ロボット掃除機は共働きの必需品。効率的に家事を進めよう
共働きの家庭が増え、家事の時短ができる電化製品が人気です。
その中で草分け的存在のロボット掃除機は、「新・家事の三種の神器」と呼ばれているとか。
ただしどのような家にも向いているかというと、そうとは言い切れない部分も。
購入を検討している人にぜひ読んでもらいたい、ロボット掃除機の魅力と注意点について紹介します。
目次
ロボット掃除機の値段について
実はお買い得なロボット掃除機
ロボット掃除機は決して安くはありませんが、「時間をお金で買う」という考えが理解できる人には、とてもお買い得です。
家の広さにもよりますが、一般的に掃除機は2日に1度程度、15分はかけて行う人が多いとか。
これを1年間で計算すると、何と90時間近くにもなるのです。
1年のうちにこれだけの自由時間が手に入ると思えば、決して高い買い物ではないですね。
ロボット掃除機の相場
5年ほど前からロボット掃除機は一般家庭にも急激に普及し、さまざまなメーカーから発売されるようになりました。
当初は海外メーカーのみで、値段も5万円~8万円程度していましたが、今は国内メーカーのものが5万円以下でも購入できます。
中には1万円程度のものもありますが、これはおすすめできません。
満足に掃除ができるパワーと稼働時間を確保するためは、予算は4万円程度あると良いですね。
ロボット掃除機のメリット
家が留守の間に掃除が終わる快適さ
週末の朝に、妻のかける掃除機の音で目が覚めるのは何とも気分が悪いという話をよく聞きます。
ロボット掃除機の魅力の1つは、留守の間に掃除を終わらせてくれることですよね。
共働きはもちろん専業主婦の家庭であっても、買い物の間に掃除が終わるので、掃除の騒音をうるさく感じることがなくなります。
とにかく家庭から掃除機の音が消えるというのは、嬉しいものです。
ちなみにロボット掃除機を回している部屋では、TVの音がよく聞こえない程度の騒音がします。
在宅中に使いたいのであれば、この点は実際に電化店などで試した方が良いでしょう。
掃除してほしいところを指定できる
メーカーによって機能は異なりますが、ほとんどのハイスペック機種では、掃除してほしい場所だけを掃除させることもできます。
掃除したくない所には入らないように、ブロックする機能などもあります。
ただ注意したいのが、一度の充電で掃除できる範囲には限界があるということ。
おおよそ、40㎡程度の広さであれば一度のフル充電で満足のゆく掃除ができる印象です。
ロボット掃除機が適さない家
弱点は段差が苦手なこと
マンションのように家の中に段差が少ないほど、ロボット掃除機が使いやすい家となります。
反対に最近多い3階建ての狭小住宅などでは、ロボット掃除機の魅力を充分に享受できません。
どのメーカーもラグマットなど数cmの段差は乗り越えられる設計となってますが、階段はほぼ無理です。
またマンションであっても、玄関に段差に落ちた場合に、自力で戻ることはありません。
段差のある家の解決方法
センサーで落ないようにすることはできますが、あまりに多い段差がある家には向かないかもしれません。
また2階建て、3階建ての家の場合は、日によって掃除する階を変えるなどの対応をするか、または階数ごとにロボット掃除機を設置するしか解決できないかもしれません。
実際に、複数台のロボット掃除機を所有している人は増えています。
ロボット掃除機「ルンバ」の魅力
迷ったら王道のルンバがおすすめ
数あるメーカーで迷ったら、まずは王道のルンバがおすすめです。
このルンバの成功で、ロボット掃除機の人気に火が付いたので、機能や操作性に間違いありません。
また海外ブランドのため、おしゃれ感があります。
普段はどこで充電させるかが悩みどころですが、リビングに置くのであれば、スタイリッシュで違和感もなく設置できます。
小さなゴミの吸引力や稼働時間も、満足ができるレベルです。
「ルンバ」のアフターサービスは?
国内メーカーに比べ、海外メーカーはアフターサービスに不安を感じる人も多いとか。
ルンバのアフターサービスは問題なく対応していただけるので、問題ありません。
保証期間はメーカー保証の1年になりますが、その後も有償で対応してもらえます。
落下や衝撃による破損の他、稼働時間が短くなったという理由をアフターサービスに連絡する人が多いそうです。
これはほとんどの場合、バッテリーの消耗によるものです。
充電式の電化製品を使用していない人は違和感を感じるそうですが、バッテリーは消耗品です。
毎日3年も使えば、ルンバの稼働時間はかなり短くなっていくでしょう。
有償で1万円程度で新しいバッテリーと交換することで、また新品の時の稼働時間に復活します。
国内メーカー優先なら「ルーロ」が人気
可愛らしい「おにぎり」フォルム
パナソニックが発売してヒット商品となったルーロは、ラウンド型のルンバと比べ、そのフォルムが特徴的。
いわゆる、おにぎりのような三角形の形をしています。
この形により部屋の角が掃除しやすいとか。
この細かいところまで考えて作るのは、日本人の細やかな配慮ならではですね。
日本生まれの最新技術を搭載
見た目的にスタイリッシュさより可愛さが先行しますが、日本の先端技術で作られたルーロは機能性も高いです。
ゴミを探知してゴミを取りに行く「ハウスダスト発見センサー」に加え、最新機種はフローリングとじゅうたんを見分けます。
床に合わせてブラシの回転数とパワーを制御するので、より効果的にゴミを取ってくれるのです。
ゴミの撮り逃しを防ぎたいなら、ルーロはおすすめです。
スタイリッシュさで注目の「ダイソン 360 Eye」
ダイソンにもロボット掃除機が
パワーバキュームやハンディスティック掃除機で人気のダイソンも、実はロボット掃除機を発売しているのです。
その名も「ダイソン 360 Eye」。
まだこの1機種ですが、発売当初から大変注目されています。
まずすごいのは、他の掃除機の約4倍ともいわれている吸引力。
ダイソン自慢のパワーを搭載しています。
またその名のとおり360度見回せるカメラセンサーが付いていて、効率的にゴミのところまで移動します。
動き方も他のロボット掃除機とは異なります。
タイヤではなく、戦車のようなキャタピラーで走行するのです。
この点もいわゆるダイソンがいう「ただひとつの掃除機」なのです。
キャタピラーにより、他のロボット掃除機より、段差に強いです。
とにかくコンパクトでおしゃれ
ダイソンのスティック掃除機もカラーも美しくとてもステイリッシュな印象ですよね。
ロボット掃除機も負けていません。
シックな色合いと光沢のある材質に高級感があり、お値段も他の掃除機より格段に高いですが、その印象は他のロボット掃除機と一線を画しています。
サイズもコンパクトで、場所をとりません。
世界的に見て、ルンバのシェアを今後ダイソンがどこまで奪えるか、大変注目されています。
まとめ
ロボット掃除機はとても便利な家事の時短アイテムです。
共働きでフラットな平屋やマンション住まいなら絶対に買いですね。
2階建てでも、ハイスペックではなくスタンダートにして2台揃えるなど、ぜひ家庭にお迎えください。
ルンバはもちろん国内メーカーからもルーロをはじめたくさんの機種が出ていますので、ぜひいろいろい販売店で試してみてくださいね。