ビジネスバッグを選ぶポイントは自分の普段の仕事を振り返ってみること
ビジネスバッグは、主に仕事の用途で使うものです。
そのため機能が充実したバッグが多く、どれも使い勝手が良さそうで、選択の際に迷ってしまうこともあるでしょう。
しかしビジネスパックにも選び方があります。
自分に合ったビジネスバッグを利用することで、スムーズな仕事の進行に役立ちます。
また、デザイン性の高いビジネスバッグを選べば、ビジネススタイルのファッションの一つとして自分をアピールすることもできます。
目次
ビジネスバッグの素材の特徴
ビジネスバッグの素材として使われているものは、ナイロン、合皮、本革などです。
それぞれに素材の持つ特徴があります。
ビジネスバッグを選ぶ際は、各素材の特徴をよく理解しておくことが大切です。
素材によって耐久性や使いやすさの違いがあるからです。
自分がどのようなメリットをビジネスバックに求めるかによって、素材の選び方も違います。
また、ビジネスシーンでの使用において各自で使い方の差もあるでしょう。
日常でビジネスバッグをどのように利用しているかについて考えれば、重視するポイントもそれぞれではっきりするでしょう。
ナイロン製の特徴
ナイロン製は軽量で手入れしやすいのがメリットです。
過去においては革製のものがビジネスバッグで大きな位置を占めていましたが、今や多くのビジネスバッグにナイロン製のものが使われており、種類も豊富です。
但し、ナイロン製のビジネスバッグは、柔らかい素材のため型崩れが起こりやすい面があります。
合皮製の特徴
合皮と本革はよく比較されますが、やはり特徴に違いがあります。
合皮は、ビニールに似た素材でもあるため水に強く、雨の日でも安心して使用できる素材です。
汚れにくく、手入れも簡単です。
カラーのバリエーションも多く選択の幅が広いのもいい点です。
重量も本革より軽いため、扱いやすいと言えるでしょう。
合皮は、本革よりも安い価格で手に入ることもメリットですが、耐久性は本革よりも劣ります。
本革製の特徴
本革は丈夫で耐久性に優れ、しかも高級感があります。
使えば使うほど色合いなどに味わいが出てくるのが本革の特徴で、使用する人の特徴に合わせた雰囲気が出てきます。
長年の使用でオリジナリティのあるビジネスバッグになっていくことが非常に魅力的であり、本革を好む人の大きな理由の一つです。
しかし、合皮に比べて価格的に高くなります。
また重さもあり、雨に弱い部分もあります。
ビジネスの用途に合わせて適切なバッグを選ぶ
ビジネスバッグを選ぶ場合は、外回りで使用するか、内勤で使用するかによって選択の違いも出てくるでしょう。
外回りの場合であれば、取引相手と商談の最中にバッグを横に置くこともあります。
その時に型崩れするバックであればとても使いにくくなりますし、見た目にもあまりいい感じには映らなくなります。
バック自体がしっかりと自立するものであれば、使い勝手がよく、見た目にも気持ちのいいものになるでしょう。
内勤の場合は、あくまで社内での使用になるため、外回りに比べてバックの中身を出し入れする頻度も少ないでしょう。
したがって、外回りほど使いやすさにこだわる必要はなくなります。
もちろん仕事の状況によって内勤の人でもビジネスバッグを頻繁に利用する人もいますから、それぞれの状況に応じた選択が必要なのは当然です。
また、外回りの営業マンになれば、デザイン的な部分でもビジネスバッグに求める要素が大きくなることもあります。
デザイン性が高くしっかりしたビジネスバッグを持っていれば、それだけで見栄えがよくなり、商談相手の高評価につながる期待も持てます。
それぞれの使用目的に応じて考えれば、ビジネスバッグも選びやすくなります。
ビジネスバッグの重さも重要
バッグの重さについても意識する必要があります。
これも外回りと内勤では違いが出てくる場合もあるでしょう。
外回りで持ち歩くことが多い場合は、軽量のビジネスバッグの方が運びやすくておすすめです。
もちろん車で移動する場合などは、バックを車の中に置いておく時間が長いため、そこまで重さにこだわる必要はないかもしれません。
しかし、徒歩で移動するようなシーンが多い場合は、軽量化は大切なポイントです。
機能的でしっかりしたバッグという点と、軽さという点のバランスを考えて選択するといいでしょう。
内勤の場合は、基本的に持ち歩くのは出勤時と帰宅時だけの場合が多いため、さほど重さにこだわる必要はないかもしれません。
しかし、出勤時でも電車内で座れずにずっとバックを持っていることが多い場合は、軽い方が便利です。
自宅から駅、駅から会社と歩く距離が結構ある場合は、やはり軽さという点を意識した選び方も重要です。
中に入れるものに応じて適切なビジネスバッグを選ぶ
ビジネスバッグの中に何を入れるかによっても、選択するバックは違ってきます。
中に入れるものが多ければ多いほど、中身が多く入るバックが適切なのは当然です。
ノートパソコンを入れる場合は、それに対応したバックが必要です。
書類とは違って、ノートパソコンは精密機械であり、衝撃を受けて故障する可能性もあります。
そうならないために、衝撃に対して強いバックが望まれます。
書類やクリアファイルであれば、衝撃を気にする必要はあまりなく、薄型のものでも十分に対応ができるでしょう。
もちろん書類の量にもよるため、その中でも量に合わせたバッグのサイズ選択は必要です。
ブリーフケースの特徴について
代表的なビジネスバックとしては、ブリーフケースが挙げられます。
ブリーフケースは書類用のカバンであり、薄い箱型の形状をしています。
多くの種類のデザインやカラーがあり、多様なビジネスシーンで用いられるものです。
A4サイズ、A5サイズ、A3サイズなど書類の大きさによってサイズにも様々なタイプがあります。
バックの厚さに関しても、多様なものが存在します。
バッグの底には底鋲が付いて、床に置いた時も汚れにくくなっているものもあれば、マチ幅が変えられるタイプのものもあります。
バックの中は書類を分けて入れることができるようにルーム分けされている種類もあり、また各種の多様なポケットが付いているものもあります。
多くのポケットが付いているブリーフケースは、スマホやペットボトルなどを入れておくことができるなど、機能性がさらに充実しています。
持ち方を変えられるのも特徴
ブリーフケースはハンドルのついた手提げタイプが一般的ですが、2WAYタイプや3WAYタイプのように肩掛けやリュックのような持ち方をすることができるものもあります。
持ち方を変えることが可能であれば、日常で持ち歩く際に非常に便利な使い方ができます。
また、ノートパソコンやタブレット端末を入れても大丈夫な衝撃対応性に優れたブリーフケースもあります。
その他色々な小物を入れることも可能なため、非常に機能的で広い対応力を持ったビジネスバッグと言えるでしょう。
ビジネスに使用できるトートバッグ
従来は個人的な使用として用いられることが多かったトートバッグが、ビジネスバッグとして利用されるようになってきています。
トートバッグはとても使いやすいバックです。
その特性を活かしてビジネス用にも便利に使えることから、用いられることが多くなりました。
カジュアルなトートバッグを使用すれば、従来の仕事上のイメージとはまた違った自分を演出することも可能です。
トートバッグは種類や色合いが豊富なため、職場の状況に合わせて落ち着いたものにすることも可能です。
多少の冒険が許される職場であれば、少し派手目のトートバッグを利用するのも面白いでしょう。
ビジネス用に開発されたトートバッグも登場し、より仕事に使いやすいバックになっています。
まとめ
ビジネスバッグは仕事に利用するため、機能性が高いものを求めるのは当然です。
しかし機能性にも様々な要素があり、自分が求める機能が満たされたビジネスバッグを利用することが大切です。
機能性はもちろんのことですが、デザイン性などその他の要素も取り入れてみることで違った楽しみ方もできます。
お気に入りのビジネスバッグを使っての毎日は、さらに仕事に対する意欲を高めていってくれるでしょう。