ロボット掃除機ルンバ!その特徴や機能を徹底解説します!
CMや雑誌などでお馴染みのロボット掃除機ルンバ。
ご存知の方も多いと思います。
ロボット自ら動いて部屋の掃除をしてくれるなんてとても便利で家事の時間短縮にもなりますよね。
でもルンバにはどのような機能があって、どのような場面で使うのが効果的なのでしょうか。
ルンバの特徴や機能について詳しく解説していきたいと思います。
ルンバの特徴
ルンバとはiRobotが製造・販売するロボット掃除機です。
最初に登場したのは2002年で、その後毎年新型や改良版が発表されています。
2002年9月17日の発売開始から2006年5月までに200万台、2012年までの10年間で累計800万台が販売されている大人気商品です。
ではそんな大人気なルンバには一体どのような特徴があるのでしょうか。
動き方
知っている方もいるかもしれませんが、実はルンバは掃除している部屋の地図を作成しません。
その代わりに「らせん状に掃除する」「壁伝いに掃除する」「何かにぶつかったら角度を変えてランダムウォークする」など、いくつかの単純なヒューリスティックスで動作しているのです。
そのため、特定の箇所を何度も重複して掃除するのに別の場所は一回しか通らない、あるいは全く通らないということが起きてしまいます。
起動方法
電力は内蔵のニッケル・水素充電池から供給されるため、掃除開始前に充電しておく必要がある。
充電時間は約3時間です。
充電完了後、POWERボタンを押して起動させ、掃除を開始させたければCLEANボタンを押すだけと非常に簡単です。
そのため機械に弱い方や高齢者の方でも簡単に使用することが出来るのです。
センサー
バンパーが壁や家具に接触すると、接触センサーによってそれを感知し進行方向を変えます。
また底面に4つの赤外線センサーがあり、これが段差も感知してくれるので転がり落ちるのを防いでくれます。
ルンバの得意不得意
かといって万能ではないのがルンバです。
ルンバが得意やこと、また苦手としていることをご紹介したいと思います。
ルンバの得意なこと
ルンバはほとんどの小さなゴミを取ることが出来ます。
ブラシかき込み式の掃除機なので、普通の掃除機では取り難いカーペットに絡まったペット毛やダニまでも取ることが出来ます。
フローリング、畳、タイル、カーぺットのゴミを取ることは得意で、人が掃除をしにくい棚やベッドの下の掃除にとても向いています。
ルンバの苦手なこと
ルンバは基本的にはブラシかき込み式の掃除機なので、1小銭やビー玉などのようにブラシに引っかかりにくく、重いものは取れにくい傾向があります。
ファンデーションや小麦粉など粉塵ゴミが床の目地などにつまっているものは取りにくいです。
また水も吸い取ることは出来ません。
苦手な床もあります。
毛の長いカーペット、毛の長さが2cm以上のものには向いていなく、またコンクリートやタイル張りの床などは故障しやすくなりますので屋外での使用は控えた方がよさそうです。
ルンバがおすすめの方
そんな便利なお掃除ロボット、ルンバ。
では一体、どのような人に向いている商品なのでしょうか。
忙しい人
ルンバの一番の利点は「掃除の時間が節約できる」ということです。
仕事で忙しい方、子育てや家事で忙しい方は掃除にたくさん時間をかけられません。
しかしボタン一つでこのルンバがお部屋を掃除してくれますので、時間を大いに節約することが出来るのです。
その空いた時間を他のことにまわすことが出来るので、忙しい方にこそルンバがおすすめなのです。
ペットがいる人
犬や猫などの抜け毛の多いペットは、いくら掃除しても気づくと床や洋服に毛がついていたりしますよね。
小さなお子様のいる家庭ではペットの毛は気になりますよね。
しかしこのルンバな細かな動物の毛も綺麗に吸い取ってくれるので、ペットを飼っている方にとてもおすすめです。
一日に何回も掃除機をかけるのが面倒な方はこのルンバを試してみて下さい。
掃除が苦手な人
男性に限らず、女性にも掃除が苦手な人はいると思います。
ルンバはそんな人の強い味方です。
ボタン一つで自分に変わって部屋をグルグルとまわり、綺麗にしてくれます。
またルンバの軌道上に物を置かないよう、散らばった紙や箱やバッグを自然と片付けるようになります。
そのため床はキレイになりやすく、物の整理も自然と出来てしまうのです。
ルンバのシリーズ
ルンバは実は何シリーズも出ています。
それぞれのシリーズに搭載されている機能や特徴について見ていきましょう。
ルンバ900シリーズ
こちらは現在最上級モデルのルンバで稼働時間や機能など多くがアップグレードしています。
まず稼働時間が2時間となりました。
そのため広いフロアでもきちんと掃除が終わるまで充電が切れることがありません。
またバッテリーだけではなく、走行方法の判断能力もこれまでとは違う特徴があります。
今までのルンバはランダムで走行していましたが、ルンバ900シリーズはカメラセンサーで自分のいる場所を特定し効率よく掃除をしてくれます。
そのため何回も同じところを走行したり、逆に掃除をし残したりすることがなく、時間をかけずにきれいに掃除をし終えるのです。
iRobot HOMEアプリと接続が可能なので、スマートフォンからルンバを操作することが可能です。
これがあると、仕事の休憩時間などの家にいない時間でも家の掃除をすることが出来るのです。
もう一つ変わった機能が加わりました。
ヘイローモードといって、付属品のデュアルバーチャルウォールを置くことで、そこから直径約1.2メートルにルンバ侵入禁止エリアを設けられる機能です。
これによりベットの水入れなどの、ぶつかると危ないものとの衝突を避けることができます。
他にも自動再開機能といって、掃除の途中に電池が切れそうになったら自ら充電場所に戻り、充電完了後、自動で先ほどの途中から掃除をし直す機能があります。
ルンバ800シリーズ
ルンバ800シリーズは「AeroForceクリーニングシステム」を採用したのが大きな特徴です。
ブラシの代わりに、ローラーを採用することで清掃能力がルンバ700シリーズより大幅に上がっているのです。
吸引力が700シリーズと比べ「約5倍」で、清掃性能は「最大50パーセントアップ」したと言われています。
またアイアダプトという、ルンバが掃除をする際に、部屋の広さや家具の配置や形状、部屋の汚れを瞬時に判断する仕組みが搭載されています。
一秒間に60回以上人工知能を動かし、40以上の行動パターンから最適な選択を導き効率よく部屋を掃除してくれるのです。
お値段も900シリーズに比べて安いので、とりあえずそれなりに綺麗にしてくれるロボット掃除機が欲しいと思っている方はこちらをおすすめします。
ルンバ700シリーズ
こちらは以前発売されたルンバ600シリーズに比べて様々な機能が付きました。
まず、ゴミセンサーです。
繊細なゴミセンサーで、細かいゴミを見逃しません。
またゴミフルセンサーも搭載されており、ゴミが満杯になったら教えてくれるようになっています。
全体的にゴミを取る機能が上がっているので、低コストでロボット掃除機を購入したいという方に良いと思います。
まとめ
このようにロボット掃除機ルンバにはさまざまな機能があり、また苦手なこともあります。
ただし掃除の時間を短縮できるのは確かなので、もし忙しく掃除をする時間がなかなか取れないという方は是非このルンバを試してみて下さい。
その際は多くのおシリーズあるので、好みや欲しい機能を比べて自分に合ったものを選んで下さいね。