キャリーバッグにたくさんの荷物を詰め込むための7つの極意
これから旅行なのに、キャリーバッグに必要な荷物が入りきらない…なんて経験、ありますよね。
実はこういう時、荷物を少しでも多く詰め込むにはちょっとしたコツがいるのです。
荷物を入れる順番や、ちょっとした配置を変えるだけで、キャリーバッグの容量はグンとアップします!
今回は、旅行に行く前に知っておきたい!
キャリーバッグにたくさんの荷物を詰め込むための7つの極意をお教えしましょう!
知っていますか?キャリーバッグに荷物を詰め込む正しい方法
着替えや化粧品、ガイドブックに充電器…楽しい旅行には、たくさんの荷物がつきものです。
日用品をはじめとした、旅先で必要なものを全て詰め込まなければならないキャリーバッグ。
みなさんには旅行前に自宅で準備をしている時「まだまだ持って行きたいものがあるのに、キャリーバッグが閉まらない!」なんて思った経験はありませんか?
そう、いくら普通のカバンより容量の大きいキャリーバッグとはいえ、旅行で必要な数日分の荷物全てを収納することは簡単ではありません。
何も考えずにポイポイ放り込んでいると、ほんの2~3日ぶんの着替えを入れただけで収納の限界を迎えてしまいます。
しかし!
キャリーバッグに荷物を詰め込むためには、知っておきたいコツがあるのです!
これは世界中を旅するバックパッカーたちが荷物をまとめる時に実際に使っている方法で、コツを知っているのといないのでは大違い!
また、正しい詰め込み方をすると、たくさんの荷物がキャリーバッグに入るというだけでなく、荷物が外からの衝撃に強くなり、移動時に荷物が破損するリスクも減らす事ができるのんです!
少しでもたくさんの荷物をキャリーバッグに詰め込むために、7つの極意をお教えしましょう!
極意その1.荷物は大きいものから順番に詰める!
一番の基本は、大きな荷物から先に詰めていくことです。
例えば充電器やカメラケースなど、キャリーバッグに入れる中で一番大きい荷物を最初に置きましょう。
大きい荷物を順番に配置して、その隙間に小物を入れていくのが基本の流れです。
化粧品や歯ブラシなどの小物から先に入れてしまうと、そのあと大きな荷物を入れた時に無駄なスキマが出来てしまいます。
その上、大きな荷物に押しつぶされた小物が破損してしまう可能性が高くなるのです。
歯磨き粉の上に電子機器を置いて、そのままフタを閉めたら歯磨き粉の袋が破れて…なんて、想像もしたくありませんね。
まずは大きなものを詰めて、どのくらいのスキマができるのか確認すること。
これがキャリーバッグにたくさんの荷物を詰める極意その1です!
極意その2.柔らかい荷物は後回し!
洋服などの柔らかい荷物は出来るだけ後回しにします。
同じくらいの大きさの荷物があったら、固い荷物から先に入れましょう。
柔らかい荷物を後回しにするのは、最後にスキマを埋めるために使うためです。
洋服やマフラーなどの布製品は柔らかいため、ある程度形を変えることが出来ます。
電子機器や本など、形を変えるわけにはいかない固い物を先にキャリーバッグに入れておけば、そのスキマに丸めたり畳んだりして形を変えた洋服を挟むことが出来るのです。
旅行では、特に持っていく数が多い荷物が衣服です。
数の多い衣服をどれだけ活用できるかが、キャリーバッグにたくさんの荷物を詰め込むためのカギですよ!
極意その3.あらゆるスキマを活用するべし!
衣服などの柔らかい素材を使って、キャリーバッグ内のスキマというスキマを埋めてしまいましょう。
荷物と荷物の間に生じたスキマはもちろん、荷物を手で押したときに出来る小さなスキマにも、衣服をねじ込んでしまいます。
意外と見落とされがちなスキマが、靴の中。
旅行にスペアの靴や、海水浴用のサンダルを持っていく方も多いです。
もし靴をキャリーバッグに入れるなら、靴の中のスキマにも荷物を詰め込んでしまいましょう。
とはいえ、靴の中はあまり衛生的ではありませんから、まさか化粧品などをいれておくというわけではありません。
替えの靴下や、ゴミ袋などを入れるのが良いでしょう。
筆箱や化粧品ケースなど、固い箱の中は要チェックです。
一度開けてみて、中にまだ物が入りそうなら、電池やヒゲ剃りなどの壊れやすい小物類を一緒に入れておきましょう。
ギュウギュウのキャリーバッグの中に直接壊れやすいものを入れておくと、ふたを閉めるときに圧迫されて壊れる可能性があります。
専用のケースが用意できない場合は、他の小物を詰めたケースにまとめると押しつぶされる心配がなくなりますし、スキマの活用になります。
極意その4.詰め込む前に小さくしよう!
Tシャツなどの衣類は、出来る限り小さく畳んで入れます。
自宅のタンスにしまう時と同じ畳み方ではいけません。
コツは、おしぼりを作るときのように固くグルグル巻きにしてしまうことです。
巻いておくと、服と服のスキマがなくなりますし、いざ取り出した時にシワになりにくくなるというメリットもあります。
旅行先では手軽にアイロンがけもできませんから、あらかじめシワになりにくいように入れておくことは重要です。
使い捨てカメラやホッカイロなど、旅先で使うために購入した日用品は、あらかじめ箱や外袋を取っておきましょう。
箱ごとキャリーバッグに詰めると無駄なスペースを使ってしまいますし、旅先で箱を捨てる場所が無かった場合は結局キャリーバッグに空箱を戻さなくてはなりません。
箱や袋を開けたらすぐに使い切らないといけない商品でもない限り、外装はキャリーバッグに入れる前に剥がして捨てておきましょう。
極意その5.壊れやすいものは中心にセットしよう!
もしも荷物の中に壊れやすいものがある場合は、キャリーバッグの中心に配置するのがおすすめです。
キャリーバッグは長時間持ち歩くため、何かに衝突したり、落としたりして外部からのダメージを受けることが多くなります。
外部からの衝撃を最も大きく受けるのは、一番外側に配置されている荷物です。
そうしたとトラブルを防ぐために、壊れやすい荷物は中心に配置し、外側には衝撃を吸収してくれる衣服などを置きましょう。
キャリーバッグには本来なら固い物や大きな物から詰め込むべきですが、壊れやすい荷物を保護したいなら、まずはキャリーバッグの底に丸めた衣服を敷きつめておきます。
そうすることで、底面側から受けたダメージも、クッション代わりの衣服が吸収してくれるのです。
極意その6.小物はあらかじめまとめておくこと!
歯ブラシ類や、化粧品、カード類、筆記用具など、旅行に持っていく小物類は出来るだけ専用のケースを用意してまとめておきましょう。
それぞれをバラバラに入れてしまうと、使う時に探せないだけでなく、他の荷物に圧迫されて破損してしまう恐れがあります。
ケースは旅行用のものに限らず、100円均一などで購入できる小さなポーチなどでも構いません。
ある程度耐久性のあるハードケースならなお良いでしょう。
極意その7.取り出す頻度の高いものはキャリーバッグに入れない!
キャリーバッグに入れるのは、基本的に宿泊先のホテルまで取り出す必要のないものに限りましょう。
衣服や化粧品、宿泊先で読む本などはキャリーバッグに詰めても構いませんが、カメラや折り畳み傘などはキャリーバッグではなく、手持ちカバンに入れるのがベターです。
飛行機に持ち込むため一時的にキャリーバッグにカメラや傘を入れる場合は、目的地ですぐに取り出せるよう、バッグのポケット部分か、キャリーバッグを開けた時に一番表面にくる場所に入れるのが良いでしょう。
まとめ
旅行が長くなればなるほど、必要な荷物は増えるものです。
今日ご紹介した極意は、キャリーバッグに荷物を詰め込める量が増えるだけでなく、旅行中に荷物を取り出しやすくして、大切な荷物の破損を防ぐというメリットもあります。
世界を旅するパックパッカーが実際にやっている方法を参考にした方法ですので、その効果はてきめんです!
みなさんも旅行に行くときは、是非試してみてくださいね!