紙巻タバコと比較!気になる電子タバコのメリットとデメリット
禁煙のために電子タバコを始めてみたいとか、電子タバコとはどんなものだろうと興味を持っている人もいるはずです。
どんどん種類も増えていて、ただの嗜好品から健康や美容に役立つものまで販売されています。
本当に健康を害する恐れがないのか、どんなメリットがあるのかなど、これから電子タバコを始める人が気になるポイントを紹介しましょう。
紙巻タバコにはない電子タバコのメリット
タールやニコチンが含まれて、健康被害の危険がある紙巻タバコと比べると、電子タバコには優れた点がいくつもあります。
ニコチンやタールが含まれていない、リキッドを水蒸気として吸うタイプの電子タバコのメリットを紹介しましょう。
健康を害する恐れがない
タールやニコチンなど発がん性や有害物質が含まれていませんから、健康を害する心配がありません。
リキッドの種類にもよりますが、基本的には体に安全なものでできていますから、健康被害をもたらすリスクはほぼゼロです。
リキッドの味や香りによるリラックス効果で体や心が落ち着きますから、むしろ健康維持に役立ってくれます。
最近はビタミン入りのものなどもありますし、紙巻タバコなら破壊されてしまうビタミンも、電子タバコなら手軽に摂取できます。
煙はリキッドを水蒸気にしたものですから、副流煙などの心配もありません。
煙で他人に迷惑をかけたり、健康への影響を心配したりしなくてもすみます。
タバコ代が安くてすむ
紙巻タバコの値段は年々高くなっていて、喫煙者はタバコ代がかなりかかってしまいます。
電子タバコなら本体さえ買ってしまえば、後は消耗品のリキッドやアトマイザーなどの料金しかかかりません。
これらも種類によって料金は違っていますし、個人の吸い方によって減りも違ってきます。
個人差はありますが、大体月に3000円程度ですんでしまいますから、圧倒的にタバコにかかる費用が安くてすみます。
紙巻タバコと比べると明らかに費用は安くなりますから、コスパを抑えられます。
タバコ特有の臭いが残らない
紙巻タバコは強烈な臭いを撒き散らしてしまって、タバコが苦手な人にとっては苦痛です。
公共の場で髪や洋服に臭いが付いてしまったり、狭い室内だと煙が充満したりして臭いも気になってしまいます。
水蒸気の電子タバコなら臭いはリキッドのいい香りですし、水蒸気ですからすぐに臭いも消えてしまいます。
タバコ特有の人に不快感を与える強烈な臭いはありませんし、リキッドの香りも髪や洋服に残ったりする心配がありません。
ヤニで歯や部屋が汚れない
紙巻タバコを吸うと歯にヤニが付いて黄ばんでしまいますし、部屋の壁などにもヤニ汚れや付いてしまいます。
電子タバコはタールが含まれていませんから、ヤニ汚れが付着するのを防いでくれます。
吸っても歯に着色汚れが付きませんし、部屋がヤニで汚れてしまうこともありません。
白い歯をキープできて部屋や家具などをヤニで汚す心配がなくなります。
灰や吸殻が出ないから掃除が楽
紙巻タバコは炎で葉っぱを燃やしていますから、吸うたびに灰が出てしまいます。
吸殻も残ってしまいますからある程度の本数を吸ったら、灰皿を片付ける必要があります。
電子タバコはリキッドを加熱して吸っているだけですから、灰も吸殻も一切出ません。
火を使っていませんから安全ですし、灰皿すら不要で掃除の手間が省けます。
不便な点もある電子タバコのデメリット
電子タバコはメリットだけではありません。
紙巻タバコと比べると、不便な点もいくつかあります。
加えて火を点ければすぐに吸える紙巻タバコと違って、リキッドを加熱して吸う電子タバコは過熱するためにあらかじめ充電しておく必要があります。
充電さえしてあればいつでもどこでも好きな時に紙巻タバコなみに手軽に吸えますが、充電を忘れてしまうとリキッドが加熱されなくなります。
また、リキッドが減ったら補充したり、アトマイザーをメンテナンスする必要があったりするなど、細かな手入れやメンテナンスをしなくてはいけません。
メンテナンス等が面倒だと感じる人もいますし、使い捨てタイプもありますがやや割高です。
リキッドの種類も多く、好みに合ったものを探すのも大変です。
味や香りが気に入らなかったらお金が無駄になってしまいますし、リキッド代も安くはありません。
これらのデメリットはありますがメリットの方が多いですから、コツをつかんで上手に付き合っていくのがおすすめです。
気になるリキッドの成分
電子タバコの安全性はリキッドにあります。
基本的なリキッドの成分は健康を害するものではありませんし、ビタミンなどの健康にいいものが一緒に配合されている場合もあります。
主な原料になっているのは、プロピレングリコールや植物性グリセリン、フレーバーとなる香料です。
どれも安全性が確保されていますし、食品に配合されているものもありますから安心です。
タールやニコチンは一切含まれていませんし、有害物質も入っていませんから、体への影響は心配しなくても大丈夫です。
初心者向けのリキッドのタイプ
リキッドの種類は年々増えていますが、やはり人気になっているタイプがあります。
オーソドックスなメンソール系は爽やかですっきり感がありますし、強めのメンソールならタバコに似たキック感が味わえてかなり本格的です。
元々メンソールタバコを吸っていた人なら、無理なく紙巻タバコから電子タバコへと変えられます。
オレンジやマスカットなどのフルーツ系のフレーバーも人気になっています。
種類によってフルーティーで清涼感を味わえたり、甘みのある優しい味と香りが楽しめたりします。
万人受けしますし色んなフレーバーがそろっているのが魅力です。
禁煙目的でタバコのようなしっかりした味がいいなら、タバコ風フレーバーがおすすめです。
ニコチンやタールは含まれていないのに喉への刺激はしっかりしていますし、満足感があります。
クセがなく低価格で始めやすい電子タバコ
人気が高く初心者でも抵抗なく始めやすいおすすめの電子タバコを紹介しましょう。
スムースビップ
ニコチンやタールゼロで、有害物質が含まれていない安心な電子タバコです。
リキッドは全部で7種類もそろっていますから、好みで選ぶことができます。
作りがしっかりしていますから液漏れする心配もなく、充電さえしてあれば気軽に持ち歩きしていつでも吸うことができます。
アトマイザーのみも販売されていますから劣化したら買い替えて使えますし、コスパも安くてすみます。
フレンバーワン
細身でスタイリッシュなデザインが魅力で、女性の愛用者が多いです。
ニーズが高すぎて一時は在庫がなくなり、なかなか手に入りにくくなるほどの人気ぶりです。
リキッドの品質が高くフレーバーも豊富で、本体も液漏れしないようにマグネットキャップが使われたりしています。
カラーバリエーションが豊富で持っているだけでも絵になりますし、女性好みの色もたくさんあります。
C-Tec Duo
ニコチンとタールはもちろん含まれていないタイプで、1つのカートリッジで400回は吸えてしまいます。
細身で軽くシンプルなデザインですから、男性にも女性にも向いています。
フレーバーも7種類用意されていて好みに応じて選びやすく、ビタミンCが配合されています。
カートリッジを替えるだけんですからメンテナンスも楽です。
まとめ
紙巻タバコとは全く別物の電子タバコは、誰でも気軽に楽しめて安全性が断然違います。
メンテナンスさえちゃんと行っておけば、紙巻タバコよりも優れた点がたくさんあります。
ニコチンもタールも含まれていませんから、健康面への影響を心配しなくてもいいところが大きなメリットです。
初心者向けのスターターキットもたくさんありますから、まずはいくつか気になるものから試してみましょう。