スーツケースはどうやって保管する?注目したい4つのポイント

スーツケース

スーツケースは、旅行や仕事などで重宝される便利なアイテムですが、使わないときは、保管のことで困ってしまうこともあります。

保管しているうちに劣化させてしまったり、無駄にスペースを圧迫したりすることは避けたいと思いつつも、どうすればよいのかわからず、戸惑ってしまうのです。

ここでは、スーツケースをうまく保管するためのポイントを紹介していきましょう。



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きちんと手入れをする

スーツケースを保管するときは、汚れを落としておくことを忘れないようにしましょう。

旅行にしても仕事にしても、スーツケースを使えば、汚れがついてしまうものです。

それを落とさないまま保管しておくことは、劣化を早める原因になってしまいます。

汚れたところからカビが発生したりすると、たとえお気に入りのスーツケースでも、長く使うことはできません。

それを防ぐためにも、きちんと手入れをして、きれいな状態で保管するようにしましょう。

洗剤をつけて拭く

スーツケースの汚れを落とすのであれば、中性洗剤を入れた水にタオルなどを浸し、固く絞ってから拭くというのが基本です。

ただの水拭きだと落ちない汚れもあったりしますが、洗剤を使って丁寧に拭けば、大抵は取り除くことができます。

これは、どんなスーツケースにも共通する方法です。

スーツケースには、ソフトとハードの2種類がありますが、どちらも基本は洗剤で拭くことになります。

ただし、濡れタオルで拭くときは、あまりゴシゴシと擦らないでください。

力を入れて擦ったりすると、汚れだけでなく、撥水加工などもすべて削り落とすことになってしまうのです。

いくらきれいにしても、必要なものまで取り除いてしまったのでは、長持ちさせることはできません。

スーツケースを拭くなら、あくまでも優しく擦るようにしてください。

キャスターも忘れずに

保管の前にスーツケースの手入れをするなら、キャスターも忘れないようにしましょう。

糸くずやガムなどが挟まっていると、次に使うとき困ってしまいます。

出したときにすぐ使えるように、そうした邪魔なものはすべて取り除き、濡れタオルなどで汚れも拭き取っておくようにしましょう。

また、きちんと乾燥させることも大切です。

雨などで濡れたまま放置していると、錆びてしまう可能性があるのです。

しっかりと水分を拭き取り、乾かしてから保管するようにしてください。



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保管場所に注意

スーツケースの手入れを行ったあとは、保管する場所をよく考えて決めるようにしましょう。

手入れがきちんとできていても、いざ保管するときに場所が悪かったりすると、劣化を抑えられないことがあります。

そこで注意しておきたいのが、保管する場所の湿気です。

湿気が多くジメジメした場所は、カビが繁殖するにはもってこいの環境になります。

そのため、湿気の多い場所に長く保管していると、次に出したときにはカビが生えていることも多いのです。

汚れや水分を取り除いていれば、そうした失敗はある程度防ぐことができますが、わざわざリスクの高い場所を選ぶべきではありません。

劣化させないために手入れをしたのなら、保管場所も適切な場所にしておきましょう。

それなら、確実にデメリットをつぶすことができます。

風通しのよい場所

スーツケースを保管するために最も向いているのは、風通しがよく乾燥した場所になります。

密閉された場所だと、どうしても通気性が悪くなってしまうため、湿気が蓄積されやすいのです。

スーツケースを片づけるときは、ぴっちりと閉め切るような場所を選んでしまうこともありますが、なるべく余計なダメージを与えないためには、空気の動きがある場所にしておきましょう。

きれいな状態にして、保管場所の通気性のよさもしっかり確保しておけば、カビが生えるようなことはありません。

さらに完璧を目指すのであれば、乾燥材を入れておく方法もおすすめです。

直射日光を避ける

スーツケースを劣化させずに保管するためには、その場所の通気性だけでなく、日光の当たり具合もチェックしておくべきです。

どんなに通気性がよくても、直射日光が当たるようなら、保管場所としては相応しくありません。

スーツケースの樹脂は紫外線に弱いため、あまり長く強い日光を当てていると、どんどん寿命が縮まってしまうのです。

そのため、なるべく日陰になる場所を選ぶようにしてください。

風通しのよい日陰であれば、スーツケースの劣化を早めてしまう心配はありません。

どうしても日光を避けられないようなら、カバーになるものをかけておく方法がおすすめです。

なるべく下に

スーツケースを保管するときは、低い場所を選ぶというポイントも大切です。

高い棚の上などに置いたりすると、取り出すときに大変な思いをすることがあります。

そのため、安易に高い場所を選ばないようにしましょう。

あとのことを考えて、なるべく低い場所にしておけば、安全でスムーズな取り出しができるのです。

収納サービスを使う

スーツケースの保管場所がなかなか見つからないようなときは、トランクルームを利用してみましょう。

トランクルームというのは、有料で荷物を保管することができる収納サービスのことです。

レンタル倉庫、もしくはレンタル収納スペースと呼ばれることもありますが、いずれも似たようなサービスになります。

そうしたサービスは、引っ越しなどで一時的に荷物を預けたいときに使ったりしますが、スーツケースの収納場所を確保したいときも役立ちます。

もし自宅での保管に困ってしまうようなら、ぜひ使ってみてください。

建物の中がおすすめ

トランクルームは、専用の建物の中に保管するタイプと、屋外のコンテナに保管するタイプがあります。

スーツケースを保管するのであれば、なるべく建物の方を選んでください。

コンテナの方は湿度の変化が激しいため、劣化させずに保管することを考えれば、あまり向いていません。

専用の建物の中で、湿度や温度をしっかり管理できるようなら、安心して保管しておくことができるのです。

スーツケースを預けるだけだと、「どこでもたいして変わらないだろう」などと考えてしまうこともありますが、長持ちさせたいなら、きちんと選ぶようにしましょう。

中のスペースを利用する

スーツケースを保管するときは、ただ収納するのではなく、中のスペースを利用できないか考えてみてください。

使わないときのスーツケースは、中のスペースがすっかり余ることになります。

それを放置しておくのはもったいないので、ただ収納するのではなく、中に何かを詰めておくようにしましょう。

空いたスペースを有効に活用することができれば、他のスペースに余裕ができるので、とても便利です。

例えば、季節によって使わなくなる夏服や冬服、こたつ掛けなどは、スーツケースの空きスペースを利用すると、すんなり片づけることができます。

毛布なども、圧縮して小さくすれば、かなり詰め込むことができるのです。

臭いがきついものや湿り気のあるものは避けるべきですが、そうしたデメリットがないものなら、積極的にスーツケースの中を利用してみましょう。

まとめ

スーツケースを保管するといっても、適当な場所に無造作に放り込んでおいたのでは、多くのデメリットが発生してしまいます。

汚れや湿度によってカビが生えたり、日光で樹脂が劣化したりするようでは、長く使うことはできません。

なるべく劣化を抑えて長持ちさせるためには、ここで紹介したポイントをよく考えて、適切に保管していきましょう。







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