海外旅行にはやはり便利!バックパックからキャリーバッグに乗り換えた理由!

キャリーバッグ

スーツケース (機内持込サイズ(1~3泊/33(拡張時40)L), ブラック/マゼンタ)

以前はバックパックを背負って放浪するようなスタイルの旅行をしていたのですが、試しにキャリーバッグを使用してからはその機能性の高さに驚き、今ではすっかりキャリーバッグ派に転向してしまいました。

東南アジアに移住した現在でも、頻繁に旅行に出かけ旅行者生活は17年目になろうとしています。

いわゆる「旅の玄人」の視点から、キャリーバッグの便利さを紹介します。



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キャリーバッグとバックパックの比較

バックパックを背負って旅をしていた頃の旅仲間達の間には「舗装してない道はどうするんだ?」とキャリーバッグの旅行者を軽く見るような雰囲気があり、周りの旅行者全員が断然バックパック派だったのですが、次に挙げるように実はバックパックは意外と不便なものだったのです。

バックパックのメリット

〇背負えることで両手が自由になる。

〇背負えることで路面状況に左右されることなく進める。

〇自由人の気分が盛り上がる。

バックパックのデメリット

〇普及品タイプは荷物の出し入れ口が丈夫に1ヶ所だけなので、パッキングの順番を間違えると荷物1つ取り出す為に全部の荷物を出すことになることがある。

〇休憩後に背負い直すのが結構苦痛なこと。

〇背負ったり下ろしたりが面倒で、宿に付いても部屋が決まるまで背負いっぱなしになること。

〇バス移動などで荷物を預けると驚くほど汚れてしまうこと。

〇完全な施錠が出来ないので、盗難被害に遭いやすいこと。

〇雨の中での移動ではカバーを付けていても荷物が濡れてしまうこと。

〇旅行者が足を踏み入れる場所で、道路状況が悪い場所が意外とないこと。

〇荷物の重さを全部体で支えている為疲れること。

このように、メリットを遥かに上回るデメリットからバックパックも進化し、〇側面にファスナーが付き背面がガバッと開けられるタイプ。

〇底にキャスターが付いているタイプ。

〇背負う部分もカバーができるタイプ。

などの上級グレードの物が発売され始め、キャリーバッグに近づいている物も増えてきました。

キャリーバッグのメリット

〇形が決まっているので荷物の整理が簡単なこと。

〇しっかりとしたシェルで囲っているので、壊れ物を入れても安心なこと。

〇キャスターで重量を支えるので移動が楽なこと。

〇硬質プラスチック素材の物なら、拭けば汚れが簡単に取れること。

〇施錠すれば中身を盗まれる可能性が低くなること。

〇背負う訳ではないので、休憩後にもそのまま引き始めれば良く簡単なこと。

〇水没でもしない限り、雨の中を移動する程度なら荷物が濡れないこと。

キャリーバッグのデメリット

〇階段などの段差では苦労すること。

〇旅行後の使用しない場合の保管場所にスペースを取られること。

〇荷物が重いとキャスターの磨耗が早いこと。

〇一箇所に加重が掛かると壊れてしまうこと。

確かに階段などの段差では不利ですが、メリットとデメリットのバランスがバックパックと反対になっているところが評価できるのではないでしょうか。



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キャリーバッグを実際に旅行に使った印象

長年バックパック派だったのが、キャリーバッグを使い始めて驚いたのは荷物のパッキングと移動が楽なことでした。

必要なときに荷物を出し入れするのも、キャリーバッグを倒してガバッと開けてしまえば荷物が全て確認できるのも、引いて歩くときに重いものが割れ物の上に来ないように注意して入れるだけで良いのも便利で感心しました。

舗装路の移動もゴロゴロッと引いて歩けば、暑い東南アジアでも汗にまみれることも無く歩けます。

バックパックを背負った旅を続けていた名残で、今でもエレベーターが無いような宿に泊まることが多いので階段には泣かされますが、セキュリティーも怪しい安宿での貴重品管理もキャリーバッグに放り込んで鍵を掛ければ即席のセキュリティボックスのような物なので安心できます。

もっと早くキャリーバッグに転向すればよかったとも思うのですが、これからはキャリーバッグを引きながら旅行するようになりそうです。

バックパックを背負った旅行も悪くは無いですが、これから旅行に出かける方には断然キャリーバッグがおすすめです。

機内持ち込み可能なキャリーバッグの大きさは?

LCCが一般的な旅行の移動手段としてすっかり定着した感があります。

LCCの特徴として、「持込制限内の荷物に関しては無料だが預け荷物は有料」というシステムがあり、この預け荷物の料金が意外と高額で結果的には一般キャリアと変わらない金額になることも多いようで、これではLCCを利用する意味が無くなってしまいますね。

ここでは機内持ち込みについてふれてみたいと思います。

LCCの場合「幅36cm、高さ56cm、奥行23cm」で7~10Kgまでの重さの荷物ならば無料で機内に持ち込めます。

大きさはほぼ共通しているのですが、重さについては若干のバラツキがありますのでキャリア決定の前に確認が必要ですね。

一般キャリアの場合は基本的にはポケットや持ち手の部分を含め「幅40cm、高さ55cm、奥行25cm、3辺の和が115cm」(100席未満の小型機の場合は幅35cm、高さ45cm、奥行20cm、3辺の和が100cm)以内で10Kgまでの重さなら機内に持ち込むことが出来ます。

こちらも航空会社や使用機材により変動することがありますので確認が必要ですが、超過した場合は20kg程度までなら預け荷物で無料で運べます。

キャリーバッグを使用する旅行には、LCCよりも一般キャリアの方が利便性が高いといえるでしょう。

キャリーバッグはレンタルできる?

キャリーバッグを購入しても、次の予定も無く保管場所に困ると考える方も多いのではないでしょうか?

キャリーバッグのデメリットで紹介した「旅行後の使用しない場合の保管場所にスペースを取られること」を解決するのがレンタルサービスの利用です。

最近は携帯電話やWIFIルーター同様にキャリーバッグのレンタルサービスを行っている業者が増えています。

希望のサイズをネット予約するだけで、簡単にレンタルできます。

料金は機内持ち込みサイズが2日で2200円~、1日延びる毎に200~300円加算されるレンタルプランや大きなサイズで7日間で5,500円~のプラン設定があり、利用開始日の3日前にお届け、利用終了日の2日後に回収で準備と返却までの合計5日間は加算されない業者、お届け日から返却発送日までのレンタル料金が発生する業者などサービス内容は様々です。

破損紛失時の保証なども併せて上手に利用すると便利なサービスですね。

旅行に適したキャリーバッグとは?

現在キャリーバッグは多くのメーカーから発売されていて、どれが旅行に適しているのが目移りしてしまいますね。

大きさや材質、デザイン、キャスターの性能など各社が凌ぎを削るようにして様々な商品を提案しています。

好みのデザインのキャリーバッグを引いて、異国の町を歩きたいものですが重要視するべきはその機能性でしょう。

シェルの素材は様々な製品に使われ強度のあるABS樹脂製や、クラシカルな雰囲気のアルミニウム製、ハイテクを駆使したボリカーボネイド製がありますが、軽くて丈夫なことが大前提です。

空の状態での重量が重いものは、フットワークを悪くしてしまいますし、旅行中の財産を保管する物ですから、軽くても強度の無い物は見送りたいですね。

素材としてはボリカーボネイド製がおすすめです。

コストを抑えたい場合はABS樹脂製が安価ですが、重くなるのでボリカーボネイドとABS樹脂の混合素材のものがおすすめです。

移動時にキャリーバッグを支えるキャスターも重要です。

車輪が大きいほうが段差などに引っかかることなくスムーズに動け、2輪タイプと4輪タイプでは4輪タイプがおすすめですしシングルホイールよりもダブルホイールがおすすめです。

軽くて丈夫でしっかりしたキャスターが採用されたものを選んでください。

ハンドルの高さも自分の体型に合ったものが、使い易いです。

レンタルサービスを利用して、使用感を試してから購入するのも良いでしょう。

まとめ

海外旅行にキャリーバッグを利用する利便性を紹介してきましたが、自由な海外旅行を楽しむ為には荷物を少なめに持つことが絶対条件です。

バックパックを背負うスタイルから、キャリーバッグを引くスタイルに転向した今でも必要以上の荷物は絶対に持たないように心掛けています。

キャリーバッグに目一杯荷物を詰め込んで出発するのでは無く、半分程度の荷物で出発すると良いのではないでしょうか。

帰りにはお土産と思い出で、キャリーバッグがパンパンになることでしょうから。







キャリーバッグ