間取り別ロボット掃除機の使いこなしポイントをご紹介!掃除しやすい部屋を作る秘訣って?

お部屋を自動で掃除してくれる、近未来間たっぷりの家電「ロボット掃除機」。

毎日のお掃除時間が短縮でき、生活の強い味方となってくれる存在ですが使い方によっては「あまり役に立たないな」と感じる人もいるかもしれません。

ロボット掃除機は部屋の構造と使いやすい空間づくり、そして使い方を工夫することで機械が持つ性能を発揮させられる家電です。

今回は「ロボット掃除機を買ってよかった!」と思えるように、ロボット掃除機が合う家の特徴や部屋作りのポイント、そしてロボット掃除機を買うべき人の性格についてまとめてみました。



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部屋の間取り別に見るロボット掃除機の使いこなし術

狭い部屋でも間取りが多い部屋でも便利に使えるロボット掃除機ですが、正しい使い方をしなければその機能は十分に発揮されません。

部屋の間取り別にロボット掃除機の使いこなし術とおすすめ機種を紹介するので、自分の家に合った使い方、機種をチェックしてみましょう。

1K・ワンルームの場合

狭いし部屋数も少ないからロボット掃除機は必要ない、と思われがちな1K・ワンルームの部屋ですが、そんなことはありません。

三畳一間のような小さなワンルームはともかく、6畳程度の部屋でなら選び方や使い方次第で十分に使いこなすことができます。

ポイントは、エスキュービズムの「ロボット掃除機」やiRobotの水拭きロボット掃除機「ブラーバ ジェット」など、比較的コンパクトな機種を選ぶこと。

部屋が広くない分、小回りが利いて充電スペースもとらないものが便利に使いこなせます。

さらに、部屋の床に物を散乱させないようにしておけば面倒な拭き掃除・掃き掃除をロボット掃除機にお任せできてしまいます。

一人暮らしをしているとついさぼりがちになってしまうお掃除だからこそ、ロボット掃除機が動きやすい空間を意識して部屋の清潔感を保ちましょう。

1DK・1LDKの場合

1DKや1LDKといった間取りは広めの部屋とフラットな間取りを両立させているのでロボット掃除機を活用するにはぴったりな空間です。

部屋と部屋の境目がフラットな作りになっている場合、ロボット掃除機も移動しやすく全体的に床を綺麗に掃除してくれるでしょう。

もし段差がある場合には、iRobotの「ルンバ」やパナソニックの「ルーロ」など、2cm程度の段差を越えられる機種を選ぶことで放っておいても2部屋とも掃除してくれるようになります。

ちなみに、2cm以上の段差がある場合は段差スロープなどを加工して設置している方もいるようです。

2DK以上の間取りが多い家の場合

2DK以上の部屋数が多い家の場合、ロボット掃除機が家の中で迷ってしまい掃除箇所にむらができる場合があります。

さらに、ロボット掃除機には充電が少なくなると自分で充電機に戻ってしまう機能が付いているので、部屋を回り切れずに掃除が途中で終わってしまうと言った可能性も。

間取りが多い部屋の場合、部屋と部屋の境目に「お部屋ナビ」を設置して部屋の移動を誘導する付属機器が使えるiRobotの「ルンバ500」以上の高性能な上位機種を活用しましょう。

お部屋ナビを設置すれば、ルンバは家の中で迷子になる心配も無く全ての部屋を適度に掃除させることが可能となります。



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ロボット掃除機が活躍しやすい家の特徴

ロボット掃除機は床を移動して掃除をするという特性上、部屋との相性によって機能の活躍具合が変わってしまいます。

自分の部屋に合ったロボット掃除機を手に入れたなら、100%使いこなせるように部屋の中もロボット掃除機仕様に整えてみてはいかがでしょうか。

ロボット掃除機が活躍できる部屋を作るには、以下のようなポイントを押さえましょう。

床面積が広く物が無い状態が保たれている

ロボット掃除機が隅々まで掃除できるように、床にはなるべく物を置かずに床面積を広く保つようにしましょう。

荷物や衣類などを床に置かない癖をつければ、ロボット掃除機が活躍するだけでは無く部屋を常に綺麗に整頓できるという相乗効果も生まれます。

段差が少なく移動しやすい構造になっている

ロボット掃除機の多くは2cm以上の段差を越えられない作りになっています。

玄関やベランダへの高い段差から落ちないようにするための設定ですが、室内に段差が多いとそれがルートの邪魔になり思うように動けなくなることも。

段差が高い場所にはスロープをつけたり、手動でロボット掃除機を移動したりしてなるべく広い範囲を掃除できるように工夫しましょう。

ラグやカーペットが少ない

ラグやカーペットの段差は毛足が短いタイプでは0.5mm程度ですが、段差に対応していないロボット掃除機の場合、登れずにカーペットをめくりながら掃除をしてしまう場合があります。

また、カーペットにうまく乗れたとしても吸引力が低い機種では、カーペットの繊維に入り込んだゴミは綺麗に取り除くことができません。

ロボット掃除機を利用する場合は、なるべくラグやカーペットを取り除いてフローリングの範囲を広げるようにしましょう。

自宅にいる時にロボット掃除機を稼働させるなら、選択してしまったり、天日干しをしておいたりすればダニやほこりも取り除けておすすめです。

ロボット掃除機が掃除しやすい部屋を作るには

床に物を置きっぱなしにしない

ロボット掃除機は床を移動しながら部屋の汚れを掃除していきます。

そのため、床に接している家具や荷物が多ければ通行の邪魔になり、掃除ができない部分が生まれやすくなってしまいます。

洗濯かごやちょっとした荷物などは床に置きっぱなしにせずに片付ける、家具は足つきで高さのあるものを選ぶなどなるべく床面積を広げるような工夫をしましょう。

家具をそろえる時は足つきの物を選ぶ

家具の下というのはめったに動かさない場所な分、ほこりやゴミが溜まりやすくなっています。

ロボット掃除機を購入するタイミングが引っ越しや家具買い替えのタイミングなら、思い切って足がついている家具に買い替えてみてはいかがでしょうか。

機種によって違いはありますが、iRobotの「ルンバ」などは10cm~11cm程度の隙間があれば家具の下まで進んで掃除をしてくれます。

最近では北欧風のデザインやレトロ調の足つき家具がはやっているので、気分を一新して模様替えしてみるのもいいですよね。

コード・配線はモールや壁を利用して整頓する

ロボット掃除機の邪魔するのは、家具や置きっぱなしの荷物だけではありません。

暮らしているとあまり意識しない延長コードや配線コードも、床に置いたままにしておくとロボット掃除機の動きを邪魔するだけではなく巻き込み事故を起こしてしまう可能性があります。

配線やコード類はモールや壁面を上手く利用して、邪魔にならないように収納しておくようにしましょう。

特にパソコン周りはさまざまなコードが入り乱れ、ほこりもたまりやすくなりがち。

ケーブルボックスや結束バンド、ワイヤーネット等を使って整頓すれば、見た目もきれいでお部屋の印象もぐっとアップするでしょう。

ロボット掃除機が合う人の性格や特徴

ロボット掃除機は放っておいても部屋をキレイにしてくれるとても便利な家電ですが、自分の手で隅々までキレイに掃除したい!

というお掃除マニアな方にとっては不要の存在になる場合もあります。

ロボット掃除機を「便利だ」と思うか「いらないな」と感じるかはその人の性格次第なのです。

しかし、けして値段が安いものではないので実際に買ってから自分にはあまり合わない家電だったな…と思うのはもったいないですよね。

そこで、以下にロボット掃除機を使って便利だと思う人の性格や特徴をまとめてみました。

当てはまるな、と感じたら「買ってよかった!」と思える可能性が高いので、一度自分の性格を照らし合わせてチェックしてみましょう。

1日の内で家にいない時間が長いタイプ

仕事が忙しく、朝から夜まで家を留守にすることが多いという方はロボット掃除機を便利だと感じる可能性が高いでしょう。

ロボット掃除機の中には、本人が自宅にいなくてもあらかじめ登録しておくだけで特定の日、特定の時間に自動的に部屋を掃除してくれるスケジュール機能が付いている機種があります。

そういった機種を選べば、例え激務でほとんど家に帰れなくても床にほこりが溜まって汚い…なんてことは避けられるでしょう。

ロボット掃除機を利用して掃除時間を短縮し、休日はゆっくりと身体と心を休めてリフレッシュしちゃいましょう。

毎日部屋の掃除をするのが面倒なタイプ

時間はあるけど毎日掃除するのはめんどくさい…というタイプの方にも、ロボット掃除機が強い味方になってくれます。

家でくつろいでいる時にロボット掃除機が自動で掃除してくれるなんて、まるで自分専用のお手伝いさんがいる気分になれそうですよね。

毎日の掃除はロボット掃除機に任せて、定期的に自分で細かな掃除をするようにすれば掃除の手間がぐっと減り、ストレスなく毎日を過ごせるでしょう。

最新家電に興味がある・新しいものを試したいタイプ

ロボット掃除機は比較的最近になって開発が進んでいる家電製品です。

さらに、年々新たな機能を持った最新機種が発売されているので、新商品好き、家電好きな人にとっては非常に魅力的でおすすめできる存在です。

高価でなかなか手が出ないという方は、リースレンタルや中古販売を活用してみましょう。

家の中に最新技術を搭載した家電があるというだけで、未来を生きている新鮮な感覚を味わえるはずです。

まとめ

狭い部屋、広い部屋、間取りの多い部屋。

人によって暮らす空間はさまざまですが工夫次第でロボット掃除機が役立ち家電となることはご理解いただけたでしょうか。

今回の記事を参考に、自分の部屋にロボット掃除機が合っているか、購入するならどんな機種が良いのかを良く吟味して、生活の助けとなる1台を手に入れてください。

きっとこれからの毎日をより豊かに、便利に変えてくれることでしょう。