スーツケースは機内持ち込み用が旅行にはおすすめ? そのメリットやデメリットは?

スーツケース

海外旅行の時に結構気になるのが荷物です。

旅行先で身軽に動くためにも、出来るだけ荷物は少なくコンパクトにしたいものですね。

また出来れば、飛行機での荷物紛失のトラブルや、破損の問題を避けるためにも、機内持ち込み出来るサイズのスーツケースなら便利、と考えるのは当たり前です。

でも機内持ち込みできるスーツケース、勿論デメリットも無いではありませんね。



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海外の空港のスタッフの荷物の取扱は凄いものがある

これほど海外旅行が広まる前は、それほど問題にもならなかった、もしくは取り上げられなかった荷物の取り扱いです。

勿論昔でも、海外旅行に行った時に持っていったスーツケースが、帰国した時には汚れているし傷がついている、と悲しんだ人も多いはずです。

そして現在では、結構海外の空港での預け荷物の取り扱いの酷さが、あれこれ取り沙汰されるようになりました。

特に欧米だと、これ凄いです。

かなり重い荷物でも、ポンポン放りますね。

どれだけ力持ちなんだと、思わずツッコミを入れたのは筆者だけではないと、信じています。

筆者のスーツケースも、あっという間に貫禄が出てしまいました。

まああまり新品に見えるより、旅行慣れしている風でいいかも、とか思った筆者です。

でも大体の人の場合、特にお気に入りのスーツケースに傷がつくというのは、あまり気持ちのいいものではありませんね。



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預け荷物は紛失するし盗難も

預け荷物の紛失もまた、問題です。

単に紛失、他の飛行機に乗っていってしまった、空港に置き去りにされた、などもあります。

他の人が間違って持っていってしまった、などということも無いではありません。

これ筆者、経験しました。

少なくとも空港スタッフの説明では、荷物は到着していたけど他の人が間違って持っていってしまった、とのことでした。

それではあのバゲージクレームは何のために付けてあったんだ、とツッコミを入れたくなりましたね。

数日後に届いたのは、幸いでした。

滞在中に見つからなかったら、別送品の申告とかもしなくてはならなかったので、実際早く見つかってラッキーでした。

他にも、盗難も勿論あります。

スーツケースごと持っていかれることもありますし、中身を抜き取られることもあります。

こんな事を考えていると、預け荷物は作りたくないなと思ってしまうのは、当然ですね。

ではいっそ機内持ち込み荷物だけにして

預け荷物が心配なら、機内持ち込みサイズのスーツケースで、機内に持ち込んでしまえば問題はないはずです。

昔も、手持ちの小さめのスーツケースは持ち込めました。

今ではキャリーバッグでも、機内持ち込みサイズのものが多く販売されています。

それだけ預け荷物に対して不信感が大きくなっている、ということですね。

ちょっと悲しい感じはしますが、自衛ということもあります。

機内持ち込みサイズのスーツケースは、旅行者の荷物を守るのには大変にお役立ちなのも事実です。

機内持ち込みサイズのスーツケースのメリットは

機内持ち込みサイズのスーツケースは、実際に大変に便利です。

何と言っても破損しにくい

預け荷物の最大の問題点、荷物の破損が防げます。

自分で持って機内に入りますので、後は自分が気をつければ問題ないということですね。

荷物の出し入れの時に傷がつくという場合もありますが、これは自分の責任ですので諦めもつきます。

盗難もまず無いと考えていい

機内持ち込みサイズとは言え、そこそこの大きさですので、やはり脚元などに置くには大きすぎます。

結果頭上の荷物入れに入れたりと、目が届かないこともありますが、少なくとも盗難の危険性は激減します。

まあ預け荷物に大切なものを入れておかなければいいのですが、スーツケース自体が大切ならやはり、機内持ち込みにしておくほうがいいですね。

荷持を預ける時間や受け取る時間の短縮

チェックインの時の荷物預けは、まあそれほど時間のかかるものではありません。

しかし到着時のターンテーブル前の待機時間は、結構長く感じるものです。

長時間のフライトの後で疲れていますし、また早くホテルとか自宅に到着して脚を伸ばしたいと思っている人には、ちょっとした拷問です。

スーツケースを機内持ち込みサイズにしておけば、この問題は解決できます。

ターンテーブルに群がっている人達を横目に、サクッと通り過ぎることが出来るのは、ちょっとした快感です。

機内持ち込みサイズのスーツケースのデメリットは

とは言え、メリットがあればデメリットも勿論あります。

荷物の容量が少ない

大体機内持ち込みのできるサイズのスーツケースだと、容量は30リットル前後です。

このサイズの場合、普通の観光旅行だと3泊くらいが限度という感じですね。

旅慣れている人や仕事での渡航の場合、もっと効率よく荷物を作れるかもしれませんが、普通の旅だと長期はちょっと難しい容量です。

国内旅行や近場の海外旅行向きのサイズ、ということになります。

荷物の中身に注意が必要

機内持ち込みの荷物には、かなり制限がかかっているのが昨今の状況です。

液体に関しても、あれこれと条件がついています。

特に女性の場合、スキンケア用品など小さな容器に詰め直ししなくては、通関の荷物チェックで引っかかってしまいます。

預け荷物ならどうということ無く詰められるものでも、機内持ち込みだと制限されることもあります。

荷物のパッキングの時に、その辺りを注意することをおすすめします。

旅行シーズンの混んでいる時には

それほど混雑した時期でなければまあいいのですが、旅行シーズンなどで混雑した時期のフライトは、席も満席で持ち込み荷物もかなりの量になってしまいます。

結果、置き場所に困ってしまうなどということにもなります。

また荷物が邪魔だと他の旅行客に睨まれることも、実際あるのです。

混雑した時期の旅行には、ちょっと注意、心遣いも必要ですね。

機内持ち込みスーツケースはどんな物を選ぶ?

機内に持ち込めるスーツケース、具体的にどんなものがおすすめでしょうか。

簡単に述べていきますね。

特に日本人の場合、盗難や破損を心配して、ハードタイプのものを選ぶ人が多いです。

しかし破損や盗難の心配の少ない、機内持ち込みサイズのスーツケースです。

ソフトタイプで、ファスナーで開け閉めできるものがおすすめです。

切り裂かれたりの心配がないので、ソフトな素材で充分ですし、ハードタイプの素材よりこちらのほうが自重も少ないのです。

というのは、自分で持ち運ぶ時間の長いこのタイプのスーツケース、自重の多少は疲れにも関係してきます。

出来るだけ軽いものがおすすめですね。

そしてこのソフトタイプの素材の場合、開け閉めはファスナーになっています。

このファスナーでの開け閉めは、開いた時も場所を取らないので、狭い部屋でも荷物の出し入れがしやすいという利点があります。

ハード素材だとフレームタイプになりますので、開けると倍の面積を必要とします。

ホテルの部屋が狭かったり、自宅でのパッキングの場所が充分に取れなかったりしても、ファスナーでの開け閉めなら充分に対応できるというわけです。

まとめ

機内持ち込み用のサイズのスーツケースの場合、セキュリティ面で大変に役立ってくれます。

盗難が心配な場合は特に、持ち込みサイズのスーツケースの使用がおすすめです。

ただどうしても預け荷物ほどの容量は期待できませんので、それなりに荷物の詰め方や量を工夫しなくてはなりません。

そこも充分に心得て購入すれば、盗難の心配も破損の心配もなく、楽しい旅が出来るのです。







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