おすすめ3製品も紹介!ロボット掃除機はペットがいる家でも使えるって本当?
ペットと暮らしていて意外と困るのが掃除の問題。
犬や猫たちは疲れた心を癒してくれる素晴らしい存在ですが、抜け毛やフードの食べこぼし、トイレの砂など、飼っていない家と比べると掃除の手間や頻度が増えてしまいますよね。
この負担を減らすために力を貸してくれるのがロボット掃除機。
「便利そうだけどペットがいるから無理」と思っている方、それは間違いです。
飼い主が工夫をすれば犬や猫がいる家でもロボット掃除機を利用することはできますよ。
目次
ペットの抜け毛や食べこぼしはロボット掃除機に任せよう
ロボット掃除機はペットのいる家庭で大変役立ってくれます。
通常の掃除機よりパワーは劣りますが、ペットの抜け毛やフードの食べこぼし・爪とぎのカス・トイレの散らばった砂などなら付属のブラシでパパっとかき集めてくれますよ。
ペットと暮らすうえで意外と困るのが、抜け毛の多さとその掃除です。
猫は1年中抜け毛が多いですし、犬も春や秋の生え変わりの時期は毎日掃除しても追いつきません。
掃除機やコロコロを使って小まめに取り除いても相手は毛皮を着ているわけですから、完璧にきれいにするのは難しいですよね。
ロボット掃除機があればこの負担がグッと楽になります。
ペットはそもそも掃除機が苦手ですし、自動なんて危険と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
犬や猫がいる家庭でもロボット掃除機を利用している人はたくさんいますよ。
ロボット掃除機を安全に使えるかどうかは飼い主次第です。
ペットと暮らしていると床に物を置かなくなりますから、障害物が苦手なロボット掃除機との相性はむしろ良いんですよ。
ペットがいる家でロボット掃除機を上手に使う工夫
ペットにロボット掃除機を認識させる
購入後はロボット掃除機を箱から出して部屋に置いておくことから始めてください。
電源を入れていきなり掃除をしてはいけません。
ロボット掃除機を使ううえで一番大切なことは警戒心をとってもらうことです。
ロボット掃除機の稼働音はドライヤー程度なので、飼い主が心配する騒音の問題はそこまでひどくありません。
しかし、初回で嫌なイメージを植え付けてしまうと、その後使用しづらくなるので慎重にいきましょう。
ロボット掃除機を動かすのは次のステップ、ペットの警戒心を薄めてから進んでください。
初回は離れた場所で運転する
ペットがロボット掃除機に慣れてくれたら、次は電源を入れて離れた場所で動かします。
隣の部屋やペットの目から掃除機の姿を確認できる場所がいいでしょう。
初日は警戒するでしょうが、ペットが落ち着かないようなら遊んであげたり、おやつを食べさせたりして気を紛らわせてあげるといいですよ。
この段階をクリアしたら、ペットのいる部屋や他の場所でもロボット掃除機を動かしてみましょう。
ペットの逃げ場を用意しておく
ロボット掃除機とペットを同じ部屋に閉じ込めてはいけません。
ペットにかなりの負担を掛けてしまうので、運転中は別の場所に避難できるようにドアや仕切りを開けておきましょう。
ペットが運転中のロボット掃除機にちょっかいを出しても困りますから、限られたスペースより広い場所の掃除を任せた方が安心でもあります。
ペットのことを第一に考える
ロボット掃除機を利用できるかはペットの性格にもよります。
些細なことでストレスを感じるような繊細な子には向いていません。
掃除機は使用頻度が高いですから、試してみてペットが慣れなかったり、食が細くなったりする場合は諦めることも大切です。
ペットが暮らしやすい環境を作ってあげるのも飼い主の役目ですよ。
1~2週間もあれば大抵はロボット掃除機になれるみたいですから、最初は警戒していても大丈夫。
人間や動物が苦手、普通の掃除機でさえストレスになっている、という性格の子以外には試してみる価値はありますよ。
ロボット掃除機は在宅時に使う
ペットがいる場合、留守中にロボット掃除機を使わない方が安全です。
外出中や仕事中に留守宅の掃除を頼めるというのがロボット掃除機のメリットでもありますが、ペットがいるなら飼い主の監視下で使う方がいいでしょう。
ロボット掃除機は水に弱いので、こぼれた水やウェットフードの上を通ってしまうと故障の原因になりますし、嘔吐物や糞を引きずってそれを部屋中に塗りたくるようなことになっても困ります。
ペットがいると想定外のトラブルが起きることもあるので、ロボット掃除機も気を付けて使うようにしましょう。
監視下といってもロボット掃除機の後ろをずっとついて回る必要はありません。
掃除は任せて他の家事をしたり、テレビを見たりペットと遊んでいてもOK。
どうしても留守中に使いたいという場合は、ペットがある程度慣れてからにしましょう。
ロボット掃除機はレンタルできる
ロボット掃除機はレンタルもできます。
吸引力・音・燃費、ペットとの相性も実際使ってみないと分かりませんから、購入前にお試しできた方がいいですよね。
ロボット掃除機のレンタルを提供しているメーカーもありますが、製品選びで迷っているなら外部のレンタルショップがおすすめです。
様々なメーカーのロボット掃除機を試せるので、気に入った製品が見つかるまで何度か利用してもいいでしょう。
レンタル期間は2日ほどの短期間や、1か月まで借りれる長期間など会社によって違います。
レンタル料金はCDやDVDよりは高くなってしまいますが、ペットがいて使えない可能性もあるなら全額負担するよりは賢い選択ですよね。
ペットのいる家庭におすすめのロボット掃除機3選
安定感抜群のルンバ
iRobot社のルンバはペットのいる家でも優れた力を発揮してくれます。
フローリングやカーペットに付いたペットの毛もきれいに吸い取りますし、内臓センサーが障害物を察知して避けてくれるので床にトイレや水の容器があっても大丈夫。
回避能力がアップしている980モデルなら、家具の隙間もスイスイ進んでくれますよ。
他製品より音が大きいのがネックですが、バーチャルウォールを利用すればルンバが侵入できないように境界を作ることも可能。
迷った時はルンバにしろと言われるほどで、日本のロボット掃除機ユーザーの8割が愛用しています。
ゴミを逃さないネイト
Neato Robotics 社のロボット掃除機の特徴は何といっても優れた吸引力です。
フローリングとカーペットどちらの掃除も大得意!
一度通った場所のゴミは逃さず吸い取り、同じ場所は2度と通らないという効率性も評価されています。
大容量のダストボックスが付いているので、ペットの毛がたくさん出ても大丈夫。
多頭飼いのお宅でも安心ですし、内臓フィルターも高品質ですよ。
ペットのいる家庭ならBotvac D8500 / D8000がおすすめです。
フローリングの掃除ならDEEBOT
フローリングの掃除を任せたいならエコバックス社のDEEBOTもいいでしょう。
じゅうたんやカーペットの掃除はソコソコですが、床の掃除なら他製品には負けません。
抜群の吸引力を発揮してくれます。
同じ場所を繰り返し掃除してゴミやほこりを逃しません。
また、M81PRO・M85・M88・R95モデルなどは水拭き機能も搭載されています。
ブラシでゴミをかき取った後に、仕上げとして水拭きと乾拭きをしてくれるという超ハイテク仕様です。
まとめ
ペットがいる家でもロボット掃除機を使うことはできます。
抜け毛や食べこぼしなどの掃除も自動できれいにしてくれますし、他の家事やペットと触れ合う時間を増やすこともできそうですね。
ロボット掃除機がペットのストレスになっては困るので、いきなり電源を入れるのはNG。
ペットが警戒しないように段階を踏んで慣れてもらうのがポイントです。
レンタルもできるので購入前に試してみてもいいでしょう。