ベイプの味はこんなことで変わる!美味しくするための設定・パーツの考察

Teslacigs WYE 200W Box MODのみ 軽量 Tesla 電子タバコ テクニカルMOD テスラ テスラシグス MOD (White)

「店頭で試煙してみたけど、なんとなくパットしなくて購入を見送った」「とりあえず買ってみたけれど、そんなに美味しいと感じない」…そう感じてはいませんか?

ベイプは、使用するパーツ・設定で大きく味が変わるもの。

愛好家であれば、美味しく味わうために様々な設定をしています。

上級者っぽいことは苦手という方向けに、簡単な説明をまとめていきます。



私が絶対おすすめする電子タバコランキングはこちら

ベイプの味は何で変わる?

とりあえず入門向けモデルを買ってみたけど、味はこんなものか…とガッカリしがち。

しかし、それは早計というものです。

実は、機種・使用パーツ・設定や周辺アクセサリーで、煙の味は大きく変わるもの。

まずは、基本的なことから解説していきます。

出力数

BOX型のベイプでは、出力数(単位:ワット)を変更することができます。

ワット数とリキッド気化時の温度は、比例すると考えて問題ありません。

リキッドの味の変化としては、出力数が上がるほど風味が落ちて煙が軽くなり・出力数を下げると風味は残って煙が重く少なくなります。

アドマイザーとコイルの種類によって設定は決まっていますが、一般的には20W〜100Wの間で調整します。

問題となるのが、45W以上のとき。

リキッドには、フルーツ系・お菓子系・ジュース系など様々ありますが、風味が飛びやすいもの・飛びにくいものの差が大きく開いています。

味わいが単純なものほど、ワット数をあげることによる”味落ち”は避けられないもの。

ペン型本体でお楽しみのかたは、格安のBOX型本体で「ワット数による味の変化」をまず確認してみるのをおすすめします。

アドマイザーの構造

アドマイザーの構造も、煙の風味には大きく関わります。

基本的な知識として、コイルをアドマイザー底部に装着するタイプのものを選ぶべきです。

アドマイザー上部にコイルを装着するタイプでは、重力の方向なども絡み、リキッドの供給スピードが非常に遅くなります。

2〜3パフで煙の風味が変わったり、焦げ味がしたりすることもしばしば。

また、アドマイザーの材質としては、プラスチックよりも金属製のほうがよい味を出せます。

熱の周りが効率良くなり、コイルへのリキッド供給量も安定するため、いつ吸っても濃く甘みのある煙を出すことができます。

アドマイザーだけを買い換えたいかたは、是非参考にしてみてください。



私が絶対おすすめする電子タバコランキングはこちら

温度管理機能とは

前項でアドマイザーについて述べましたが、「温度管理機能」への理解も必要です。

詳しく述べていきます。

温度管理対応アドマイザーを購入しよう

ベイプを大まかに分解すると、MOD(バッテリーや安全装置の入っている部分)・アドマイザー・ドリップチップ(マウスピース)となります。

現在主流となっているMODのほとんどが温度管理機能付きなのですが、アドマイザー側も左記機能に対応しておかなければなりません。

温度管理/アドマイザーなどのワードで検索するか、実店舗で案内を受けながら選ぶとよいでしょう。

加熱する部分がチタン・ニッケル製のものが、温度管理に対応するものとなります。

実際に使うときのMODの設定に関わるので、アドマイザーの材質は覚えておく必要があります。

温度管理とは何か

ベイプの基本的な吸い方は、ボタンを押しながら・0.5〜3秒に渡って吸引すること。

しかし出力が一定だと、吸引時間が長いほど温度が急上昇し、煙が荒くなったり、最悪のケースだとコイル焦げを起こしたりすることも。

そこで、吸引中にMOD側で「温度管理」の設定をしておくと、アドマイザーの温度が一定に達したときに出力を下げる・または自動オフにします。

こうすることで、最後まできめ細かい煙を楽しめたり・コイルへのリキッド供給不足を防いだりすることができます。

テクニカルMODがおすすめ

Teslacigs WYE 200W Box MODのみ 軽量 Tesla 電子タバコ テクニカルMOD テスラ テスラシグス MOD (White)

温度管理を使いたいから…といって、上級者向けモデルを選ぶ必要はありません。

BOX型ベイプでも、テクニカル・メカニカルの2機種があります。

テクニカルはアドマイザーやコイルの種類を検知し、自動的に出力を設定したり・安全装置を起動させたりしてくれます。

一方メカニカルでは、一切を手動で設定するため、上級者向け・お値段も高めになります。

温度管理機能の素晴らしさをしっかりと味わいたい場合でも、テクニカルMODで十分です。

すでにBOX型ベイプをお持ちのかたは、温度管理機能が付属している可能性が非常に高いので、説明書を参照するか・お近くの店舗に持ち込んで相談してみてください。

コイルの種類による変化

ベイプ初心者にもよく知られている通り、コイルの抵抗値で煙の量・味の濃さが変わります。

1Ωが境目になっており、それ以下が爆煙型と呼ばれるのが普通。

ベイプ中〜上級者は爆煙コイルをおすすめする傾向にありますが、煙が多いからといって一概に「味も良い」とは言い切れません。

煙の量が多く・出力も高めにしてしまった場合、味がぼやけて本来のリキッドの旨味が出せない場合もしばしばあります。

コイルは数種類試すのがおすすめ

煙の量にこだわらず、まずはお持ちのベイプに使えるコイルを複数種類揃えてみましょう。

出力・コイルの抵抗値・エアフローの開閉は、リキッドごとに最適値が変わります。

おすすめは、Ω値の高いコイルから試してみることです。

多少出力が上がっても味が残りやすいため、より正確なリキッドの味わいを確認することができます。

ふかし吸いに慣れてきた・フルーツやミントの味わいをより噛み締めたいというかたは、抵抗値の低いコイルへと交換してみましょう。

お気に入りのリキッド・出力を見つけるまで、根気よくコイルを試してみるのをおすすめします。

ドリップチップも重要

軽視されがちなのが、ドリップチップ。

ベイプ本体を買った時についてくるので、それを洗って使いまわしている初心者が大半のようです。

しかし案外侮れないもの。

材質や形状・内部構造によって、煙の味は大きく変わります。

材質

煙を冷やして輪郭のある味わいを楽しみたいのであれば金属製、コスト重視ならプラスチック製がよいでしょう。

金属製の良さを引き出すのであれば、より長い形状のものがおすすめです。

煙が通る時間が長いほど冷やされて、味がキリッと引き締まります。

お菓子系フレーバーの味を引き締めたいかたにおすすめできます。

形状

先がすぼまっている形・広がっている形の2パターンがあります。

すぼまっているのは抵抗値高めのコイル向け・広がっているのは抵抗値低めのコイル向けと考えて間違いありません。

先が細いと無意識で強く吸引するようになり、広がっていると弱く・短く吸引するようになります。

お気に入りのコイル&リキッドにあわせて、形状を選ぶのがおすすめです。

内部構造

不快なリキッド跳ねが気になる人には、「スパイラル構造」というものがおすすめできます。

ドリップチップ内に弁がついており、飛んでくるリキッドを止めてくれます。

ただしデメリットとしては、洗いづらいこと・液化したリキッドがドリップチップから漏れ出してくる可能性があることでしょう。

入門者向けモデルでリキッド跳ねに悩まされているかたに、応急処置としておすすめします。

まとめ

ベイプのスターターキットを買ったばかりだと、まだ複雑な設定ができないのが普通。

お店で吸ったときは美味しかったリキッドが、手持ちのベイプだといまいちだった…ということも少なくありません。

BOX型を買い求めることはもちろん、本体設定・アドマイザーとコイルのチョイス・ドリップチップにも少し目を向けてみましょう。

1番美味しい設定・パーツを探すのも、ベイプの醍醐味です。