電子タバコ“VAPE”に役立つアクセサリー4種のご紹介
機種改良が進み、加熱式電子タバコではなく“VAPE”という選択をする人も増加中です。
しかし、メンテナンス・保管・持ち歩きに苦慮する初心者も多数。
国内で完全に普及しているとは言えず、VAPEを愛用する上で役立つものについての情報はほぼありません。
ここでは、VAPE初心者にこそおすすめしたい・末永く愛煙するならば必携のアクセサリー4種をご紹介します。
便利なもの1「VAPEバンド」
電子タバコVAPEのスターターキットは、ほとんどの場合アトマイザー部分が透明のプラスチック製になっています。
こういった機種と一緒に購入をおすすめするのが、「VAPEバンド」と呼ばれるもの。
そのお役立ち度を解説します。
VAPEバンドには複数の役割あり
VAPEバンドと呼ばれるものは、平ゴムでできた髪留めのような形をしています。
内側がゴム製・外側がポリエステルなどの手触りのよい素材でできていて、アトマイザーに巻くようにして留めるのが正しい使い方。
デザイン製を重視したものや限定モデルなどもあり、VAPE本体のおしゃれとして活用するユーザーもいます。
一見すると「なぜこんなものが必要なのか」と考えがちですが、実はVAPEバンドには重要な2つの役割が。
1つが、落下時にアトマイザー外装が割れるのを防ぐ役割です。
前述したアトマイザーに使われるプラスチック外装ですが、何か特別な素材で出来ているというわけではなく、ちょっとした高さから落としても容易に割れます。
ただし、着地時にプラスチック部分が直接地面に触れなければ、割れる可能性を大幅に下げることができます。
VAPEバンドはアトマイザー外装を覆うような大きさではなく、幅3~5mmほどのものですが、それだけでも割れ防止には十分役に立ちます。
もう1つの役割が、アトマイザー分解時の滑り止めです。
アトマイザーは外装と通電部をシリコンゴムで固定しており、「清掃時に分解しようとすると、がっちりと外装がはまってしまっていて苦労する」ということも少なくありません。
ゴム手袋をはめて分解するという手段もありますが、とっさの時に用意するのは面倒なもの。
そこで、普段からVAPEバンドをはめておけば、その部分をつまんで外装を取り外すことができます。
熟練ベイパーなら誰でも持っていると言っても過言ではありませんが、初心者にこそおすすめしたいアイテムです。
便利なもの2「VAPE用充電器」
加熱式・リキッド式(VAPE)問わず、電子タバコに急速充電は厳禁。
お仕事をしながら喫煙できる環境の方・チェーンスモーカーや出張の多い方におすすめしたいのが、VAPE専用のACアダプタです。
Amazonや楽天では取り扱いが見られませんが、全国にある電子タバコショップ・ペプログやVAPE STUDIO公式サイトで販売あり。
しばらく使ってみてバッテリー容量に不満が出てきた人も、大容量バッテリーよりも先にACアダプタの購入検討をおすすめします。
ACアダプタを代用することの危険性
急速充電器やタブレット・スマホ用のACアダプタを使った場合、異常発熱や本体のソフト面の故障、最悪の場合は爆発事故もあり得ます。
モバイルバッテリーからの給電も、同様に危険があります。
そのため、どの電子タバコショップでも「対応充電器以外は使わないように」と念押しされます。
そもそも電子タバコに内蔵されているバッテリーの容量は極めて低く、パソコンから付属USBケーブルで給電しても30分程度でフル充電可能。
お出かけ先のコンセント対応カフェなどで給電したい・高ワットでの喫煙を好む方は、必ず専用のACアダプタを用意しておきましょう。
500〜1,000円程度で手に入りますし、ケーブルはVAPE本体付属品で問題ありません。
電子タバコショップオリジナルセットとして、ケーブル・ACアダプタ・ケースがセットになっているものもあるので、携帯性を重視する方にはおすすめです。
便利なもの3「交換用ドリップチップ」
ドリップチップとは、吸引部分のパーツ、すなわちマウスピースのこと。
VAPE本体を購入すると、1〜2個はパッケージされています。
実はこの部分は奥深く、VAPEの味を追求する上でも欠かせないもの。
また、綺麗好きの喫煙者なら「衛生状態に不安がある」という理由で、付属ドリップチップを毎日洗う人も多数。
この手間を省く意味でも、交換用のドリップチップをいくつか用意しておくことをおすすめします。
選び方・即完売の人気商品を紹介します。
こんなドリチがおすすめ
ニーズや吸い方によっておすすめできるドリップチップは異なります。
ドロー音(煙を吸う時のスーッと言う音)が気になる・少なめの煙でしっかり味を確かめたいかたには、内部口径が細めになっているものをおすすめします。
逆に、しっかりと爆煙を楽しみたい人には、より大きい口径のものがおすすめです。
両方とも常備しておけば、シーンごと・バッテリー持ちが気になる場合などに応用して使い回しができます。
いずれのサイズ感・材質においても、高くて1,000円・500〜600円が平均価格なので、気にいるものが見つかるまでちょこちょこ買い足しているベイパーもいます。
通販だと選べる種類が限られるので、実店舗に足を運んでみることをおすすめします。
VAPEJPで大人気「でにドリチ」
超極細口径のドリップチップで人気なのが、ご自身も電子タバコやシーシャの愛好家である職人さんが1点ずつ手作りしている「でにドリチ」。
4,000円と大変高価ですが、10〜20点ずつの限定販売が告知されると、わずか数秒で売り切れてしまう人気商品です。
発売ごとにマッシュアップが繰り返されていますが、基本スタイルは「樹脂製のタバコサイズの外装で、内径2mm以内の極細金属パイプをくるむ」と言うもの。
これによって、味密度の高い煙をごく短いドローで吸うことが出来、爆煙型機種でなくても濃密な味わいを楽しめる…と評判です。
VAPEJPの公式ツイッター・サイト上で予約販売しており、ロットごとのベイパーの感想も閲覧することができます。
自分へのご褒美におすすめです。
便利なもの4「ケース」
スマホのアクセサリーと同様、メジャーな電子タバコはケース・シールなどのグッズが充実しているのが強み。
その点、VAPEだと専用ケースが販売されていることはほぼありません。
上級ベイパーも、本体持ち運びには様々な工夫をしているそうです。
ケースが重要な理由
ケースが必要となる理由として、VAPEの構造上どうしても避けられない問題があります。
それが、「勝手に電源オンになってしまう」という問題。
ボタンが突出したタイプの本体が大半で、持ち運び中にふとした弾みで電源が入ってバッテリーを消耗する・匂いが服やカバン付着してしまう…ということが多くあります。
ボタン連続押しで電源のon/offをする機種ならばともかく、長押しで操作をするタイプの機種は、特にこの傾向が強いと言われています。
100均のスマホケースがおすすめ
ベイパーの多くが愛用するケースは、意外にも100均で手に入ります。
最もよく見られるのが、100均一で販売している合皮製のスマホケース。
縦のサイズ次第ではペン型も入りますし、BOX型ならすっぽりと収まります。
ベルトに装着できるタイプだと、男性がおしゃれに使えると非常に人気。
落下時の故障防止にも役立つので、おすすめできます。
まとめ
一部で少しラグジュアリーな製品を紹介したものの、いずれも千円以内で購入できる便利グッズ。
電子タバコ専門ショップであれば、どこでも簡単に入手することができます。
リキッドの試煙時などに合わせて購入する人が多く、SNSで実際に見た目を確かめることも可能。
安くて役に立つアイテムを細々と収集しておくのが、VAPE愛煙のひとつのコツです。