リュックタイプのビジネスバッグはどう選ぶ?4つのポイント
ビジネスバッグには、さまざまなタイプがあり、中にはリュックタイプの商品もあります。
リュックタイプは、仕事中の服装がカジュアルなものだった場合、ぴったりなビジネスバッグになります。
ただし、リュックタイプのビジネスバッグといっても、その中でさらに種類が分かれるので、選び方には注意しなければなりません。
ここでは、選ぶときの4つのポイントについて、詳しく説明していきます。
容量がどれくらいあるか
リュックタイプのビジネスバッグを選ぶときは、その商品の容量を確認するようにしてください。
荷物がどれくらい入るかチェックしておかないと、購入したあとで後悔することがあります。
例えば、ノートパソコンを入れて持ち歩きたいのなら、それが入るくらいの容量がなければ、便利に使うことはできません。
確認を怠り、見た目や値段などを優先して購入すると、いざ荷物を詰めるときに、なかなか入れることができず、バッグと格闘することになります。
その結果、どうしても入れることができなかったとしたら、時間と労力、そしてお金を無駄にしたことになってしまうのです。
このような失敗を回避するためには、必ず容量を確認して、自分の目的に合った商品を見極めてください。
仕事では、ノートパソコンだけでなく、A4のクリアファイルや弁当箱など、大きめのものが必要になることも多いので、それらがきちんと入る商品を見つけるようにしましょう。
大きすぎてもよくない
容量が足りないと使えないとはいえ、むやみに大きいものを選ぶのは、あまりおすすめできません。
確かに、大きい商品を購入しておけば、大抵のものは入れることができるため、「とにかく大きければいい」と考えてしまうこともありますが、大きすぎるとデメリットも出てきます。
大きいということは、それだけ重量もあるということなので、背負って移動するときに、必要以上の労力を使うことになってしまうのです。
この重さは、商品自体の重さもありますが、荷物をたくさん詰め込んだ場合、その重量もずっしりと肩にのしかかってきます。
そんなことになれば、単に疲れるというだけでなく、肩が痛くなってくる可能性も高いのです。
また、重すぎるものは、何かと扱いづらくなるため、便利に使うどころか、邪魔に感じてしまうこともあります。
そのため、ただ大きいものを選ぶのではなく、自分の使い方に合ったものを探すようにしてください。
無駄の少ない商品を見つけることができれば、不便に感じることはありません。
きれいに収納することができるか
リュックタイプのビジネスバッグを購入するときは、容量だけでなく、「どのように収納できるか」という点も重要なポイントになります。
必要な荷物をすべて詰め込むことができる商品だったとしても、入れたものがゴチャゴチャになってしまうようでは、便利に使うことができません。
例えば、必要なものをひとつだけ取り出したいときでも、リュックの中が整理されていなければ、すぐに見つけることができません。
そうなると、仕事がスムーズに進まなくなったり、相手を待たせることになったり、さまざまなデメリットが発生してしまいます。
どうせ入れるのなら、何がどこにあるかすぐに判別でき、素早く取り出せるようにしておきたいものです。
そのためには、内部のポケットの数や、仕切りに注目して選んでみましょう。
荷物をきちんと整理できる商品なら、取り出すときに手間取るようなことはなくなります。
電子機器専用のスペース
ビジネスバッグにノートパソコンやタブレットなどを入れるときは、他のものと重ねたり、圧迫したりするような入れ方をするのは避けるべきです。
電子機器は繊細なので、余計なダメージが加われば、何が起こるかわかりません。
硬いものと密着していれば、誤ってぶつけた拍子に割れてしまう恐れがあります。
また、他の荷物と擦れることで、細かい傷がたくさんついてしまうこともあるのです。
そうならないためには、電子機器を別にして収納できるスペースが役立ちます。
内部に仕切りがあり、ノートパソコンやタブレットをすっぽりと入れることができる商品を探しましょう。
外側もチェック
リュックタイプのビジネスバッグを便利に使うためには、内部だけでなく、外側のポケットにも注目して選びましょう。
外側にも荷物を入れるところがあれば、歩きながら何かを取り出したいときは便利です。
すべてが中に詰まっていると、開けて覗き込むことになるため、急いでいるときでも、いったん立ち止まらなければならない場合があります。
しかし、外側のポケットに入っているものなら、手が届けば問題ないので、歩きながらでもしっかり目当てのものを取り出すことができるのです。
どんな素材になっているか
リュックタイプのビジネスバッグ選びでは、素材をよく見て選ぶことも、失敗しないためのポイントになります。
素材によって異なる特徴があるため、使いやすいものを選ぶことが大切なのです。
例えば、移動手段が徒歩や自転車だった場合、外にいる時間が多くなりますが、そのときは天気に注意しなければなりません。
突然雨が降ったりすると、ビジネスバッグが濡れてしまいます。
そんなとき、水に弱い素材を使っていると、中の荷物まで濡れてしまい、大変な被害になる可能性もあるのです。
しかし、しっかりと防水加工してある商品なら、水を弾いてくれるため、中まで浸透する心配はありません。
そのため、外を移動することが多い人は、「濡れてもよい素材を使っているか」という点に注目して選ぶのがおすすめです。
背中の蒸れを防ぐ素材
リュックタイプのビジネスバッグは、他のタイプと違い、背中の蒸れが気になってしまうものです。
背負うことになるので、気温が高い日などは、とうしても熱がこもりやすくなります。
その不快感を軽減するためには、やはり素材選びが重要です。
なるべく蒸れないことを優先するのであれば、メッシュ素材の商品を探すようにしましょう。
メッシュは通気性がよいので、背中に熱がこもりすぎることはありません。
あまり蒸れるようだと、夏場は使うのが辛くなってくるので、少しでも快適に使うためには、ぜひ素材もチェックしてみてください。
持ち方を変更できるか
仕事で使うビジネスバッグは、常に同じ持ち方ではなく、そのときの状況によって使い分けたくなることもあります。
例えば、移動中はリュックとして背負っていても、目的地についたら手に持つという具合に、その場に相応しい使い方が求められる場合もあるのです。
そんなときは、2WAYの商品に注目してみましょう。
2WAYのビジネスバッグは、二通りの使い方ができる優れた商品です。
普段はリュックでも、必要なときは通常のカバンとして持つことができるため、使い分けを重視するなら最適な商品になります。
3WAYは肩掛けも
2WAYは二通りの使い方ができますが、3WAYの商品は、三通りの使い分けが可能です。
リュックとして背負う方法と、普通の手提げカバンとして持つ方法、そして、ショルダーバッグとして肩に掛ける方法の三通りになります。
2WAYで不安を感じる人でも、3WAYを選んでおけば、ほとんど困ることはありません。
細かい使い分けが予想される場合には、ぜひ使ってみてください。
まとめ
リュックタイプのビジネスバッグは、両手が自由な状態で移動できる、とても便利な商品です。
ただし、商品の特徴をよく見て選ばないと、「意外に不便だな」と感じてしまうこともあります。
本当に便利に使うためには、自分に合った商品を選ぶことが大切なのです。
ここで紹介したポイントを参考にして、自分にとってベストなビジネスバッグを見つけてください。