電子タバコにはメリットだけではなく注意すべきポイントもある?
日本では煙草の税金が上がっていく一方で、周りの方たちから煙草の煙を迷惑に思われる事もあって、愛煙家の皆さんは肩身が狭い思いをしているでしょう。
そのような悩みを抱いている方におすすめしたいのが『電子タバコ』です。
電子タバコは、煙草に比べて様々なメリットがあるので利用してみる価値があります。
ただし注意すべきポイントもあるので、詳しく紹介しましょう。
電子タバコで節約が可能
愛煙家の方たちはご存知ないかもしれませんが、煙草のお金の多くは税金になります。
さらに、その税金は上がっていく一方です。
そして煙草を吸い続けていけば、様々な所でお金をかける事になってしまうので、詳しく紹介しましょう。
日本の税金
煙草にどれだけの税金をかけられているのか知っている方は少ないかもしれませんが、実は財務省のHPで税金の割合が紹介されています。
そのサイトによれば、メビウス(440円)の場合では、全ての税金を合わせた合計は、277.47円で、負担割合は63.1%にもなるのです(2017年8月時点)。
さらにヘビースモーカーの方であれば1日2箱は吸う方もいるので、メビウスを1日2箱も吸っていたら、毎日880円ものお金を煙草に使う事になります。
それにひきかえ電子タバコの場合は、蒸気を吸うための装置を購入したら、後は電子タバコの液体を購入すれば良いので、お金を節約する事ができるのです。
実際にVAPE専用のE-リキッド15mLは煙草6箱分と言われていますが、1,800円程度です。
もしもメビウスを6箱も購入したら、2,640円もします。
このように値段が大きく違うので、煙草を吸う気分に浸れて節約したい方には、電子タバコはおすすめです。
コンビニの買い物
煙草を購入する方はまとめ買いをされる方は少ないでしょう。
そのためコンビニへ行く回数が増えてしまう方は多いはずです。
しかしコンビニは様々な商品が販売されているので、煙草だけを購入しようと考えていたのに、雑誌やお菓子などを購入するケースはよくある話です。
そのため煙草を吸う事によって、コンビニで買い物をする回数が増えて、出費が増えてしまう事もあります。
電子タバコは、ボトルで多くの量を吸う事ができるので、コンビニへ何回も買い物をする必要はないでしょう。
リフォーム
煙草を吸い続ける方で、頭を悩ませる問題がヤニの汚れでしょう。
ヘビースモーカーの方は部屋で何本も煙草を吸い続けてしまうので、煙草のヤニで壁が黄色くなってしまいます。
このような汚れは落としづらいので、リフォームを考えたい方もいるかもしれませんが、部屋の壁をリフォームしようとしたら、安くても数万円の出費になってしまいます。
リフォーム代が高ければ10万円を超える事もあり得るでしょう。
しかし電子タバコの場合は、壁にヤニが付くような事はないので、気軽に使用をする事ができます。
ガンになる可能性
煙草を吸う場合の最大のデメリットと言えるのが、ガンになる事でしょう。
そこで電子タバコでガンになる可能性や、ガンになった場合について紹介するので見ていきましょう。
電子タバコは無害?
煙草には、ニコチンが含まれていてイライラを解消する働きがあります。
そのため煙草を辞められない方が多くいますが、ニコチンはそれだけではなく依存性の強い物質なのです。
さらに煙草には有害な物質がいくつも含まれているので、ガンになる可能性が極めて高いのです。
しかし電子タバコに含まれている危険な物質はごくわずかなので、ガンになる可能性は低いと言われています。
そのため健康なうちにタバコによってガンになりたくない方は、できるだけ早くタバコを辞めたほうが良いでしょう。
ガンの恐怖
現在の医療の技術は進んでいますが、残念ながら末期ガンを治す事は難しいです。
そのためタバコによってガンになった場合は早期発見しない限りは命を落とす危険性さあります。
そのような事になってしまえば大切な家族と会える時間もなくなってしまうので、タバコがどれだけ好きな方でも、ガンにならないうちにタバコを辞めたほうが良いでしょう。
タバコの火と煙
タバコが電子タバコに比べて危険なものとして『火』や『煙』が挙げられます。
そこでタバコの火や煙によって、どのような危険なケースがあるのか紹介するので、タバコを辞められない方は確認してみて下さい。
寝煙草の火事
タバコの火によって自宅を火事にしてしまうケースがあって、それは『寝タバコ』が原因です。
横になりながらタバコを吸っている最中に、寝てしまう方がいます。
寝ている所は布団が敷かれている訳ですから、タバコの小さな火でも、あっという間に大火事になってしまうケースがあるのです。
それにひきかえ電子タバコは火を扱わないので、寝タバコによって火事になる可能性は極めて低いでしょう。
周囲の迷惑
タバコが健康に害を与えるのは、喫煙者だけではありません。
タバコを吸っている方の周りにも、副流煙(火の付いている所から出ている煙)として害を与えてしまうのです。
実際に喫煙者が吸う主流煙はフィルターを通しているので、実は副流煙より害が少ないのです。
それを考えたら、タバコを吸う事によって家族にかけている迷惑の大きさが分かるでしょう。
そのため、家族の健康に害を与えないためにも、タバコは早いうちに辞めたほうが良いでしょう。
電子タバコの注意すべきポイント
電子タバコはメリットが多くて、タバコはデメリットが多いように見えます。
しかし電子タバコにも、注意すべきポイントがあるので詳しく紹介しましょう。
爆発の可能性?
外国では、電子タバコに内蔵されていたリチウム電池によって爆発事故が起きた事がありました。
そのため寝タバコをしても本来であれば火事にはなりませんが、寝タバコをしている最中に爆発事故が起きたら大火事になる可能性は極めて高いです。
しかし爆発事故が起きた電子タバコは、偽の電子タバコと言われているので、本物の電子タバコであれば発火事故が起きる可能性が低いでしょう。
ただし電子タバコが誕生してから、それほど歳月が経っていないので、油断はできないので注意する必要があるでしょう。
味の違い
電子タバコは煙を吸う事ができるので、タバコを吸っているような気分を味わえます。
しかし、残念ながら本物のタバコとは味が少し違うので、電子タバコを利用してもタバコを辞められない可能性はあるでしょう。
そのため電子タバコが、タバコと同じ味でなければ辞められない方は注意する必要があります。
そのような事を考えたら電子タバコは、あくまでも煙を吸う所が似ているだけと思って、利用したほうが良いでしょう。
健康の影響
電子タバコは健康にあまり害がないように言われていますが、電子タバコは誕生してから、あまり歳月が経っていないので、本当に健康に害を与えないのかハッキリと分かっていない所があるのです。
ただしタバコに比べれば危険な物質が少ない事だけは分かっているので、仮に害を与える可能性はあっても、タバコに比べたら健康に害を与える可能性は低いと言えるでしょう。
まとめ
電子タバコのメリットや注意点を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
タバコは健康に害を与えるだけではなく、税金が上がっているのも見逃せません。
現在の日本は財政がひっ迫しているので、今後もタバコの税金が上がる可能性はあります。
そのため、タバコの税金が今より上がらないうちに、電子タバコを利用してタバコを辞めてみる事を検討したほうが良いでしょう。