ここで差がつく?知っておきたいビジネスバッグのマナー
ビジネスにおいて、マナーというのは何よりも大切と言えることです。
だからこそ、研修などの早い段階でビジネスマナーを仕込まれるのでしょう。
そんなビジネスにおいてのマナーは、細分化されており、ビジネスバッグについてのマナーもあります。
でもそれはやはり知らない人も多いでしょう。
そこでここでは、ビジネスバッグのマナーについて紹介していきます。
ファスナーがついているのがマナー
ビジネスバッグには、ファスナーがついているのがマナーになります。
大体のビジネスバッグには、ファスナーがついているものですが、中にはトートバッグのような感じでファスナーがついていないものもあります。
そういうものを使用するのは、ビジネスマナー的には良くないと言えるので、避けた方が良いでしょう。
でも、なぜファスナーがついているものを使用するのがビジネスマナーになるのでしょうか?
中身が見えないから
それは、ファスナーがついていれば、そのファスナーを開けない限りはまず中身が見えないからです。
もしファスナーがついていなければ、普通に電車などで後ろに立っていれば、ある程度中身は見えてしまいます。
それがなんてことない書類であれば、別に中身が見えても大した問題にはなりません。
しかし、その書類がもし社外秘の書類であればどうでしょうか?
社外秘の書類であるということは、それを誰かに見られることは最大のマナー違反となります。
むしろもはやマナー違反なんていう軽い言葉では収まらないでしょう。
また、もしそれが別の会社との合同のプロジェクトの種類だったりしたら、さらに大きな問題となります。
そうなってしまうリスクが少しでもあるから、ファスナーがついていないビジネスバッグは、ビジネスバッグとして、マナーが悪いと言えるのです。
確かにファスナーがついていない分取り出しやすいというメリットはあるかもしれませんが、やはりそんなメリットは、リスクと比べると微々たるものです。
なので、あえてソレを選ぶ理由はないと言えるでしょう。
無難にファスナーがついているビジネスバッグを選ぶことをおすすめします。
汚いバッグはマナー違反
ビジネスバッグのマナーとして、バッグはいつも清潔にしておくということも挙げられます。
これはいうなれば、スーツなどにおけるビジネスマナーと同じことです。
よれよれのスーツを着るのは、基本的にはビジネスマナーとしては良くないことだと言えます。
スーツがよれよれであることがビジネスマナーとして良くないのは、清潔な身だしなみに見えないからです。
小汚い身だしなみは、信頼の欠如に繋がります。
やはり仕事もきちんと出来そうに見えませんから。
だから不快な印象を与えてしまうようになるのです。
不快な印象を与えてしまうのは、やはりマナーとしては良くありません。
だから、スーツがよれよれなのはビジネスマナーとしてダメなのです。
バッグだってそれと同じです。
人の持ち物というのは、意外とすごく目に入るものです。
だから、ビジネスバッグが汚いと、それに印象を引っ張られて、全体の印象が小汚くなってしまうのです。
そうなっては良くありませんから、ビジネスバッグはなるべく常に綺麗に状態にしておかないとならないのです。
社内に置くこともあるものだから
また、ビジネスバッグが汚いのがビジネスマナー的に良くない理由として、社内に置くこともあるものだからと言うことも挙げられます。
ビジネスバッグは、自社内でも、あるいは取引先の会社内でも、デスクや地面、あるいはそれを置くべき場所に置くことがあるでしょう。
もしそのバッグの見た目が汚ければ、やはり自分以外の人は、「そのバッグをそこにおいて欲しくないなぁ」と思ってしまうものです。
それはつまり、その場所に置かれることに対して不快感を抱くという事になります。
だから、ビジネスバッグが汚いのは、ビジネスマナー違反だと言えるのです。
もし今使用しているビジネスバッグがもうボロボロで見た目が汚いというのであれば、この機会にビジネスバッグを買い替えてみてはいかがでしょうか?
派手な色使いはマナー違反
ビジネスバッグの色使いは、だいたい決まっています。
茶色や黒、あるいはネイビーや灰色です。
これら以外の色味のビジネスバッグは、基本的にはビジネスバッグとしてマナーが良いとは言えないでしょう。
ただたとえば暗めのカーキだとか、そういう位の色味でれば、別段大きなマナー違反になることもないでしょう。
しかし、赤や黄色などの明らかに浮いてしまうようなビビットな色使いのものは、マナー違反となります。
だから、そういうビジネスバッグを使うのは避けるようにしていきましょう。
そういうビビットな色使いのビジネスバッグを使いたいと思う事もあるでしょうが、それはプライベートでのバッグだけにしておきましょう。
なぜ派手な色使いがダメなのか
ただ、なぜ黄色や赤などの派手な色使いはダメなのでしょうか?
その答えはやはり、そういう色使いはカジュアルな印象を与えてしまうからでしょう。
ビビットな色と言うのは、それだけでカジュアルな印象を与えます。
でもビジネスの場での持ち物は、かっちりしたものでないとなりません。
だから、赤いスーツを着ている人はいないですし、ビビットな黄色のスーツを着ている方もまずいないでしょう。
だったらやはりビジネスバッグにおいても、カジュアル度を高く見せてしまうような色味のバッグは、避けるべきだと言えるのです。
A4がおらないと入らないのはNG
ビジネスバッグのマナーとして、ビジネスでよく使われる書類のサイズである、A4の紙が、折らないと入らないというのはNGになります。
やはり頂いた書類は、綺麗な状態で保存するのがマナーになります。
それなのに、ビジネスバッグのサイズが小さすぎて、いきなりソレを折らないとならなくなったら、それはやはりマナー的には良くありません。
いただいた名刺をいきなりぐちゃぐちゃにしてポケットに入れるような物です。
でも、もしビジネスバッグのサイズが小さすぎたら、必然的にそうするしかなくなってしまいます。
だからつまり、言い換えると、小さいビジネスバッグを使うのは、ビジネスマナー的にNGだということになります。
なるべく大きめを買うと良い
実際ビジネスバッグの中にはいろいろな物が入ります。
もし書類しか入れないのであれば、書類がおらないで入ればそれで問題ないでしょうが、実際にはたとえばタブレットやノートパソコンを入れたり、あるいは取引先への手土産などを入れたりすることもあるでしょう。
なので、ギリギリA4がおらないで入るくらいのサイズ感だと、結局中身がパンパンで、折って入れないとならなくなる事があるのです。
それではやはり意味がありませんから、ビジネスバッグを買う時には、ぎりぎりのサイズ感を攻めるのではなく、ある程度余裕を持ってA4の紙を入れることが出来るように、余裕のあるサイズのビジネスバッグを買うようにしていきましょう。
そうすれば、色々つめてもマナー違反になりませんから。
まとめ
ビジネスバッグのマナーも、こうして意外とあるものなのです。
今までは何も気にしていなかったという方も多いかもしれませんが、知らず知らずのうちにこういうところで差がついてしまっていた可能性もあります。
だから、これからは逆に自分が差をつけることが出来るように、ビジネスバッグのマナーも守っていくように心がけましょう。