キャリーバッグはレンタルでそれとも購入? その時に気を付けた方がいい事とは
旅行に買い物にと大活躍のキャリーバッグですが、レンタル派の人もいるでしょうしこだわりのバッグ購入の人もいるでしょう。
しかしレンタルにしろ購入にしろ手元に届く前、購入時やレンタル時に気を付けておいた方がいいことが幾つかあります。
どれも当たり前のようなことですが、ついついデザインに惑わされてとか言うこともありますので、再確認しておきましょう。
まずは用途をはっきりとさせて置く
大変に当たり前のことですが、購入前やレンタル前に用途をしっかりと把握しておきましょう。
単に可愛いバッグが欲しいと言うならともかく、長期の旅行用とか仕事用ではバッグのタイプを変わってきます。
ここを、まずはっきりと押さえておきましょう。
それによってハードケースなのかそれともナイロン製のものがいいのか、サイズの大小は等変化してきます。
特に仕事用でパソコンや電子機器を収納する場合、専用収納場所があるかどうか、その部分の保護はしっかりとされているか等も問題になります。
単に遊びの旅行でも、長期短期は勿論のこと、足りないものはすぐ手に入る地域に行くのか、日本から全て運んでいった方がいい地域に行くのかで、サイズも変わります。
勿論、防犯の問題も考えて鍵や素材を吟味することも必要ですが、安全な国に行くのならそこまでは考えなくても大丈夫かもしれません。
また、今回はちょっと面倒な国に行くけど次は別な国へ、等と言う場合もあります。
複数回の利用も考慮に入れておかないと、後悔の元になるかもしれません。
それやこれやで、まずはレンタルにするか購入かを考えましょう。
レンタルにしたほうがいい場合
これが最初の海外旅行で、多分最後になるかもしれないと思ったら、迷わずレンタルです。
数泊用のキャリーバッグでしたら、普段使いや国内旅行に転用できますが、大型のものだと結局クローゼットの粗大ごみになりかねません。
正直、これを捨てるのは粗大ゴミ扱いですので、面倒だしお金もかかります。
せっかく購入したのに、結果粗大ごみで有料廃棄は悲しいですね。
なので、初海外旅行でその後の予定は不明と言う場合、レンタルにしたほうがおすすめです。
サイズも色もデザインも、今はレンタルでも豊富に扱われています。
レンタル会社からの配送や集荷も、しっかりとやってくれる業者が多いので、面倒もありません。
ある程度の傷がついても問題無く、特に荷物の取り扱いの粗雑な国への旅行などでは、レンタルの物なら気にすることもありません。
時々しか旅行しないとか、家族で共用のキャリーバッグなのでタイミングがとかいう場合、レンタルが活躍してくれるでしょう。
また自分のバッグが壊れた時で、しかも旅行の予定がある場合なども、レンタルはお役立ちですね。
購入したほうがいい場合
仕事で海外国内の出張が多い場合など、一々レンタルしていたら逆に不経済です。
しかも仕事用のパソコンや書類なども入れますから、出来るだけこだわったバッグを用意したいでしょう。
もうこの場合は、購入が一番です。
機内持ち込みサイズの物を1個と、スーツケースサイズの物を1個用意しておいて、用途に応じて使い分けるのがおすすめです。
また旅行が趣味で、1年に1回は海外旅行に出かけると言う方にも、購入の方が経済的です。
特にしばしば旅行に出る場合は、使い慣れたバッグで使い慣れた仕分けが、旅先での時短にも繋がります。
また勿論、普段の買い物用や国内旅行用の小さ目のサイズの物は、防災バッグにも使えますので1つ購入しておくと便利ですね。
レンタルする前する時の注意
最初のレンタルの場合、かなり不安もあるでしょうから大手の業者に頼むのがいいでしょう。
お値段が高めでも、何気に様子見も出来ます。
値段だけで判断しない
ネットで検索すれば多くのレンタル業者がヒットします。
旅行慣れしている人はともかく、そうでない場合はどれにしようか迷ってしまいます。
ついついお値段の安い所でレンタルと考えてしまいますが、お値段だけで決めるのはおすすめ出来ません。
HPの内容をよく読んでから判断しましょう。
期限の切り方とか、配送や集荷がどの程度レンタル期限に含まれるのかとかも、よく見ておきましょう。
また傷はともかく破損などあった場合どうなるのかも、確認しておく方が安心です。
サイズはしっかりとチェックする
ネットなどで困ってしまうのは、実物が目の前に無いのでサイズや素材がイメージしづらいと言う事です。
特にサイズは、数日用と書かれていても実感できませんし、90cmと書かれていても中々イメージしづらいものです。
メジャーを持ってきて、サイズを実際にそのメジャーで計ってみましょう。
立っている状態で自分の身体のどの辺りまで来るか、大体のところで良いので計っておきます。
思ったより大きかった小さかった、等の無いようにメジャーをしっかり利用してください。
自重もよくはかっておく
さてこれ問題の自重です。
素材がしっかりしたものだとどうしても、自重も増えてしまいます。
いまでは軽量でしっかりした素材の物も多く出ていますが、それでも大きめのキャリーバッグだとそれなりの重さになります。
ちなみに、5キロのお米を持ち上げるところも想像してみてください。
軽量5キロと表示されているバッグでも、5キロのお米と同じ重さになるのです。
それに加えて荷物が入りますので、しかも普段は転がして歩けますので気にならないかもしれませんが、持ち上げようとした時に持ち上がらない、等と言う事に無いようにしたいものですね。
色やデザインはあまり気にしない方向で
レンタルの場合、実店舗で借りる場合はともかく、そうでない場合は色は画面で見ることになります。
到着して見て、自分が思っていたのと違う色だと、悲しくなってしまうこともあるでしょう。
しかしレンタルの場合、せいぜい1週間のお付き合いです。
色やデザインは、そんな感じで、といった風に見ておいて使用しましょう。
購入前や購入時に注意したい事
購入する場合は、ご当人にもこだわりがあってのことでしょう。
なのでそのこだわりを大事に、メインの目的を見失わないようにしましょう。
出来れば実店舗に足を運ぶ
勿論ネットなど通販で、安くいい品が手に入りますし、種類も多くから選べます。
しかしレンタルと同じく、画面で見てそれだけを基準に選ぶのは、購入目的では避けたほうがいいですね。
少なくとも、実店舗で同じ品を見ておくと、失敗がありません。
実店舗で欲しい品を探してから、ネットでその製品を購入と言うのもいいかもしれません。
実際に目で見て触ってと言うのは、こだわりの購入ではやっておきたいことですね。
メインの購入目的を絞っておく
あれこれ転用できる万能型のサイズで、家に置いておいても邪魔にならないキャリーバッグを購入、と言うのも勿論おすすめです。
しかし、長期出張が多いなど仕事優先の場合は、その目的に見合ったキャリーバッグを選びましょう。
お店にしてもネットにしても、多くの品があふれていますので、見ているうちについあれこもれもと初期目的から外れることも無いとは言えません。
何をメインの目的として使用するバッグを購入するのか、をはっきりさせておきましょう。
仕事用の機能性を、普段使うので軽くて丈夫なものを、お出かけ用なので可愛いデザインの物を、壊れ物を運ぶことが多いのでしっかりした素材の物を、等々メインの目的を忘れないようにしておくことが大事ですね。
TASロックの有無もチェック
海外に出る予定がある場合、その海外に持ち運ぶキャリーバッグを購入する場合は、TASロックの装備されたものを選ぶ方が安心です。
レンタルの物はまず心配ありませんが、購入の場合は物によっては付いていないことがありますので、できれば付いているものを選びましょう。
ビジネス用途の物は問題ありませんが、可愛いデザインの物などはこれが付いていないこともあります。
そのお気に入りのバッグを持って海外に行くとなって、後で焦るのも悲しいですね。
可愛さ一番で選ぶ時も、これだけは注意しておきましょう。
まとめ
購入にしようかレンタルにしようか迷って決めて、その挙句又あれこれチェックすると言うのも、いささか面倒に感じるかもしれません。
しかし旅行なら出来るだけ快適に過ごしたいですし、仕事用に使用するならそれなりの機能を持ったキャリーバッグを使いたいものですね。
レンタルにしろ購入にしろ、それなりのチェックをしての利用をここではやはりおすすめしたいところです。