ロボット掃除機は何を重視する?おすすめの選び方とタイプ別商品を紹介!
発売されたばかりの頃は掃除機能がイマイチで出発したら帰ってこないと言われ便利さを感じにくいと思っていた方も多くいたロボット掃除機ですが、その後不便な点は改良されてさらに各メーカーからさまざまな特長のものが販売され、今では数十種類のロボット掃除機が市場に出ています。
あまりに多くの種類があるため、今度のどこのメーカーのものを買うのがいいか分からないという人も多いでしょう。
そこで今回は、おすすめのロボット掃除機とその特長をいくつかご紹介します。
ロボット掃除機を選ぶ大きなポイント
今ではスマホのアプリと連携して外出先からでも操作できるものや、本体に搭載されているセンサーで無駄なく効率的に掃除をしてくれるものなど、ロボット掃除機の機能はさまざまです。
そういった機能も大切なのですが、もっと重要な選び方のポイントがあるので購入の際に参考にしてみてください。
選び方は大きく2つのポイントが重要になります。
今の生活に合うもの
ロボット掃除機はメーカーによって大きさもバラバラです。
選ぶ際は自分の家の広さとロボット掃除機の大きさを考えましょう。
アパートやマンションなどの集合住宅は、一部屋一部屋の大きさが少し狭めになるので家具にゆとりがなく、ごつくて大きなロボット掃除機では本体が入れない場所が多く掃除しにくいので向いていません。
逆に一軒家で小さいロボット掃除機を使用すると長時間運転し続けなければならないのでバッテリーの消費が激しくなります。
リビングとダイニングが繋がっているような家だと、小さなロボット掃除機ではバッテリーが途中でなくなってしまうこともあるので注意しましょう。
また、ペットを飼っている家では吸引力の強いものの方がペットの毛をしっかり取ってくれるのでおすすめです。
土足文化の海外製のものの方が吸引力は強めに出来ています。
集合住宅では音の静かなロボット掃除機を選ぶ方が気兼ねなくていいでしょう。
どうしても夜しか掃除できないというようなご家庭でも、音が静かなら何も気にすることがありません。
このように、自分の生活に合ったものを選ぶのがまず一番重要なポイントになります。
手入れや操作が簡単なもの
ロボット掃除機は種類が多く、どれも機能はたいして変わらないのかと言えば決してそんなことはありません。
今では当たり前のようになっているバッテリーが少なくなるとホームベースへ帰還する機能も、機種によっては付いていない事もあるのです。
どこかで力尽きてしまったロボット掃除機を探すのはなかなかの手間なので、こういったことのないようにそれぞれの機能はしっかり確認しましょう。
また、かき集めたごみの処理も機種によって違います。
ホームベースにダストボックスが設置され、本体のごみが自動的にそこに集められて月1~2回のごみ捨てで済ませられる機種もあれば、本体のダストボックスが小さく、または逆流しやすいためにダストボックスを取り外すと床が散らかるというものもあるので、ケアや機能の面で不便な点がないかどうかチェックする事もとても重要です。
多機能で便利なおすすめのロボット掃除機
せっかくロボット掃除機を買うならやっぱり機能はたくさん付いていてほしいと思う人も多いでしょう。
ただ種類が多いので、あれこれ調べているうちにどこがどの機能付きなのか分からなくなるということもあります。
数あるロボット掃除機の中でも特に機能が多く便利な機種は以下の2点です。
アイロボット ルンバ890 R890060
ロボット掃除機の先駆けといえばやはりルンバでしょう。
そして機能を多く搭載しているのもルンバです。
直径35.3cmの本体の中に数十ものセンサーがあるので、障害物はきちんと避け、ごみの多いところは何度もブラッシングを繰り返すという徹底ぶりで、清掃能力は初期のものとは比べものにならないほど高くなりました。
ルンバはアイロボットという海外のメーカー品なので、土足でカーペットの上を歩いてもきちんと掃除ができるように作られています。
そのためブラシでかき出す力と吸引力は、日本のメーカーのものよりも強いのです。
さらに畳の上でも使えるよう、床の状態に合わせて吸引力を自動調整してくれるところも便利な機能のひとつです。
スマホに専用のアプリをインストールしておけば、他の部屋や外出先からでも、遠隔操作で簡単に掃除を開始したり、掃除を予約したりなどが出来ます。
掃除が完了したり、本体バッテリーが少なくなったりすれば、自動的にホームベースへ戻り、充電を開始するのでバッテリーの心配も必要ありません。
壁際のごみもしっかりブラシでかき集めて吸引してくれるので、困ったらルンバというのが一番間違いのない選択です。
SHARP ロボット家電COCOROBO RX-V200
「きれいにして」と一声かければお掃除を始めてくれる音声認識機能の付いたロボット掃除機です。
SHARPといえばプラズマクラスターですが、このロボット掃除機にもきちんと付いているので、掃除すればするだけ部屋の空気がきれいになるというのは小さなお子さんのいるご家庭にはとても嬉しいことではないでしょうか。
ダストボックスとフィルターが丸ごと水洗いできるところも手入れが楽でいいですよ。
こちらのロボット掃除機も、お手持ちのスマホと連携して外出先から掃除を開始したり、時間予約の設定が出来たりします。
それだけではなく、このロボット掃除機を通して外出先からエアコンや照明、空気清浄機やテレビなどの操作も可能なのです。
さらに本体にカメラが付いているので、外にいても家の中の様子が分かるようになっているためペットを飼っている人にも安心です。
低価格でしっかり働く高コスパがおすすめのロボット掃除機
機能は多く付けば付くほど、お値段も上がっていきます。
ロボット掃除機は価格に大きく幅があり、上記2点は高額ですが本当に安いものだと1,000円台で購入できる乾電池で動くタイプのものもあります。
高額なお買い物はできないけど安すぎるのも不安、だけどロボット掃除機を試してみたいという初心者向けの機種が以下の2点です。
ILIFE V3s Pro
ペットを飼っている家庭でも安心の強い吸引力、タイマーで予約運転可能、ホームベース自動帰還機能付と、機能があれこれついて20,000円しない驚きの商品です。
デザインもシンプルなものなので万人受けですし、本体の高さが81mmしかないので家具の下なども入り込んでしっかり隅々まで掃除してくれます。
落下防止センターも障害物回避センサーも付いているので、初めて使うには十分すぎるほど機能が搭載されたロボット掃除機です。
店舗がないのでネットでの購入になりますが、配送料を入れてもかなり安いです。
単身者よりはファミリー向けのロボット掃除機になります。
ニトリ ロボットクリーナー ルノンXR210
家具の販売店でおなじみのニトリはオリジナルブランドの家電も販売していますがどれも低価格でしっかりした機能のもので、ロボット掃除機もそのうちのひとつです。
バーチャルウォール設定が出来るので、入ってきてほしくないエリアを設定すればそこは回避してくれます。
ボタンが少なく簡単な操作なので、機械の苦手な人や初心者にはとても使いやすくておすすめです。
こちらも20,000円を切る値段なので、価格としても購入しやすいですよ。
デザイン重視の人におすすめのロボット掃除機
ロボット掃除機はお部屋の見えるところに置かれるものなので、デザインも大事と思う人も多くいるでしょう。
キャラクターの顔がプリントされていれば家電らしくなくて良いという意見から、変わった見た目のロボット掃除機もたくさんあります。
基本的な機能はもちろんついて、可愛いロボット掃除機でおすすめなのは以下の2点です。
ふなっしーグッズ ふな日和 ロボットクリーナー
おなじみふなっしーの顔がデザインされたロボット掃除機です。
見た目だけではなく音声もふなっしーで、電源をオンにすると「あなたのお部屋を綺麗に仕上げさせて頂きますなっしー」と言ってくれますよ。
自動的にホームに戻る昨日はないようで、バッテリーが少なくなるとまたふなっしーの音声でお知らせしてきます。
落下防止センサーや広範囲清掃昨日は付いているので掃除で足りない機能は特にありません。
家電も面白いものが好きという人に特におすすめです。
S-cubism 超薄型床用ロボット掃除機
ロボット掃除機の中でトップクラスの薄さを持つもので、本体の高さは何とたったの3.2cmです。
四角くてシンプルで少し男性的なデザインがとてもおしゃれで、色合いもシンプルなので部屋を選びません。
専用のスタンドがあるので場所をとらず、重量もたったの0.8gなので女性でも簡単に持てて、前両サイドにはブラシが付いているのでごみのとりこぼしなども心配ありません。
スタイリッシュなデザインがとてもカッコよく機能的なロボット掃除機です。
まとめ
いかがでしょうか。
漠然とロボット掃除機を探していると種類が多すぎて選ぶのも疲れます。
まずはサイズや生活スタイルから絞り、そのあとで機能・価格・デザインの中で自分が一番重視するものを選ぶと自然と候補は絞れてきますよ。
あるととても便利なロボット掃除機、ぴったりなものを選ぶとご家庭で活躍すること間違いなしです。