【安すぎるロボット掃除機】ラクリートのエントリーモデル使用体験談
毎日の掃除、少しでも楽にやりたいものですよね。
そこで近年注目されているのがロボット掃除機です。
かの有名なルンバを筆頭に、各メーカーがたくさんの種類のロボット掃除機を販売しています。
でもそんなロボット掃除機の価格を見てびっくりされた方も多いのではないでしょうか。
安いものでも三万円はゆうに超えていて、さすが便利家電…と言ったところですね。
でも、そんなロボット掃除機が安く手に入って性能も良いのではあれば、ぜひ使ってみたいと思いませんか。
安いロボット掃除機、実はあるんです。
今回は私が使っているCCPというメーカーの、ラクリートというロボット掃除機で、その中のエントリーモデルの使用体験談をお話したいと思います。
安いロボット掃除機は本当にあるのか
ロボット掃除機と聞くと、ルンバのような高価な商品を想像される方は多いでしょう。
かく言う私もそうでした。
欲しいけどロボット掃除機はさすがに高すぎて手が出ない…と思ってたのですが、あるとき通販サイトを何気なく見ていたときに私は衝撃を受けました。
安くても三万以上の世界だと思っていたロボット掃除機にも、一万円以下のものから、二万円弱のものまで、比較的安めに価格設定されているものがあるということに…。
でも、安いのだから機能面に心配が…と思いますよね。
けれどそのあたりも、口コミを読んでみる限り機能面がひどいという評価はあまり見当たりませんでした。
それどころか、安いのにこんなに使えるなんて、という感動のコメントもたくさんあったのです。
そこで私は、当時の口コミやメーカー公式サイトの紹介を参考にした結果、CCP(シー・シー・ピー)のラクリートという商品、中でも一番安価だったエントリーモデル(CZ-860-RB)を購入するに至りました。
ネット通販でしたので少し割引もあり、一万五千円ほどで購入できました。
驚きの安さです。
ラクリート エントリーモデルの特徴
大きさ
エントリーモデルの大きさは、幅270×奥行き270×高さ76(mm)です。
ロボット掃除機の大きさとしては、とりわけ大きいわけでも小さいわけでもなく平均的なので、大きさで不自由することはありません。
個人的にナイスだと思ったのは高さでした。
これほどの高さであれば、少し低めなベッドの下も入ることができるのです。
ベッドの下に誇りが溜まっていくのは嫌ですよね。
でも簡単に掃除したい…そんなときこれを使えばすぐにきれいになるのです。
充電時間
ロボット掃除機は、使う前に必ず充電が必要になります。
エントリーモデルの充電時間は約4時間です。
ロボット掃除機としてはかなり早めな充電時間になっていて、同じラクリートでも少しグレードの高いモデルともなれば充電時間は7時間となり、半分近く違います。
使いたいとなったときに充電されてなかったら、4時間待つのと7時間待つのでは差が大きいですね。
早い充電時間も、このエントリーモデルの自慢できる特徴の一つなのです。
連続運転時間
充電された電池で動いている以上、スイッチを入れたら掃除機はずっと動き続けるわけではありません。
ロボット掃除機には連続運転時間というものがあり、ラクリートのエントリーモデルの連絡運転時間は約50分です。
これも安いからすぐ止まってしまうというわけではなく、ロボット掃除機として十分な運転時間となっています。
のちに触れますが、エントリーモデルには電池がなくなってきたら受電ステーションへ自分で戻る機能はついていないため、終わったあとすぐに充電したい人は、ある程度掃除機を見られるようにしていなければなりません。
でも運転時間が短いため、休日は別の家事をやるなどしながらラクリートを動かしておくことができます。
最大掃除可能面積
50分でまんべんなく掃除をするのに適している空間の広さとして、エントリーモデルには15畳とあります。
私は8畳のマンションで一人暮らしですが、物もたくさん置いてあるのも事実なので、実質は8畳以下の床でラクリートを走らせているわけなのですが、不自由したことは何一つありません。
もちろん15畳近くの広さやそれ以上だと、あまり満足いくように掃除はされないのかもしれません。
でも逆を言えば、一人暮らしにはこれくらいがちょうどいいということです。
広い家全体を掃除するときは一部屋か二部屋ずつ、充電しながら掃除していくことになるかもしれないので、広い場所で使いたい人は少し不便だと感じる点かもしれません。
落下防止センサーと段差乗り越え機能
高価なロボット掃除機には負けず劣らず、ラクリートのエントリーモデルにも落下防止センサーや、段差を乗り越える機能はしっかり搭載されています。
実際使っていて段差である玄関下に落ちたことはありませんし、よく止まるなあ、と動きを見ていつも感心するものです。
段差も、カーペットやマットはしっかり認識します。
少し話は逸れますが、初めて使ってカーペットを乗り越えて行ったときと、段差で止まったときは、なんだか頑張っててかわいいなあとさえ思ったものでした。
使ってみて感じた良い点
上では大まかに特徴について触れてきましたが、ここからは使ってみて感じた良い点と悪い点についてお話していきたいと思います。
まずは良い点ですが、安いからあまり期待していなかった吸引力ですが、まったく問題はなく、ロボット掃除機として普通に使えるということです。
安くて感動したとはいえ実際期待値は低かったので、この感動は大きかったです。
床の埃やゴミを吸い取ってくれるのはもちろんのこと、隅に回転するブラシがついているので、落ちている髪の毛もうまく引っかかってくれて、ラクリートが通った後の場所は明らかにきれいになっているのが分かります。
吸い取った埃がたまるダストボックスも出し入れと処理は本当に簡単ですし、ラクリートを購入したことで掃除の頻度が格段に上がりました。
この価格でこの便利さは素晴らしいの一言に尽きます。
使ってみて感じた悪い点
人によって気にする気にしないはあると思いますが、まず、運転中の音は若干うるさめです。
ルンバや他社製品の動画を見ましたが、やはり高価なものは音も静かで、どれくらいうるさいかと言うと、ワンルームの部屋であれば間違いなくテレビの音は聞こえなくなるほどです。
それから先ほども若干触れましたが、オートチャージと呼ばれる機能が搭載されていないため、充電がなくなっても充電ステーションへ自動で戻ることはなく、その場で止まってしまいます。
たまにベッドの下で止まられてしまうと、取り出すのに少し苦労することがあります…。
一部屋で使いたい人向け
総評として個人的に感じたのは、ワンルームの一人暮らしにはこれくらいのロボット掃除機で十分なのではないかということです。
もちろんお金をかければかけるほど高性能なロボット掃除機が手に入るのは間違いないです。
でも安いもので使えるロボット掃除機を探している、という人には、こちらのラクリートのエントリーモデルが本当におすすめです。
上でお伝えしたように、ロボット掃除機として最低限の機能は揃っていますし、多くの機能を望まないのであればこれで十分です。
実際私は良い買い物をしたと思っていますし、今のところ特に別のものに買い替える予定もありません。
一人暮らしではなく家族で暮らしていたとしても、自分の部屋専用に用意したい、という人もいいでしょう。
また、広い家全体で使う場合でも、少しずつ掃除していくから大丈夫というのであれば十分なのではないでしょうか。
まとめ
絶対に手が届かないと思っていたロボット掃除機ですが、このように安価で売られているものがあるとは驚きでした。
ロボット掃除機も世に出てきてしばらく経つので、手が出しやすいものがどんどん出てきているんですね。
今回は私が使っているラクリートのエントリーモデルについてお話しましたが、安価で使いやすいロボット掃除機は他にもたくさんあります。
購入を検討しているのであれば、ぜひいろいろチェックしてみてください。
お掃除が本当に楽になって感動すら覚えますよ。