電子タバコ”VAPE”はBOX型で始めよう!予備知識&ベストセラー2機種

Eleaf iStick Pico イーリーフ アイスティックピコ 75W スターターキット (ブラック)

「健康被害は認められない」と英国の医学会で発表され、欧米諸国を中心に流行中の電子タバコ”VAPE”。

甘いお菓子味・フルーツ味などを楽しむことができ、間食をやめたい人・妊娠中の女性にもおすすめできます。

一方で、「低価格の機種から始めて、がっかりしてしまった」という声も。

初心者にこそBOX型の機種をおすすめする理由・予備知識の解説・低価格&高機能な機種の紹介をおこないます。



私が絶対おすすめする電子タバコランキングはこちら

ペン型ではなくBOX型を選ぶ理由

ニコチン・タールレスの電子タバコ“VAPE”の本体には、様々なタイプがあります。

大きく分ければ、ペン型・BOX型の2種類と言えるでしょう。

ペン型のメリットは、コンパクトで持ち運びしやすく・2,000円からの低価格で購入できることです。

しかし、減煙・禁煙目的のかたや、ニコチン入りのタバコと並行で楽しみたいかたには、BOX型がおすすめできます。

その理由について解説します。

カスタマイズ性が高い

BOX型最大の利点は、出力数を調整できることです。

一般的には20W〜100Wまで調整でき、同じリキッドでもワット数によって味が大きく変化します。

国内産リキッドに多いミックス型フレーバーの場合は、特に出力数の調整は重要と言えます。

リキッドの粘度・フレーバーの揮発性によって、それぞれに適した出力数があるためです。

吸えるリキッドの幅が広い

VAPE上級者が高く評価するリキッドほど、多数のフレーバーをミックスするためにグリセリン配合量を多めに調整しています。

このようなリキッドはコイルへの供給率が低く、ワット数低め・爆煙型の初心者向け機種の場合は特に、簡単にコイル焦げを起こしてしまいがちです。

BOX型本体の場合は、ワット数を調整することで一度に気化させるリキッド量を減らし・コイルへの供給不足を防ぐことが出来ます。

それでいながら、ペン型機種よりもはるかに密度の高く・味の濃い煙を実現してくれます。

「お試しのつもりで」と低価格機種を選んでがっかりするよりも、熟練ベイパーになるまで長く使える機種を買った方が、長期的に見て満足感が高いと言えます。



私が絶対おすすめする電子タバコランキングはこちら

BOX型VAPEの選び方

BOX型VAPEの購入者に多い失敗談が、「店員さんに勧められるまま2万円以上の高い機種を買ったけれど、取り回しに満足できなかった」というものです。

しかし、VAPE上級者が高い評価を出す機種でも、アクセサリー込みで15,000円以内で購入できるのが実情です。

必要な知識を持って購入に臨めば、お得に取り回しのよい機種を購入できる可能性はグっと高まるでしょう。

ここで、BOX型MODの選び方において、もっとも重要な部分の解説をします。

アドマイザー分離型か一体型か

BOX型VAPE本体は、バラ売りされている単位に分けると、以下の通りになります。

  • MOD(BOXの部分)
  • MODに入れるバッテリー
  • アドマイザー
  • ドリップチップ(マウスピース。

    様々な形状あり)

これらをフルセットにしているものを、一般的に「スターターキット」と言います。

まずはMODについて。

MODにはテクニカル/メカニカルの2種類があり、初心者はメカニカルで十分です。

テクニカルは、コイルをビルド(手作り)する人向けの機種となり、お値段も高めになります。

扱いも難しいので、避けたほうが無難です。

アドマイザーと呼ばれる部分は、コイルをセットしてリキッドを入れる部分です。

ここにMODから通電し、コイル内部に染み込んだリキッドを気化して喫煙します。

アドマイザーの性能が、VAPEにまつわるトラブル・煙の味に深く関わります。

しかし、MODと同メーカーのもの・あるいはセットになっているものであれば、当分の間は満足できると言えます。

ここまで解説してきたMOD/アドマイザーの2つのパーツですが、一体型になっている機種・アドマイザーが分離する機種の2パターンがあります。

アドマイザー分離型機種のメリットは、液漏れトラブルなどで不満を感じたときに交換できる・複数のリキッドを交互に吸いたいときに便利という点です。

アドマイザーの外部素材がプラスチックか・金属かでビジュアルもガラッと変わるので、おしゃれにこだわりのある人にもおすすめできます。

一方で一体型のメリットは、液漏れトラブルの際に電飾部分を汚さないような構造がメインであることです。

これにより、本体(MOD)の故障を防ぐこともできます。

また、値段も総じて安いのも嬉しいポイントです。

ここで紹介する商品も含めて、すぐに吸えるスターターで5,000〜10,000円とリキッド代だけでVAPEを始めることが出来ます。

まとめるなら、カスタマイズ性重視ならアドマイザー分離型・値段とトラブル回避を重視するなら一体型がおすすめできると言えます。

温度管理できるかどうか

BOX型・ペン型問わず、スターターキット使用中によく聞かれるのが「アドマイザーが異様に熱くなるが大丈夫か」という心配の声です。

これは、あまりよい状態とは言えません。

チェーンスモークによりコイルが焦げ始める兆候で、実際に焦げなかったとしても、コイルの寿命を縮めたり・リキッドの味が落ちてしまう原因となります。

そこでおすすめしたいのが、温度管理機能です。

この機能が使えるのはアドマイザー分離型のみで、一体型の機種で温度管理できるものは国内では流通していません。

VAPEを続けられるか不安…というかたは、ここで紹介するアドマイザー一体型から始めて、ハマってきた頃に分離型の機種を購入してみることをおすすめします。

初心者〜上級者まで使える”iStick Pico 75W”

Eleaf iStick Pico イーリーフ アイスティックピコ 75W スターターキット (ブラック)

“iStick Pico”には3モデルありますが、ミドルクラスの75Wが売れ筋となっています。

カラーバリエーションも10種類以上に及び、電子タバコチェーンや通販では限定カラーを販売することもあります。

気になるスペックですが、こちらはアドマイザー分離型です。

対応コイルは0.3Ω・0.5Ωで、爆煙型の機種。

スターターに付属しているアドマイザーの性能が極めて高く、ミストのキメが細かいので、肺活量の少ないかたもむせずに喫煙できます。

付属アドマイザーについてさらに特筆すると、ベーシックなコイル下部装着型。

電子タバコショップスタッフの実演・レビュー動画などを参考に一度分解してしまえば、すぐに構造を理解することができます。

BOX型VAPEの基礎を全て押さえた上で、別売りのコイルを使えば温度管理機能も使用可能。

気になる予算は、メーカー提供のスターターセット9,900円/バッテリー別売りで2,000円〜2,500円、コイルは5個セット(おおよそ2〜3ヶ月分)で最安1,500円です。

15,000円でもお釣りのくる価格で本格的なVAPEを楽しめる、おすすめの機種です。

可愛いデザインの”Joyetech Penguin”

Joyetech電子タバコ スターターキット ATOPACK PENGUIN [アトパックペンギン] (Red レッド)

その名が示す通り、ペンギンのような丸みを帯びたツートーンのボディーが印象的。

パッケージにもペンギンイラストが描かれており、女性へのプレゼントとして選ばれています。

こちらは一体型機種で、対応コイルは0.25Ω・0.6Ω。

爆煙型ではありますが、煙の量は優しめです。

残充電量がひと目でわかるランプ・機械が苦手な人でも簡単にメンテナンスできること・女性らしいシルエットで人気。

お値段は定価5,500円程度で、バッテリーを別途購入する必要はありません。

とりあえず気兼ねなくVAPEを試したいという人におすすめの機種です。

まとめ

事前知識や人気機種さえ押さえておけば、ニコチン入りの加熱式タバコと同等の初期投資で長く楽しめるのが、電子タバコ”VAPE”。

リキッドにも安くて美味しいもの・海外老舗メーカーのリッチな味なものと豊富に種類があり、一度ハマると追及したくなること間違いなしです。

最初の一歩で失敗しないためには、多少予算オーバーでもBOX型機種を選ぶこと・ベストセラー機種の人気の秘密を探ることがコツとなります。