ロボット掃除機とスティック掃除機、どっちを選ぶべき?
これから掃除機を買うならば、だいたいの場合でスティック型の掃除機か、あるいはロボット掃除機の二択になるでしょう。
その二択であれば、ロボット掃除機の方が何となく買ってみたいという方は多いのではないでしょうか?
でも、スティック掃除機の方が掃除がしやすそうに思えて、どっちを選んだらいいのかわからないものです。
実際ロボット掃除機とスティック型の掃除機は、どっちの方が良いでしょうか?
ロボット掃除機のメリットは楽なこと
まずロボット掃除機とスティック型の掃除機のそれぞれのメリットを見比べてみます。
ロボット掃除機のメリットはなんといっても、掃除が楽になること。
スティック型の掃除機は、どれだけ性能が高くなったとしても、結局のところ一般的なイメージ通りの掃除機ですから、自分でそれを操作して掃除をしないとだめ。
でもロボット掃除機の場合には、自動で掃除をしてもらうことが出来ます。
その分自分の負担が減ることは当然です。
ましてやロボット掃除機は、自分が家にいないときにも掃除をしてくれるものになります。
だから、毎日楽して家をきれいな状態に保つこともできるんです。
勿論スティック型の掃除機も、毎日かけることはできます。
でもそれには時間がかかりますし、手間もかかります。
掃除はし始めると楽しく思うこともありますが、やりだす前には気持ちが乗らない時もあるものです。
だから毎日するのは大変。
でもロボット掃除機であれば問題なく日々掃除が出来るんです。
家全体が綺麗になりがち
日々そうして地面を掃除していれば、それに合わせて全体を綺麗にしようと思うものです。
だから、必然的に家全体が綺麗な状態を保ちがちになるというも、ロボット掃除機のメリットとして挙げられることになります。
勿論スティック型の掃除機であっても、それをかける際に合わせて家全体を綺麗にするということはあるかもしれません。
でもスティック型の掃除機を毎日かけるのは難しいわけですから、どうしても地面が乱雑な日が出てくる。
そうするとそれにつられて、たとえばキッチンや洗面所、そして机の上などは汚くなりがちになるんです。
結果家全体が汚くなる。
また、そんな状態なので、掃除をしようとして掃除をする際に掃除にかかる時間も長くなります。
でも、ロボット掃除機を使用するのであれば日々掃除をするわけですから、どこかのタイミングでぐっと掃除に時間がかかるということはそうそうなくなるのです。
スティック掃除機は少しだけ使うという使い方がしやすい
ロボット掃除機は、狙ったところを掃除してくれるものではありません。
全体的に掃除をしてくれるものになります。
それに対してスティック掃除機の場合には、狙ったところだけを掃除することも可能です。
なので、たとえばベッドの下だけを掃除したいというときには、よりスピーディーにそれを終わらせることが出来ます。
勿論ロボット掃除機のように自動で掃除をしてくれるのもいいですが、自分が家にいる時に、時間をかけて特別必要のないところまで掃除をされると、「別にそこはいいんだけどなぁ」と思って効率の悪さを感じかねません。
しかしスティック掃除機であればまずそうなることはありません。
気になったところだけピンポイントで掃除が出来るというのはスティック掃除機ならではのメリットですね。
比較的に狭いところも掃除がしやすい
また、スティック掃除機には比較的に狭いところも掃除しやすいというメリットがあります。
ロボット掃除機は、やはり多少厚みがあるものになります。
だから、サイズ感的にどうしても入れないところがあるんです。
しかしスティック掃除機は、ロボット掃除機が入れないところも入れることがある。
なので、狭いところが多いという家では、スティック掃除機の方がしっかりと掃除できる可能性は高いです。
たとえばテレビボードの下に絶妙な隙間があったり、ベッドの下に隙間があったり、棚の下に隙間があったりと、何かにつけて隙間があるような家の場合には、スティック型の掃除機もおすすめできます。
ロボット掃除機のデメリットは障害物に左右されるところ
逆にそれぞれのデメリットはどんなところにあるでしょうか?
まずロボット掃除機のデメリット。
ロボット掃除機の一番のデメリットは、障害物に左右されてしまうという点です。
ロボット掃除機は、障害物があると、そこを避けるようになります。
つまり、ダイニングテーブルにソファーに、というように家の中に家具がたくさんあるという場合には、ほとんど可動域がないということになってしまうんです。
それくらいの可動域であれば、そもそもコロコロくらいで十分ということもありますよね。
だから、家によっては全然無駄な買い物になってしまうこともあるんです。
大きい家であればあまり家具があっても可動域は広くなる
一般的なサイズ感の家ではあまりたくさん家具があると、ロボット掃除機の出番はなくなりますが、サイズ感が大きな家であれば、家具がたくさんあってもロボット掃除機の出番は増えていきます。
部屋が広ければ、家具がたくさんあっても、それぞれの家具と家具の距離が多少広くなっていきます。
その結果、ロボット掃除機の可動域は増えるんです。
確かに家のサイズに比例するように家具のサイズも大きくなることはありますが、それでも足のサイズなどはあまり変わらないことも多いですから、やはり大きい家の方がロボット掃除機は動かしやすいんです。
スティック型のデメリットは長時間使用が難しい点
スティック型の掃除機には、稼働時間があまり長くないという弱点があります。
なので、たとえば1時間くらいかけてじっくり掃除をしたいというシーンにはあまり向きません。
その場合にはいちいち充電が切れたら充電しなおして、という面倒な流れになります。
もし1週間に1回くらいまとめてじっくり掃除をしたいならば、ロボット掃除機を選び、ロボット掃除機に地面を掃除してもらっている間に、ロボット掃除機が入れないところを自分で掃除をするというやり方の方が向いていることが多いです。
手間が一番のデメリット
ただなんと言ってもやっぱりスティック型の掃除機の一番のデメリットは、手間ですね。
広い家でも狭い家でも、自分で掃除機をかけて掃除をするというのは間違いなく手間です。
スティック型の掃除機である以上、その手間から逃げることはできません。
自分で充電をして、自分でその掃除機を手に取り、そして自主的に掃除をしないとならないのです。
元来掃除があまり好きではないという人には、スティック型の掃除機はまず向きません。
掃除が嫌いな人はどうしても1週間に1回くらいのまとめ掃除になりますし、それどころか1か月とか3か月に1回とかになりかねません。
それではスティック掃除機のデメリットが強く出てしまいますよね。
だから、掃除が好きではないという人にはスティック型の掃除機は向かないんです。
逆に頻繁に掃除をしたいという思うようなきれい好きな人には、スティック型の掃除機はあっています。
デメリットがあまり強く出ませんから。
まとめ
ロボット掃除機にもスティック掃除機にもそれぞれの良さがありますが、ロボット掃除機は比較的に家が広い人や、家にいない時間が多い人に向いている。
スティック型の掃除機は家があまり広くなく、障害物も多いという人や、掃除が好きな人に向いているアイテムになります。
あるいは両方買ってそれぞれの良さを生かしつつ掃除をするというのもアリです。
これらのことを参考に、どういう買い方をするべきか検討してみてください。