電子タバコを始めたい人に読んでほしい8つのポイントと注意点
最近電子タバコが各所で話題となっています。
街ではポスターが掲示されていて、目にされている方も多いと思います。
そして中には電子タバコ興味を持って一度吸ってみたいと思う方もいる事でしょう。
ただし電子タバコには種類があり、初心者にはわかりにくい点もあります。
ここでは電子タバコについての基礎知識と、おすすめするブランドについてお伝えしたいと思います。
目次
加熱式電子タバコ
電子タバコには大きく分けて二種類のタイプが存在します。
最初に紹介するのは加熱式電子タバコです。
加熱式電子タバコは紙タバコと同じタバコの葉を加工し、それを加熱する事によって煙を発生させるタイプの電子タバコの総称です。
代表的なブランドでは「iQOS」が筆頭に挙げられます。
「iQOS」はフィリップモリスが開発・製造を手がけたブランドで、テレビで取り上げられた事もあるのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
「iQOS」の場合、ペースト状に加工したタバコの葉を使用しますが、これはヒートスティックと呼ばれています。
ヒートスティックには紙タバコの葉と同じくニコチンが含まれますが、紙タバコと違うのは喫煙する際に発生する副流煙を出さず、灰も出ないという点です。
リキッドタイプの電子タバコ
リキッドと呼ばれる液体を加熱して蒸気を発生させるタイプの電子タバコはリキッドタイプと呼ばれます。
加熱式電子タバコとの決定的な違いは、日本国内で販売されているリキッドにはニコチンが一切含まれていないという点です。
故にリキッドタイプの電子タバコではニコチン由来の健康被害は一切発生しません。
ニコチンが含まれない最大の理由は、日本国内でリキッドを販売する場合、ニコチンが含まれていると薬事法に抵触してしまうからです。
海外ではニコチン入りのリキッドが販売されていますが、それを日本国内で使用する場合は個人輸入する以外に方法はありません。
おすすめ電子タバコ「iQOS」
加熱式では代表格であり、利用者数も増大しているので安心感があります。
大型のリップスティックを思わせる製品外観は性別を問わず利用できる洗練されたデザインとなっており、いかなる服装でもマッチします。
紙タバコと比べると初期投資費用は割高になりますが、値段相応の高級感があり、どこで利用しても恥ずかしくないデザインとなっています。
また、紙タバコは不可でも「iQOS」の利用は可能という施設も増えてきているので、外出時に喫煙される事が多い方は喫煙所の選択肢が増えます。
日本の主要都市には「iQOSストア」が存在するので、気になる方は一度訪れてみるのも良いでしょう。
おすすめ電子タバコ「eGoAIO」
こちらはリキッドタイプの電子タバコで、主にインターネットから購入する事が出来ます。
リキッドタイプは使用するパーツが多く面倒な印象を受けますが、こちらの製品にはリキッドタイプの電子タバコを楽しむためのパーツが全て揃ったスターターキットがあるので、簡単に始める事が出来ます。
本体には全15色のバリエーションがあり、秋のこないシンプルなデザインなので初心者にはうってつけです。
おすすめ電子タバコ「aspire」
最初からリキッドタイプに高級感を求める場合、または入門編を過ぎてステップアップしたい場合にはこちらのブランドがおすすめです。
「aspire」ではリキッドを入れるタンクにガラス製品を採用し、丈夫な仕上がりとなっています。
また、発生する蒸気をコントロールする機能を標準で搭載しているので、煙の量をお好みで調節する事が可能です。
高級文房具を思わせる外観はおしゃれで、スーツを着ている方には特に相性抜群となるでしょう。
パーツにこだわりを持って設計されているので一般的なリキッドタイプの電子タバコと比べると高額になってしまいますが、値段相応の満足感が得られる製品です。
おすすめ電子タバコ「MALLE」
電子タバコは紙タバコと比べて大きいからどうも・・とお考えの方におすすめしたのが「MALLE」です。
こちらもリキッドタイプの電子タバコですが、サイズは紙タバコとほぼ同じ大きさとなっています。
そして大きさが変わらないことによって紙タバコと全く同じ喫煙動作や姿勢を保つ事が出来る上、収納場所を考えなくても良いという利点があります。
今まで上着のポケットにタバコを収納していた方はそこをそのまま利用できますし、小さめなカバンに仕舞っても場所を取りません。
これは男性のみならず、女性にも嬉しい配慮です。
おすすめ電子タバコ「Frienbr」
最後にご紹介するのが同じくリキッドタイプの電子タバコ「Frienbr」で、読み方は「フレンバー」と発音します。
この製品の特徴は「eGoAIO」と同じく全てが揃ったセットでの販売があるという点で、中でも「STANDARD」というコンプリートキットが人気を博しています。
そしてリキッドに相当するフレーバーの種類がとにかく豊富で、中にはフルーツ味もあるので、初心者の女性でも気軽に楽しめる事が出来ます。
リキッドを購入する上で最も注意したいのは品質や安全性ですが、「Frienbr」で使用しているリキッドは全て日本国内で製造され、品質検査をクリアした製品なので、安心して使用する事が出来ます。
新型モデルでは煙の量を調節する機能が新たに備わり、操作は基本的に一つのボタンを押すだけで完了します。
また、具体的な使用方法に関しての説明動画もあるので、初めての人でも迷わずに利用できるのがポイントです。
健康への影響について
これまで各種電子タバコについて説明してきましたが、やはり気になるのは健康への影響です。
ここでは各データを元に検証していきます。
まず「iQOS」の健康への影響について。
「iQOS」で使用するヒートスティックに含まれるニコチンは通常の紙タバコの85%という公式の発表があります。
さらに副流煙が発生しないので、一般的な紙タバコと比べた場合は喫煙者当人及び周りにいる人への健康被害は軽減されると言っても良いでしょう。
ただし最近になって大学の研究機関が「iQOS」が含有する発がん性物質について論文を発表し、話題となっています。
要約すると通常の紙タバコよりも高い濃度で発がん性物質が検出されたという事なのですが、この件に関しては開発・製造元であるフィリップモリス側が違った見解を示しているので、決着にはもう少し時間が掛かりそうです。
一方のリキッドタイプについて言えば、電子タバコという名称は持っているもののニコチンを一切含んでいないので、紙タバコとは全く違う性質の製品と捉えた方が良いでしょう。
一部では禁煙効果を謳った書き込みが散見されますが、これには個人差があり、メーカーも禁煙の効果は保証していません。
ただし、紙タバコから徐々に置き換える事によって、紙タバコ自体の喫煙本数を減らす効果が見込める可能性はあります。
最後にリキッドタイプで一番注意しなくてはならない点はリキッドに含まれる成分や生産国の表示です。
どこで製造され、何が入っているのかが分からないリキッドを購入するのは絶対に避けましょう。
まとめ
日本で知名度が上昇してからまだ日が浅い電子タバコですが、そのブームは着実に広がりを見せてきています。
リキッドタイプの電子タバコでは発売後すぐに売り切れる製品も数多くあり、その人気の過熱ぶりを伺わせます。
製品自体には様々な価格帯が存在していますが、初心者でも購入し易い配慮がされている製品が多いので、以上の情報を参考にあなたも電子タバコを初めてみてはいかがでしょうか。