どんなメリットがあるの?海外の長旅でバックパックが人気の理由とは
時間をかけて世界を旅する人が増えていますが、そんな人たちの多くがバックパックを利用しています。
バックパッカーという言葉が流行るほど、そんな旅ではバックパックが人気です。
なぜバックパックを利用しているのでしょうか?
どんなメリットがあるのでしょうか?
これから世界を巡る計画がある方なら、荷物を運ぶ手段は大変気になるポイントです。
今回は初めて世界の長旅に挑戦する方に役立つ情報として、そんな旅でバックパックの利用者が多い理由と、そのメリットなどについてご紹介します。
私が絶対おすすめするリュックサック・バックパックランキングベスト12はこちら
目次
旅行で、バッグパックが重宝する理由
海外の長旅はもちろん、国内での各種旅行でもバックパックを利用する人が多くなっています。
まずは旅行時に、なぜバックパックが重宝するのか、その理由やメリットをご紹介します。
両手が空くことで、動きやすい
バックパックやリュックサックを利用したことがある方なら、もうご存知かと思いますが、背中に荷物を背負うことで発生するメリットは、両手が空くということです。
旅行時は特にアクティブに動き回ることが多いため、両手が空けば大変動きやすく、より活動しやすいスタイルと言えます。
旅先では整備がされていない道を歩いたり、観光スポットで長い階段を上るようなことも多いでしょう。
アウトドアシーンでは、悪路の山道を歩くこともあったりします。
そんな状況においても、バックパックならバランスがとりやすくて安全に動けます。
また両手が空けば、旅先で地図やガイドブックを確認しながら歩くことも可能です。
特に海外の旅では、そんなシーンも多くなりますから、両手が空くバックパックが重宝します。
身体への負担が少ない鞄として、快適に旅行しやすい
バックパックは、身体への負担が少ない鞄としても人気があります。
背中に担ぐ姿勢は、荷物の量が多少多くなっても疲れにくい特性があります。
同じ量の荷物でも、肩に掛けるショルダーバックや手に持つハンドバックタイプのものでは、重く感じやすいはずです。
さらにどちらかの肩や手が疲れやすく、バランス的にも身体が疲れやすい傾向があるのです。
そのような状態では、アクティブに活動する前に疲れてしまうかもしれません。
最近のバッグパックは身体への負担が軽減される工夫が随所に施されており、より疲れにくい設計になっています。
肩だけに負担が掛からないよう腰ベルトがついていたり、肩や背中への負担を軽減するパネルやハーネスなどがついています。
これらの機能がプラスされたバックパックであれば、長距離歩くような旅でも、疲れにくいでしょう。
私が絶対おすすめするリュックサック・バックパックランキングベスト12はこちら
海外の長旅で、バックパック利用者が多い理由とは
時間をかけて世界の各所を旅する人の間では、特にバックパックの利用率が高くなっています。
そのような旅に、バックパックが適している理由をご紹介します。
徒歩で移動する機会が多いため、バックパックの方が動きやすい
時間をかけて世界を旅する場合、徒歩で移動するような場面が大変多くなります。
交通機関の乗り換え、宿泊場所や目的地までの移動、立ち寄った場所での観光など、徒歩移動の連続と言えます。
たくさんの国を訪れるような長旅となれば、そんな移動が日常的になります。
そのため徒歩での移動が多い場合は、荷物を背に担いで歩けるバックパックが、最も動きやすい鞄として重宝するのです。
例えば、旅行鞄やスーツケースを持って歩く姿を想像してみてください。
それだけで、疲れてしまいそうです。
世界を旅するバックパッカーの中には旅費を節約するため、短距離の移動なら歩いて済ませる人も少なくありません。
そんな事情を踏まえても、歩きやすいバックパックが最適と言えそうです。
旅のスタイルによっては、スーツケースが適している場合もある
海外旅行と言っても、短期の観光目的の旅では、スーツケースを利用する人が多くなっています。
そのような旅では、歩いて移動する距離が限られており、自宅から空港まで、あるいは空港内や現地のホテルまでなどです。
スーツケースはホテルに預けておき、身軽に観光するケースが多いため、逆にスーツケースの方が便利と言えるかもしれません。
また長期の世界旅をする場合でも、スーツケースの方が向いている場合もあります。
例えば海外の特定の場所に滞在して、そのエリアをじっくり巡るようなスタイルの旅で、その場合はスーツケースでもよさそうです。
しかしスーツケースはひいて歩くことが大変ですし、歩道や道の状態によっては使えないこともあります。
その点バックパックは、思わぬ道路環境の場所に行き合わせても、影響を受けずに持ち運べます。
行き先の環境や滞在スタイルをよく考えて、バックパックにするかスーツケースにするか考えることが大切です。
荷物が多くなりがちな海外の長旅において、バックパックがおすすめの理由
海外の長旅では荷物が増えてしまいがちですが、多くなれば快適な旅の邪魔になります。
荷物の準備や管理の面で、バックパックがおすすめといえる理由をご紹介します。
容量が限られているため、荷物を厳選して選ぶ
バックパックは容量が選べるため、旅のスタイルに合わせた荷造りが可能です。
そうは言っても、背中に担げる荷物の量には限りがあるため、必然的に厳選して荷物の準備をすることになります。
深く考えずに荷物を準備すると、旅先で必要なものが無くて困る・・使わないのに荷物になっている・・といった事態が発生しかねません。
快適な旅にするためには、限られたバックパックの容量に合わせて荷物を準備することがとても重要で、オールマイティに使える衣服やグッズを選択するという工夫や知恵が生まれます。
必ず必要な物から順番に揃えていくと、荷物の調整がしやすいでしょう。
必用最低限の荷物にすっきり纏めれば、その重量も減るので身体への負担も少なくなり、快適な旅を実現できるでしょう。
旅先での荷物の管理がしやすい
スーツケースとショルダーバッグ、旅行鞄とリュックサックとお土産の手提げバッグなど、旅先で荷物の数が多いとその都度の管理が大変です。
特に海外では、目を離したすきに荷物の盗難に合うといったトラブルも発生しやすいのです。
また慌てていて、荷物を置き忘れた・・といった失敗も起こりかねません。
その点、荷物がバックパックだけという状態であれば管理がしやすく、不必要なトラブルを避けられます。
貴重品はウエストポーチなど、コンパクトなバッグ類にまとめて常に身に着けておけば安心です。
海外の旅で発生しやすい、バックパックのデメリット
海外の旅でバックパックを使用する場合、発生しやすいデメリットもありますので、気を付けたいポイントとして頭に入れておきましょう。
盗難などのトラブルには要注意
バックパックは丈夫な素材を使用しており、簡単には破れたりしない製品が多くなっています。
しかし盗難目的で刃物で切られた場合には、弱い側面があります。
この点はスーツケースと比較すると、デメリットと言えます。
避けられない状況での盗難は別として、常に荷物から目を離さないような注意が必要でしょう。
また盗難防止を考えた場合、鍵が付けられるバックパックがおすすめです。
荷物の取り出し口がファスナー式で、鍵がついているものです。
空港で荷物を預ける際には、否応にも荷物の管理が難しくなりますから、そのような場面での盗難を防止するためにも、鍵付きのバックパックが安心でしょう。
荷物の取り出しに手間取ることがある
バックパックのもうひとつのデメリットは、奥に入っている荷物が取り出し難い点です。
例えば空港の空調の影響で、急に羽織ものを取り出したくなることがあるかもしれません。
そんな時に下の方に入っていると、それを取り出すのにひと苦労します。
バックパックの荷造りをする際は、上着類など使う可能性があるものは、上の方に入れておくと便利です。
またガイドブックやカメラなどの良く使うものは、取り出しやすいポケットなどに入れておきましょう。
さらに旅行中の荷造りの際には、潰れやすいものを入れる場所を考える必要もあります。
例えば旅行中にお土産を購入することがありますが、一番下に入れたために帰国後に潰れていた・・という話を聞くことがあります。
潰れやすいもののパッキングも、注意が必要でしょう。
現在販売されているバックパックを見ると、荷物の整理がしやすい設計のものや、ポケットが多数付いたものなど色々あります。
荷物の種類や旅のスタイルに合わせて使いやすいバックパックを選び、快適な旅に役立てましょう。
まとめ
背中に荷物を担ぐバックパックは両手が空くため自由に動きやすく、アクティブな旅行シーンには最適な鞄と言えます。
また身体への負担が少ない点でも、快適な旅行が可能となります。
そして海外の長旅の場合は徒歩で歩く機会が多くなるため、移動し辛いスーツケースなどと比較して、よりバックパックが適していると言えるでしょう。
以上のような理由から、海外で長旅する人の多くがバックパックを利用しています。
一つに荷物を纏めれば移動がしやすく、旅行中の管理も目が行き届きやすいメリットもあります。
バックパックを選ぶ際は、旅のスタイルや期間に合った大きさのものを選び、また収納のしやすさや防犯面も考量して最適なものを選びましょう。