スーツケースは幾つ持っていく?1つにまとめるか複数で持ちやすくするか

スーツケース

旅行の時の荷物は出来るだけ減らしたいのは、人情と言うものでしょう。

出来れば一つにまとめて、機内持ち込みのリュックにスーツケースだけと言うのが、理想的でもあります。

スーツケースを預ければ、リュックだけで両手が使えると言うのは、防犯面でも安心ですね。

しかしそのせいで、スーツケースが満杯になってしまった場合、重さは勿論他にもちょっと困ったことも出てくるかもしれません。



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スーツケースは一つ派?それとも

旅行の時スーツケースは一つにまとめますか、それとも幾つかに振り分けて1つの重さを軽くしますか。

これ実は、結構悩みの種になる問題です。

一つにまとめれば荷物の管理も安心ですし、手もふさがりません。

しかしその為に重量も一つにまとまってしまうので、持ち上げる必要が出た時などは、かなり辛いことになります。

また、行きはともかく帰りに気がついたら、お土産などが増えてスーツケースの蓋が閉まらない、等と言う事もあり得ます。

ではいくつかに分けるのはどうでしょう。

1つの重さについての問題は減りますが、移動の最中の面倒は増えます。

しかも、幾つもの荷物を管理する必要があるので、あまり安全でない地域へのお出かけの時などは、目を行きわたらせるのが大変なことにもなります。

一体どちらが、正解なのでしょう。



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荷物は出来るだけ少ない派

荷物は少なく、出来るだけ目を行き届かせたいと言う人は多数派だと思われます。

一人旅の場合は1つのスーツケースで

特に一人旅の場合は、自分で全部管理しなくてはなりません。

目を行き届かせるために、荷物の数は少ない方がおすすめです。

極端な話、トイレに行く時にこの荷物が結構問題になります。

日本のように、個室の外に置いておいても大丈夫と言う国は、早々ありません。

筆者の場合、根性で個室に持ち込んでと言う事を結構やりました。

まあアメリカなどのトイレの個室はかなり広さがあるので可能でしたが、それも出来ない国もあります。

少ない荷物ならまだ何とか、自分と一緒に個室に入れられるでしょうが、数個の荷物だとそれも出来ません。

防犯面からも、一人旅にはスーツケースの数を1つにするのがおすすめです。

重さはあまり問題無い人の場合

荷物を一つにまとめてしまうと、当然ですが重くなります。

10キロの荷物を持つのと、5キロずつに分けるのでは格段に楽さは変わってしまいます。

なので、重さはあまり気にしないと言う力持ちさんには、一つのスーツケースで充分でしょう。

先に書きました防犯面の問題もありますので、少ない荷物は特に海外旅行では推奨されます。

ある程度の力があって、中身を詰めても充分に持ち上げられると言う保証があれば、1つのスーツケースでのお出かけがおすすめですね。

キャリーバッグを使用する場合

持ち手のついた普通のスーツケースを使用する場合、移動は手で持ってもしくはキャリアーな使用してのことになります。

組み立て型キャリアーがあれば、それを使用すれば重さの問題は解消されます。

しかし基本的に手で持ち上げて使用前提のスーツケースの場合、やはり移動に問題が出てくるのは明らかです。

キャリーバッグならその問題は免れますので、持ち上げることも殆ど無く移動が可能です。

あまり力に自信がなく、でも荷物は1つにまとめたいと言う方は、キャリーバッグ型スーツケースの使用がよろしいでしょう。

荷物は複数で1つずつを軽く身軽に動きたい派

1個のスーツケースを重くして、必死に持ち上げるのは嫌だと言う人の場合は、2個くらいに増やすのがおすすめです。

満杯のスーツケースは税関で問題になる?

筆者が最初の海外旅行をした時に、知人から海外旅行で気を付けた方がいい事を書いた本を、いただきました。

その中で未だに記憶に残っているのが、その著者の税関での出来事です。

それによりますと、税関での申告の時に、パンパンに膨らんだスーツケースの方が中身をきっちり調べられることが多い、と言うものでした。

実際その著者は、1個にまとめてギュウギュウに詰まったスーツケースでの税関の申告と、複数個に分けて1つのスーツケースにはあまり量を入れない場合と、検証したと言うのです。

結果、これは個人差もあるでしょうし、税関の係官の見方もあるでしょうが、その著者の場合は確かにギュウギュウに詰めたスーツケースの方が、厳しく荷物を調べられたそうです。

ちょっと面白いなと思ったので、実は筆者も試したことがあります。

結果、同じようなことになりました。

税関でバタバタしたくない場合は、荷物は余裕を持って詰めた複数個の方が、おすすめかもしれません。

力に自信がない人の場合

1個のスーツケースにまとめて見たら、どうやっても持ち上げるのだけが限界、と言う方もいるでしょう。

中身を減らすのも、これ以上は無理と思ったら、これはあきらめてスーツケースの他に荷物を増やす方が、疲れも少なくて済みます。

この時さすがに、スーツケース2個と言うのは移動に問題が出てくるかもしれません。

ナイロンバッグなどで機内持ち込みの出来るサイズの物を利用して、1つの重量を軽減して上げてください。

もし機内持ち込みが不可能なら、盗難があってもあまり気にならない物だけを入れて、預けてしまいましょう。

防犯面ではちょっと心配かもしれませんが、荷物の移動を優先するとこの手が有効だと言えます。

スーツケースによっても得意分野が

スーツケースと言われる物でも、引き手のついたキャリーバッグタイプの物や、引き手は付いていないけれどキャスターは付いているタイプの物、本当に持ち手だけで運ぶタイプの物など、形態は様々です。

キャリーバッグは複数個持ちには向かない

キャリーバッグは基本、持ち手を使ってキャスターで転がして移動させるタイプのスーツケースです。

これを例えば2つ一人で使った場合、移動の荷物コントロールだけでかなり難しいことになります。

なまじ車が付いている分、運び手には自由が利かなくなってしまうのです。

しかも周囲に人への影響も大きいキャリーバッグです。

一人で複数の使用は、止めておいた方が無難でしょう。

キャスターのついていないスーツケースなら

所謂普通のスーツケースの場合、複数個でも何とか管理が出来ます。

キャリアーを使用して、2個同時に運ぶことも可能です。

場合によっては、荷物ベルトなどで一緒にくくってしまうことも出来ます。

幸い、キャスターと引き手の無い分自重は軽いので、その分少しは持っても楽だと言う事になります。

まあ正直この場合は、スーツケースとトートバッグやナイロンバッグでファスナー付きの物との併用が、無難ではあります。

旅行の期間や用途によって

長期の旅行はどうしても、荷物は多くなるものです。

その際でも、一つの地域で決まったホテルでの観光旅行と、複数の国の移動がある旅行の場合も、移動の関係で条件は違ってきます。

一つの場所でゆっくりと観光なら、荷物の数が多少あっても管理が難しくはありません。

しかし複数の国を移動もしくは、同じ国の中でも年の移動が多い旅行の場合は、スーツケースの数も出来るだけ減らした方が、移動に関しても防犯面でも安心です。

旅行の期間や目的で、またご自分の体力も合わせてスーツケースを1つにまとめるか、複数に振り分けるか決めては如何でしょうか。

まとめ

旅行中のスーツケースの管理と言うのは、実際に経験してみると結構面倒なものです。

出来るだけスーツケースなどの、中身の詰まった荷物は減らしたくなるのは当たり前です。

とは言え、事情によっては複数個に振り分けざるを得ない場合もあると言う事で、その辺りも検討しつつ荷物の用意をなさって下さい。

正直おすすめとしては、出かける時には1つのスーツケースで、荷物が増えた時の予備として折り畳みのナイロンバッグを用意しておく、と言ったところですね。







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