家族向けの気がするけど…一人暮らしでも食器洗い機はあった方が良い?
食器洗い機は、だれの目から見てもすごく便利なものであることは間違いないですよね。
でも、それは何となく家族な向けのもののようなイメージもありますよね。
実際一人暮らしの場合には、食器洗い機があっても持て余してしまいそうにも思えます。
もし一人暮らしの場合だったとしても、食器洗い機はあったほうが良いのでしょうか?
一人暮らしの場合こそあったほうが良い
まず結論から言いますと、食器洗い機は、たとえ一人ぐらいの場合でもあった方が良いです。
むしろ、一人暮らしの場合だからこそあったほうが良いと言えるんです。
当然そこにはいくつかの理由があります。
以下ではその理由を見ていきましょう。
一人暮らしでは誰も洗ってくれない
家族がいれば、食器洗い機がなくても、誰かが代わりに食器を洗ってくれることもあるでしょう。
もちろんそれには家事に理解のある、いわゆる良い家族が必要にはなりますが、誰だって自分の体調が悪かったりしたら、代わりに洗ってくれる可能性は高いです。
でも、一人暮らしではまずそれはありません。
自分の体調が悪くても、たとえ疲れていてやる気が全くしなくても、自分が洗わない限りはそれは汚いままなのです。
しかし一人暮らしでは食器の数も限られていることが多いです。
だからそれをいつまでも放置していたら、いつしか使える食器がなくなってしまうんです。
でも、やる気は起きない。
そんな状態になることを防いでくれるのが食器洗い機なんです。
自分の代わりにそれが食器を洗ってくれるわけなのですから、疲れていても体調が悪くても関係ありません。
いつでもしっかりと食器を使える状態にしてくれます。
それはすごく助かるものです。
食器を洗うのには時間も取られる
確かに一人分であれば多少ましかもしれません。
でも、たとえ一人分であったとしても食器を洗うのには基本的には時間がかかります。
実際洗うのは食器だけではなく、調理器具なども合わらないとなりませんから。
それまで洗うとなると、やっぱり20分から30分くらいはかかってきてしまってもおかしくないんです。
でも、食器洗い機があればその時間はまず要らなくなります。
だから、より自由に時間を使えるようになるんです。
一人暮らしの人は、意外と忙しかったりもしますよね。
食器洗いだけではなく、洗濯や掃除も自分でしないとなりませんから。
そして当然家賃も払わないといけないので、たくさん働かないとなりません。
それはすごく大変です。
一人暮らしでもコストの削減になる
食器洗い機を導入することは、たとえ一人暮らしという環境下であっても、コストの削減につながります。
コストを削減することは、一人暮らしにおいてすごく大切なことです。
一人暮らしでは、生きる上で最大の負担となる、家賃を払わないとなりません。
別段広くもない家に対して、毎月毎月6万円くらいから11万円くらいの家賃を払わないとならないんです。
高い人はもっと高いかもしれませんが、だいたいこのレンジで収まるのではないでしょうか?
いずれにしても、毎月確実にこれだけのお金を取られるのはしんどいですよね。
それにくわえてさらに家賃の保証会社の更新料だったり、当然光熱費だったりも払わないとなりません。
車がある人は、車の維持費や駐車場代もかかります。
そうなると、何も買っていないのに毎月20万円近く飛んでいくこともあるんです。
だから、節約できるところは節約するに越したことはありません。
食器洗い機を導入することで、水道代などのコストを削減できるのですから、一人暮らしにも実はピッタリなんです。
導入コストがかかるのが難点
ただ、食器洗い機には当然導入のコストがかかります。
それをなんとかして抑えられるかどうかがポイントになります。
たとえば、中古で買ったり、あるいはいらないという方から譲り受けたり。
もしくは一人暮らしをする際に、そのお祝いして誰かに贈ってもらえるようにお願いしてみたり。
そうしてうまくコストをかけずに入手することが出来たら、それは強い味方以外の何物でもありません。
でも、なかなかそうしてコストをかけずに入手することは難しいこともあります。
そんな時でも食器洗い機は導入した方が良いのでしょうか?
確かにより良いのはコストをかけずに食器洗い機を導入することではありますが、別にコストをかけてしまっても、食器洗い機を導入する価値はあります。
基本的には、それを導入してからだいたい3年くらいで食器洗い機の導入にかけたコストをペイすることができるからです。
そしてこれからの生活は、3年以上は確実に続くでしょう。
一人暮らしから二人暮らしになっていたりはするかもしれませんが、人生はただただ続いていきます。
だから、今のうちから導入しておいても損することはないんです。
唯一の問題はスペースの問題
ただ、一人暮らしで食器洗い機を導入する際には、一つ問題があります。
それが、スペースの問題です。
もちろんすべての家がそうだというわけではないですが、だいたいの場合で一人暮らしの家というのは、スペースがないものです。
特に、食器洗い機を置きたいキッチンまわりは、カツカツであることも珍しくないんです。
そんなカツカツのキッチン周りに食器洗い機を置こうとしたら、今度はろくに料理ができなくなることがあります。
そもそも料理をしないのであれば、食器洗い機がある意味は全然なくなります。
料理をしないのであれば、使う食器はコップくらいになるでしょう。
でもコップしか使わないのであれば、手洗いの方が明らかに早いですし、そして逆に安いです。
だから、スペースがある程度ある家でないと、食器洗い機を導入するのはおすすめできません。
だいたい50から60センチくらい
では実際、食器洗い機を導入するにはどのくらいのスペースが必要になるんでしょうか?
食器洗い機のサイズ感はだいたい50センチから60センチくらいになります。
あまり小さいと入れたい食器が入らないという可能性も出てきます。
せっかく食器洗い機を買っても、それで洗うことができるアイテムが少ないのであれば、それもまたコストの無駄になります。
きちんと洗えてこそ、意味があるんです。
だから、やっぱり60センチくらいは欲しいところです。
でも、60センチのスペースをキッチンにあけるには、やっぱりかなりの広さは必要になります。
横の広さもそうですし、奥行きもそうです。
なので、確かに一人暮らしの家に食器洗い機を導入するのはおすすめですが、誰にでもおすすめできるわけではないというのは間違いありません。
あまり自炊をしない人はいらない
また、問題というわけではないですが、そもそもあまり自炊をしないという人にも、やはり食器洗い機はおすすめできません。
食器洗い機導入のコストをペイするのにかかる時間が3年くらいというのは、毎日使用してのコストになります。
自炊を全然しなければ、それを使用するのは1週間に1回くらいでも足りるかもしれません。
それでは、元をとるのに何年かかるかわかりません。
なので、自分がどのくらい自炊をするのかというのも、ネックにはなります。
まとめ
基本的には一人暮らしであったとしても、食器洗い機はあった方が良いです。
それがあることによって自由な時間も増えますし、コストの削減にもなるんですから、導入しない手はありません。
でも、スペースがなかったり、あるいはそもそもあまり自炊をしないという人の場合は、それを導入するのは考え物です。
自分の家の広さやライフスタイルに応じて、考えてみてください。