同じBCAAでも様々な効果を得る方法がある?重要なのはタイミング
BCAA関連の商品を利用すれば、筋力トレーニングをサポートする事もできれば、ダイエットに取り入れる事もできるので、多くの方たちから注目されています。
様々な効果を得る事ができますが、飲むタイミングによって効果が違っていくので注意しなければいけません。
そこで、これからBCAAを利用しようとしている方たちのために、どのようなタイミングで飲んだほうが良いのか紹介しながら、BCAAの魅力や注意点なども解説しましょう。
BCAA商品の魅力
筋力トレーニングをサポートする商品は、BCAA関連の商品だけではなく『プロテイン』もあります。
しかし、BCAAはプロテインよりも優れているポイントがいくつもあるので、詳しく解説しましょう。
そのポイントを理解できたら、BCAAの魅力がよく分かるはずです。
飲みやすさ
プロテインは、粉状になっているので、水または牛乳で溶かして飲む必要があります。
仮に、粉を溶かしたとしても、数多くあるプロテインの中には、苦く感じてしまう場合もあるので、水よりも牛乳を選ぶ方は多くいるのです。
しかし、水とは違って牛乳はカロリーがあるので、ダイエットしづらくなってしまうので、痩せたい方は注意しなければいけません。
それに引き換え、BCAA関連の商品の中には、カプセル状の物があるので、水でも飲みやすくなっています。
栄養を吸収するスピード
プロテインには『タンパク質』が豊富に含まれていて、BCAA関連の商品には『アミノ酸(BCAA)』が多く含まれているのです。
タンパク質とBCAAは、両方とも筋力トレーニングをサポートしやすくなっていますが、栄養を吸収するスピードに違いがあります。
なぜなら、タンパク質を摂取したら3~4時間でペプチドに分解されていって、それから30分ほどでアミノ酸に分解されていくからです。
つまり、BCAAのほうを摂取しておけば、分解する手間を省けるので、短時間で栄養を吸収する事ができます。
筋力アップしたい場合のタイミング
BCAAを利用して、筋力アップしたい場合には『筋力トレーニングの前』と『筋力トレーニングの後』がおすすめです。
このタイミングで、BCAAを摂取したら、今まで筋力アップできなかった方でも、筋力アップできる可能性があるので詳しく紹介しましょう。
筋力トレーニングの前
筋力トレーニングしている方たちの中には、スリムな体型にしたい方もいるでしょう。
スリムな体型にする場合には、摂取カロリーを制限する事が重要になるので、筋力トレーニングの前に、食事をしない方は多くいるかもしれません。
しかし、空腹の状態では、筋力トレーニングをしようとしても、普段よりもダンベルやバーベルを持ち上げる事が難しくなってしまいます。
そのような事になれば、筋力アップする事が難しくなってしまうので、筋力トレーニングの前にBCAAを摂取したほうが良いです。
筋力トレーニングの後
筋力トレーニングした後に、何も栄養を摂取しないで眠ろうとしたら、筋肉が分解されてしまうので、筋肉量が減ってしまいます。
そのような事になれば、筋力アップする事が難しくなるので、プロテインやBCAAを摂取したほうが良いです。
ところが、筋力トレーニングの後であれば、プロテインよりもBCAAのほうが筋力アップしやすくなります。
実は、筋力トレーニングしてから30分の間は『ゴールデンタイム」と呼ばれていて、ゴールデンタイムに栄養を摂取できたら筋力アップしやすくなります。
タンパク質は、栄養を摂取するまで時間をかけてしまうので、30分の間に摂取する事は難しいので、ゴールデンタイムの間にBCAAを飲む方法はおすすめです。
ダイエットしたい場合のタイミング
BCAAをダイエットに取り組む場合には、今までの生活習慣によって、飲むタイミングを決めたほうが良いです。
そのタイミングが分からない方は多いと思うので、どのようなタイミングで飲めば良いのか紹介しましょう。
朝食の時間帯
仕事や家事で忙しい方は、朝食を食べないで、会社へ出勤してしまうでしょう。
朝食を食べなければ、摂取カロリーを抑えられるので、ダイエットに良いと思うかもしれません。
ところが、お腹が空いた状態で、昼の時間帯になってしまえば、普段よりも食事量を増やしたくなってしまうでしょう。
朝食を摂らないで、昼食の量を増やす事は、ドカ食いにつながってしまうので、太る可能性を高めてしまうので注意しなければいけません。
そのような事を考えたら、朝食を準備する時間が足りない場合には、朝食の代わりにBCAAを摂取したほうが良いです。
間食の時間帯
日中の時間帯は、多くの方たちが体を動かしているので、昼食から夕食までの時間帯は、お腹が空きやすくなっています。
お腹が空いていたら、夕食まで待てなくて、15時あたりでお菓子を食べたくなってしまうでしょう。
洋菓子の中には、500キロカロリー前後になっている物があるので、注意しなければいけません。
もしも、お菓子を食べる事が我慢できない場合には、15時あたりでBCAAを摂取するようにしましょう。
BCAAを摂取しておけば、水分も一緒に摂取できるので、少しは空腹感を緩和する事ができます。
お腹が空く時間帯
多くの方たちは、朝・昼間・昼と夜の間・夜などにお腹が空いてしまうでしょう。
しかし、個人差があるので、その他の時間帯でもお腹が空いてしまう場合もあるでしょう。
そのような場合でも、BCAAを水と一緒に飲んでおけば、多少は空腹感を緩和して、食欲を抑える事ができます。
お腹が空きやすい方は、あまり時間帯だけに注目しないようにして、お腹の状態に合わせて摂取したほうが良いです。
BCAAの注意点
BCAAは、魅力的なポイントが多い商品が多くありますが、残念ながら注意すべきポイントもあります。
注意点を知らないで利用してしまえば、後悔する事になってしまうので、詳しく解説しましょう。
適量を把握
BCAA関連の商品は、飲むタイミングによって違う効果を得る事はできますが『適量』というものがあるので、飲みすぎてしまっても、効果が増大するという訳ではありません。
そのため、少しでも筋力アップしたくて、多くのBCAAを飲んだら、短期間で商品を使い切ってしまうだけなので注意して下さい。
さらに、BCAAを過剰摂取している日が続いてしまえば、肝臓に負担をかけるようになるので、1日の摂取量は多くても2,000mg程度にしておきましょう。
就寝直前のタイミング
就寝前に、BCAAを摂取しておけば、損傷した筋肉の回復を早めてくれるので、筋肉痛のダメージを軽減する事ができます。
しかし、就寝直前でBCAAを飲もうとしたら、眠っている最中にトイレへ行きたくなってしまうので、睡眠の質が低下して体に疲れがたまってしまうので注意しなければいけません。
さらに、胃に負担をかけやすくなるので、BCAAを飲んだ場合には、1時間程度は起きていたほうが良いです。
過信は厳禁
BCAAは、様々な栄養成分が含まれていますが、健康をキープするために必要な栄養の全てを摂取できる訳ではありません。
そのような特徴があるので「BCAAを飲めば大丈夫」と思って、偏った食生活を送ってしまえば、健康に悪い影響を与えてしまうので、BCAAについて過信しないようにして下さい。
そのため、ある程度までバランスの取れた食生活を送るようにして、その上でBCAAを摂取したほうが良いです。
まとめ
BCAAは様々な効果があっても、飲むタイミングによって違いがあるので、自分がどのような目的で利用していくかによって、飲むタイミングを変えて下さい。
複数回に分けて飲む方法もありますが、その場合には適量を守るようにしなければ、胃に負担をかけてしまうので、飲む量にも注意しましょう。
いくつか注意すべきポイントもありますが、様々なメリットがあるので、BCAA商品は利用価値が高いです。
参考URL・参考文献・根拠など
https://cyclist.sanspo.com/401117
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000415815/blog/bidA020659772.html
https://aerobic-exercise.tokushuugou.com/utilization-tools/branched-chain-amino-acids/
https://do-anyway.com/bcaa/
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/bcaa/timing/