いストレスを感じている時、人は何かに依存するようになります。
要するに、その何かに依存するという行為が、ストレスのはけ口になるのです。
だから、何かに強いストレスを感じている時には、何かに依存することはよくあるのです。
そしてその対象が電子タバコになることも、まったく珍しくありません。
電子タバコはやはり煙を入れて口から吐き出すという行為が、深呼吸に似ています。
深呼吸は、ストレス発散には効果的なものですし、それに依存してしまうということもうなづける話でしょう。
でもやはりあまりそうして電子タバコに依存してしまうと、それによってまだあまり知られていない健康被害が起こる可能性も出てきます。
そうなったら困りますし、そうして依存して電子タバコを吸っていると、へりもすごく早くなるのでやはりなんとかしてその依存から抜け出していくのがおすすめです。
ストレスのはけ口を別に作る
こういう理由で電子タバコに依存してしまっている時の対策方法としては、やはりストレスのはけ口を別に作るということしかないでしょう。
ストレスのはけ口が電子タバコになっているから、電子タバコに依存してしまうのであって、ストレスのはけ口が別にあれば、そうして電子タバコに依存してしまうということはないでしょう。
なので、是非、他にストレスのはけ口を作ってみてください。
そんなストレスのはけ口としておすすめなのはやはり、運動です。
運動であれば健康にも効果的ですし、それ自体でストレス発散効果が高いですから、それに依存していけば、自然とストレスも解消されていき、一石二鳥になるでしょう。
味にはまっているということもある
電子タバコに依存する理由として、味にはまってそれに依存しているということもあります。
電子タバコには、それ独特の味があります。
そしてその味は、できる限り自分の好みの味のものが使いたいと思うでしょう。
そうして自分の好みの味の電子タバコを吸っていれば、それに依存してしまうことがあるのも当然になるでしょう。
美味しいと感じるものなのですから、ふとした時にそれを欲してしまうのは当然の流れだと言えます。
美味しいと感じない味にすれば良い
こういう理由で依存している場合、それへの対処方法はすごく簡単だと言えるでしょう。
こういう理由で依存している場合には、シンプルに味を自分の好きな味ではないものに変えれば良いのです。
そうして自分の好きな味ではないものに変えていけば、それを吸いたいと思うことはあまりなくなるので、自然とその依存性も解消されていきます。
ただ、こうして依存に対抗していく場合、電子タバコを吸うこと自体があまり楽しいことではなくなるというデメリットもあります。
電子タバコを吸っても好きな味がしないわけなのですから、その分電子タバコの魅力が半減してしまうのはいうまでもないでしょう。
まとめ
電子タバコに依存してしまう理由としては、以上のようなことがあげられます。
それぞれの依存の理由に対して、きちんと対処法もあるわけですし、そもそも電子タバコ自体に依存性があるわけではありませんから、その依存から脱却していくのも、決して難しいことではないと言えるでしょう。
なので是非これらのことを参考にして、対処していってください。