導入コストをペイできる?食器洗い機の導入はどのくらい節約になるの?
食器洗い機を導入すると、水道代やガス代が節約になるといわれることが多いです。
でも実際、どのくらい節約になるんでしょうか?
もしその節約の幅が小さいのであれば、それを導入するコストの方が高くついて、それを全然ペイできないという可能性もでてきますよね。
そこでここでは、実際に食器洗い機はどのくらいの節約になるのか見ていきたいと思います。
食器洗い機の導入で約半額になる
食器洗い機を導入すると、それによってだいたい食器洗いにかかるコストは半額になります。
もちろんそれは食器の量や水の出し方などにもよりますが、基本的には食器を手洗いするときのコストは、1回40円から50円くらいになります。
水道代はもちろんのこと、冬場のガス代等が以外に厄介なのです。
それに対して食器洗い機を使用する際のコストは、1回15円から25円くらいです。
つまり、だいたい半額くらいのコストになるんです。
1年間ではどのくらい節約できるのか
1回の食器洗いにかかるコストが半額になるということは、当然ながら1年間にかかるコストも半額になります。
だいたいの場合で、食器は1日に2回は洗うものです。
ということは手洗いの場合は大体1日に100円くらい。
食器洗い機の場合には1日で50円くらいのコストがかかることになります。
それが1年なのですから、手洗いの場合には36500円くらい、食器洗い機の場合には18250円くらいになります。
つまり大体2万円弱くらいが、1年間で節約できるようになるということです。
導入コストは大体5万円前後
1年間で節約できるレベルがわかったところで、それで必ずしもお得とは言えません。
なぜなら、食器洗い機はただで手に入る物ではないからです。
もし誰かにそれをただでもらうことができるのであれば、それは間違いなく導入した方が安くはなります。
でも、そんなことはそうそうありません。
基本的には食器洗い機は買わないといけないんです。
しかし、買うとなるとどうしてもコストがかかります。
実際食器洗い機は、決して安いものではありません。
だいたい5万円前後はしてきてしまうものなのです。
ということはつまり、1年間では得よりも損失の方が大きいということになりますね。
安くなるのは2万円弱なのですから。
ペイするには3年くらいかかる
では、どのくらい食器洗い機を使い続ければお得になるのか。
それはだいたい3年くらいですね。
3年というのが長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれではありますが、食器洗いというのは、永遠にしないとならないものです。
だから、その食器洗い機も、壊れるまではずっと使い続けることになります。
やはり3年くらいは軽く経過していく可能性が高いですね。
結果、食器洗い機の導入は、大きく節約になるということになります。
お得になるのは単純なお金だけではない
もうこの時点で、食器洗い機を導入するのはお得であるということがわかっています。
でも、食器洗い機を導入してお得になるのは、水道代やガス代などの単純なお金だけではないんです。
食器洗い機を導入したら、たとえば食器洗いにかかる時間を削減することもできます。
食器洗いの時間は、馬鹿になりません。
頑固な汚れなどがある場合には、軽く30分くらいは取られてしまうものです。
しかもそれが1日1回ではない。
だいたいの場合で、1日2回はしないとなりません。
1日に2回も30分という時間を取られるということは、1日1時間は食器洗いに時間を取られるということです。
それはすごくもったいないですよね。
でも食器洗い機を導入していけば、そんな無駄な時間はなくなります。
ただただその1時間は自由に使えるようになるんです。
その1時間を使ってできることはたくさんあります。
本を読んで勉強して自分への投資にするのも良し、あるいは家でできる仕事などをするのも良し。
そうして将来的にお金を稼げるようにするためにつかえば、それもコスト削減につながります。
その収入をプラスすれば、3年とは言わず1年2年で導入コストをペイできるようになるかもしれません。
そういう意味でも、時間を削減できるというのはすごくうれしいポイントです。
手荒れなども防ぐことができる
また、食器洗い機を導入すれば、洗剤などを手にバンバンつけていくことがなくなります。
洗剤などが手にバンバンついていると、どうしても手は荒れていってしまうんです。
洗剤は強力なものですから、それは仕方ありません。
でも食器洗い機があればそれもなくなります。
だから常に手は良い状態をキープできるようになるのです。
それは、ハンドクリームなどのコスト削減にもつながります。
手洗いで手が荒れていたら、やっぱりハンドクリームなどをつけてしっかりと手をカバーしないとなりません。
でも、それにはやっぱりハンドクリームのコストがかかるんです。
なんでもよければそれはそこまで大したコストではありませんが、ちょっとこだわれば3000円くらいはしてきてしまいます。
それを毎日消費して、どんどん買い足さないとならなくなれば、そのコストはまずまずになるんです。
食器洗い機があればそうなることはありません。
もちろんハンドクリーム自体はたまには使用するでしょうが、別に毎日使用する必要はなくなるんです。
そうしてコストが削減できれば、ペイできるのはやはりもっと早くなりますね。
高くなる場合もある
このように食器洗い機を導入すると、実際に年間で2万円弱の節約になり、かつ時間や、肌ケアにかかるコストが削減できるということがわかります。
ただまれに、食器洗い機を導入したせいで逆にコストがかかるようになることがあるんです。
それが、食器を頻繁に洗う場合。
ある程度まとめて洗うのであれば、食器洗い機は上記のようなコスト削減力を発揮します。
でもたとえば、コップ1個で食器洗い機を使用するとか、そういうことを繰り返していたら、そのせいでコストはかさんでいきます。
食器洗い機は、1回のコストはあまり削減できません。
これが手洗いであれば、少量のものしか洗わない場合1回のコストはかなり削減することもできますが、食器洗い機はそうではないんです。
だから、なるべく食器は頻繁に洗いたいという場合には、逆にコストが高くなってしまう場合もあるんです。
もしそういうタイプなのであれば、単純な料金だけ見ると、あまり食器洗い機の効果はなくなります。
それでも時間や肌ケアのコストは削減できる
ただ、では絶対にそういう人には食器洗い機の導入はおすすめできないかというと、そんなことはありません。
そういう方にも、食器洗いの導入はおすすめできるんです。
なぜなら、たとえ細かく洗うのであっても、時間コストは削減できるからです。
さらにいえば、細かく洗うのであっても、洗剤による手へのダメージは受けます。
食器洗い機を使えば、それも削減できるようになるわけですから。
だから、そういう方であっても、食器洗い機を導入するメリットは十分にあるんです。
もちろん一番いいのは、まとめて洗うことではありますが。
まとめ
食器洗い機を導入すると、だいたい年間で2万円弱の節約になり、かつ時間や肌ケアのコストも削減できます。
それを5万円前後のコストで実現できるわけなのですから、それはすごく効果的です。
まだまだあまり使用している人が多くない家電にはなりますが、実はもっともっと広まってもおかしくない家電であることは間違いありませんね。