電子タバコなら禁煙生活が楽ってほんと?煙にもってこいの電子タバコの特徴と魅力とは
タバコ税は昔と比べるとかなり高額になり、タバコはただの嗜好品から高級品になりつつあります。
またそこで、タバコ代を減らすために、禁煙を考える方も多いです。
タバコ自体が体に悪いこともあって、健康を考えて禁煙される方、肺炎などの病気にかかって止む無く禁煙される方もいます。
今回はこれから禁煙に挑戦される方へおすすめの「電子タバコ」の特徴や安全性を説明します。
電子タバコとは
電子タバコはアメリカ人が発明した、タバコに似た形状をしている禁煙グッズです。
また、似ているのは形状だけでなく、電気を使うことで水蒸気を生み出し、まるで本物のタバコのような「煙」を吸って出せます。
禁煙グッズとして、昔から禁煙パイポ等も広く使われてきましたが、電子タバコはその禁煙パイポが若干大きくなり、煙が出るようになったものと考えると分かりやすいです。
電子タバコの歴史については、その特許がアメリカで付与されたのが1965年で、実際に実用化されたのは2000年になってからと言われています。
そして、アメリカで開発された電子タバコは、中国で実用化され、世界中に電子タバコブームを巻き起こしました。
日本でも電子タバコブームが一時期到来し、ネット通販等でも海外から輸入した商品が販売されて注目を浴びました。
現在も電子タバコは日本国内で輸入されたものの購入が可能で、禁煙グッズの一つとして愛用している方も沢山います。
優れた電子タバコの禁煙効果
電子タバコの禁煙効果は人によりますが、実際に電子タバコで禁煙に成功した方も多いです。
なぜ電子タバコで禁煙に成功することが出来るかと言うと、それは電子タバコには少量のニコチンが入っている商品があるからです。
禁煙をする時に問題となるのが、ニコチン中毒ですが、少量のニコチンが含まれていれば、少しずつニコチン中毒を克服していけますので、途中で挫折もしにくくなります。
更にニコチンが入っているタイプでも、入っていないタイプの電子タバコでも、本物のタバコのように煙を吸い込んで吐くことが出来ますので、脳がタバコを吸っていると勘違いし、十分な満足感も得られます。
重度の中毒者の方から、普通に禁煙をしたいと考えている方まで、広く使えるのが電子タバコの魅力です。
電子タバコの安全性
電子タバコは禁煙に役立つグッズですが、メリットもあればデメリットもあります。
特に言われているのが安全性についてです。
日本ではニコチンが入っているタイプの電子タバコは、薬事法の規制が入ります。
そのため、ニコチン入り電子タバコを使いたい方は、基本的に個人輸入して手に入れなければいけません。
購入に関しては若干敷居が高いのがネックです(ニコチン入りではない商品は普通にネットで簡単に買える)。
また、一部の商品で体に良くない成分が含まれていたというニュースもあり、粗悪な商品に注意しないと、禁煙どころでは無くなってしまいます。
ですので、電子タバコを使い高い方は「購入先をよく選ぶこと」と「どのような商品を使うのか」をよく検討することが大切です。
どんな電子タバコの種類と価格
電子タバコは幾つか種類があるのでそれをまとめます。
リキッド式
リキッド式の電子タバコは、通常のタバコのように一本吸ったら捨てるのではなく、本体内部のリキッドを補充することで繰り返し使用するタイプの商品です。
リキッドを電子(電気)の力で加熱し、その上記を吸うのが特徴です。
また、リキッド式はフレーバー等の種類が多いだけでなく、ランニングコストが安いというメリットもあります。
使い捨ての電子タバコとはその点が違います。
価格帯については本体が3,000円から30,000円程し、そこに数千円のリキッド代金がかかります。
使い捨て
その名の通り使い捨てられる商品で、メンテナンスも不要です。
面倒なことを無くして、気軽に電子タバコを使ってみたいという方や初めて利用される方におすすめ出来ます。
本体の価格帯は10,000円以下の物が多く、通常は数千円程度で購入できます。
カートリッジ式
カートリッジ式はリキッド式と使い捨て電子タバコの中間的な存在です。
メンテナンスがほとんど要らず、カートリッジを交換することで使い続けることが出来ます。
ランニングコストとメンテナンスを考えた場合は、カートリッジ式を選ぶのも良いでしょう。
本体の価格帯はリキッド式とあまり変わらず、数千円から10,000円前後で購入でき、カートリッジ代金は若干安くなってきます。
電子タバコを選ぶポイント
味やフレーバー
電子タバコ選びで特に常用なポイントが味やフレーバーです。
電子タバコを吸った時に、違和感を覚えたり、味が美味しくなかったりすると、続けるのも苦になってしまいます。
禁煙を長続きさせたいならこの点はしっかり見て下さい。
実際に購入して、色々と試してみるのも良いですし、簡単に味やフレーバーを変えられるリキッド式の電子タバコを使うのもおすすめです。
簡単に使えるか
電子タバコを利用する時に、通常のタバコ以上に使うのに手間がかかれば、面倒くさくなり使う頻度が減ってしまう恐れがあります。
ですから「簡単に使えるか」どうかは見ておきたい部分です。
また、カートリッジ式は充電する必要がありますし、リキッド式はメンテナンスが必要になりますので、よく考えて購入しましょう。
商品によって使い方や電源の入れ方が異なります。
見た目がオシャレかスタリッシュか
電子タバコを使う時の見た目も重要です。
少し古いタイプの電子タバコは、サイズが物凄く大きく、他人から見て「何を吸っているんだ」と変な目で見られるようなものもあります。
職場や喫茶店等など、様々な場所で吸っても自然に見られるような、オシャレな電子タバコやスタリッシュな電子タバコを選んでみましょう。
また、格好の良いデザインの電子タバコなら、得意に吸えますので電子タバコにより禁煙も捗ってきます。
安全性と価格のバランス
タバコ代を抑えるために電子タバコを使ったのに、その電子タバコの代金が高ければ意味がありません。
ですので、電子タバコの本体価格やランニングコストもよく比較して購入したい部分です。
また、だからといって価格だけで選ぶと、安全性の面で問題のある商品に当たる可能性も高くなりますので、安すぎる商品もよくありません。
よく商品説明欄や口コミを見て、価格と安全性のバランスの優れた商品を購入していきましょう。
電子タバコを使うメリット
電子タバコは禁煙をしたい時に便利なだけではなく、その他にもメリットがあります。
例えば、ヤニ汚れなどが付着しない事です。
タバコを吸うヘビースモーカーの方は、住宅の壁紙がヤニ汚れで黄ばんで困ったという経験はよくありますが、電子タバコならその心配もありません。
また、通常のタバコを吸うと「副流煙」と呼ばれる有害物質を多く含む煙が出ますので、周りの人にも迷惑がかかってしまいますが、電子タバコなら有害物質はほとんど含まれない蒸気が出るので迷惑がかかりにくいです。
臭いもタバコ独特の強い臭いではなく、香りが良いフレーバーを使っている商品も多いので、電子タバコは周りから煙たがられにくい商品となっています。
まとめ
タバコは中毒性がありますので、なかなか禁煙出来ない方もいますし、一旦成功したとしてもまた吸ってしまう方も多いです。
そんな方は、人気の電子タバコを使って禁煙に挑戦してみるのがおすすめです。
禁煙に成功した後にまた吸いたくなっても、電子タバコがあればその吸いたい欲求や気持ちを抑えられます。
ぜひ、禁煙のお供として活用して見て下さい。