バックパックのカビを防ぐには?手入れをするときの5つのポイント
バックパックは、登山や旅行などで重宝されている便利なアイテムですが、長く使っていくためには、しっかりと手入れをする必要があります。
汚れたまま放置していたりすると、カビが生えて使えなくなってしまうことがあるのです。
それを防ぐためには、正しい手入れの方法を知っておくようにしましょう。
では、バックパックのカビを防ぎ、長持ちさせるためのポイントを紹介します。
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汚れをチェックする
バックパックのカビを防いで長持ちさせるためには、汚れを残さず、きっちりと落としきることが大切です。
汚れが残ったまま保管しておいたりすると、カビが生えやすくなってしまいます。
その場合、次に取り出したときは、使えないような状態になっていることも多いのです。
カビが生えないように、バックパックに付着した汚れをすべて取り除くためには、まず汚れの確認をしなければなりません。
落とすべき汚れがどこあるのか、よく見て確認しておかないと、気づかずにそのまま放置してしまう可能性があります。
しかし、汚れが残っていれば、それが原因でカビを繁殖させてしまう恐れがあるので、できるだけ洗い残しは少なくしたいところです。
そのためにも、汚れているのがどの部分なのか、どこを重点的に洗えばよいのか、しっかり確認してから洗うようにしましょう、
内部を忘れずに
バックパックの汚れを確認するときは、内部をよく見ておく必要があります。
というのも、外側にある目立つ汚れはすぐにわかっても、隠れたている中の方の汚れは、見落としていることが多いからです。
しかし、カビを確実に防ぐのであれば、外側も内側も、両方の汚れを同じように確認しなければなりません。
バックパックの内側に、食べ物や飲み物の汚れが残っていた場合、そのまま保管してしまうと、中からカビが発生してしまいます。
それを避けるためにも、汚れを確認するときは、バックパックを空けて、奥の方までしっかりチェックしてください。
バックパックの全体をよく見て、できるだけ汚れを少なくすることができれば、カビの発生は抑えられます。
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目立つ汚れを最初に落とす
バックパックのカビを防ぐためには、なんといってもきれいに洗うことが大切ですが、ただやみくもに洗えばよいというものではありません。
いきなり洗ったとしても、汚れがひどいところは、なかなかきれいにならず、苦戦してしまうことがあります。
しかし、落ちにくいからといって、きちんと落としきれないまま保管してしまったのでは、カビが発生してしまいます。
そうした失敗を避けるためには、先に大きな汚れから対応すべきです。
大きくて目立つ汚れがあるときは、ただ洗っていても、完全に落としきることができず、残ってしまうことが多くなります。
そのため、本格的に洗う前に、目立つ汚れをある程度落としておくようにしましょう。
手強そうな汚れを中心に、あらかじめ予洗いしておくことで、しっかりと取り除くことができるのです。
汚れを残さず落とすことができれば、カビが発生する心配はありません。
洗剤で丁寧に
バックパックの汚れがひどい部分は、洗剤をつけたスポンジや歯ブラシなどで、優しく丁寧に擦るようにしてください。
汚れがひどいからといって、毛先の硬いブラシなどで力任せに擦ったりすると、生地を傷めてしまう可能性があります。
カビを防ぐためとはいえ、洗ったときのダメージで劣化させてしまうようなことは、避けなければなりません。
乱暴に扱ったりせず、丁寧に擦って、なるべく傷つけないように汚れを落としていきましょう。
それなら、カビを防ぐだけでなく、しっかりと長持ちさせることもできます。
押し洗いをする
汚れを落としてバックパックのカビを防ぐなら、ここが最も大切な部分になります。
しっかりと予洗いをして、目立つ汚れを取り除くことができたら、浴槽や桶などにお湯をためて、その中で本格的に洗濯をしていきましょう。
このときのポイントは、水ではなく、お湯を使うことです。
ぬるま湯に浸すことで、汚れが少し浮いてくるので、普通に洗うよりもぐっと落としやすくなります。
水でもある程度はきれいになりますが、確実にカビを防ぎたいなら、ぜひお湯を使ってみてください。
優しく洗う
バックパックの汚れを落とすときは、優しく押し洗いするのが基本になります。
このときも、予洗いのときと同じく、乱暴に扱わないように注意してください。
あくまでも優しく、丁寧に洗うことが大切です。
お湯に中性洗剤を入れて、じっくり押し洗いをしていけば、大抵の汚れは落としきることができます。
また、全体をまんべんなく洗いたいときには、手ではなく足を使う方法もおすすめです。
手で押し洗いをする場合、全体を洗うのは少し難しくなってしまいますが、足で踏んで洗えば、バックパック全体をしっかりと押すことができます。
ただし、このときも、むやみに強く踏んだりしてはいけません。
優しく踏んで、カビだけでなく、バックパックの劣化も防ぐような洗い方をしていきましょう。
つけ置き
汚れが落ちにくいときは、しばらくお湯につけておく方法がおすすめです。
2時間くらいぬるま湯につけておけば、頑固な汚れも、かなり落ちやすくなります。
そのため、汚れがひどいバックパックを洗うときは、あらかじめ時間を確保して、つけ置きができるようにしておきましょう。
乾燥させる
バックパックのカビを防ぐためには、汚れをきれいに落とすだけではなく、乾燥も重要なポイントになります。
せっかくきれいに洗っても、乾燥が不十分なまま保管してしまうと、カビの繁殖を助けることになってしまいます。
カビは、多量の湿気があるところで活発に繁殖するため、湿ったままのバックパックは、最適な環境になってしまうのです。
それを防ぐためには、なるべく風通しのよい場所を選んで、しっかりと干すようにしましょう。
ただし、天日干しはNGです。
バックパックに直射日光を当て続けると、生地がダメージを受けてしまう恐れがあります。
乾燥させるときは、風通しのよい日陰を選んで、陰干しにするのがベストです。
背面の水切り
バックパックの背面は、水が多く染み込んでしまう部分になります。
そのため、陰干しにする前に、背面の水切りをしっかりと行うようにしましょう。
たっぷり水分を含んだままだと、うまく乾燥させることができず、カビが繁殖しやすい状態になってしまいます。
背面に染み込んだ水分は、手で押してしっかりと取り除き、少しでも早く乾くようにしておきましょう。
湿気の少ない場所で保管する
バックパックのカビを防いで長持ちさせるためには、保管方法に注意することも大切です。
湿気の多い密閉された場所に置いたりすると、乾燥させた意味がなくなってしまいます。
カビの発生を防ぐなら、必ず風通しのよい場所を選んでください。
それなら、湿気の蓄積を抑えることができるので、保管している間にカビが生えるようなことはありません。
また、直射日光が当てるのもNGなので、保管場所を選ぶときは、日が当たらないこともチェックしておくようにしましょう。
型崩れを防ぐ
バックパックを長持ちさせるためには、適当に置いてしまうのではなく、しっかり吊るしておくことをおすすめします。
吊るした状態で保管しておけば、型崩れを防ぐことができるのです。
カビが生えなくても、型崩れしたのでは、長く使い続けることができなくなってしまうので、注意して保管するようにしましょう。
まとめ
バックパックのカビを防ぐのであれば、ここで紹介したポイントを押さえて、しっかりと手入れをしていきましょう。
ただし、注意点は必ず守るようにしてください。
いくら手入れをしていても、力任せにゴシゴシと擦ったり、適当に乾かしたりすると、バックパックはどんどん劣化してしまいます。
カビを防いで長く使っていくいくためには、正しい方法で手入れをすることが大切です。